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今経済学の勉強でサプライチェーンマネジメントとは?というのをやっているのですが意味がわからないので教えてください。お願いします。

A 回答 (7件)

「ビジネスプロセスの全体最適をめざす戦略的な経営管理手法」



だそうです。

この手の用語は、大体、米国のコンサルタントから輸入されて、国内の経済学者さんが取り上げるんですが、「じゃあ、それはいったい[何]なのか」という突き詰めた問いには、明解な答えが返ってこないモンなんです。

上手くいった例しか出てこないことや、疑いながらやると失敗するとか脅されたりしますし・・・
もし試験に出たら、ためしに「新興宗教の一派」と回答してみて欲しいくらいです。

ぜひとも正しいものを見抜く力をつけるよう勉学に励んでいただきたいと思います。
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取引先を含めて受発注・資材/在庫管理・製品配送までを


一括して管理する事で,無駄な在庫等のコストを削減する
仕組みです。

目新しいのは「取引先も含めて」という部分で,ここは
仕入れ先なんかも含まれます。

これだけじゃ分からないと思うので具体例を挙げます。

コンピュータメーカでDELLがありますが,ここは複数ある
パーツの仕入れ先と共通のシステムを使い,オーダー毎に
最も安いあるいは納期が早いところに発注します。
そして発注された様々なパーツが最終的にDELLの組立工場
に配送され,そこで組まれたPCはまた提携している配送
業者へ配送先の情報と共に渡されます。

この仕組みにより,両社は余分な在庫を持たず,ユーザの
要望に応える事ができるというメリットが出て,結果
企業としての競争力が強化できる訳です。

国内でもNEC等でも実現しており,明確な形を持ったもので
新興宗教なんかじゃありません。:-P

デメリットというか構築の障害となるのは,システム即ち
業務の仕組み自体を異なる企業間で共有しなければならない為,
余程のコストメリット等のアピールポイントがないと
実現できないという所でしょうか。
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チェ-ン内のト-タルの


(1)在庫量を極小化するため、または
(2)リ―ドタイムを極小化
するために行う提携
をサプライチェ-ンといいます。
いろいろな人がいろいろなことをいっていますが、私は上の言葉に尽きると思います。
 たとえば顧客満足だとか、コスト最小とかをいいますが、それは(1)または(2)を達成することによる2次、3次効果です。
 なお、提携による業務の仕方としては、情報開示が基本。それを発展させると、共同業務などが出てきます。
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サプライチェーンマネジメントというのは、読んで字のごとくサプライチェーンをマネジメントすること、です。



1.サプライチェーンとは?
例えば、モノを作ってお客さんに届けるまでの流れを、例えば

部品を作る
部品を工場に運ぶ
部品を工場で組み立てて製品にする
製品をお客に運ぶ

という4つのプロセスに分解します。これをサプライ(供給)チェーン(連鎖)と呼びます。この4つは、同一企業内の組織であるケースもあれば、違う会社間の流れでもあります。デルなど、自社で工場を持っていない場合が後者の例です。

2.サプライチェーンの問題
このような、製品の組み立てから供給までの流れですが、いろいろな問題があります。例えば、消費者は、製品を3個欲しいとします。しかし、その3個の製品を作るためには、12個の部品が必要だとしますが、部品の供給業者は15個単位で販売します。その場合、3個の製品を作るためには、常に3個の部品が残ってしまうことになります。

さらに、顧客は3個の製品を3日後に欲しいとします。しかし、組み立てに2日、配送に2日、かかるとすると、サプライチェーンは客が欲しいという1日前に製品を組み立てなければなりません。当然、顧客からの正式発注前の生産になりますから、ある程度の山勘で製品を作らねばなりません。

このように、部品の生産時間、物流の供給時間などと、顧客の要求時間の差、製品を作る部品のロットの差など、さまざまな予測やブレが発生し、これが、自動車やパソコンのように一台作るのに数千個の部品を管理しなければならなくなると、膨大な管理が必要になってきます。

3.TOC(制約理論)
制約理論というのは、このような複雑な製品供給の管理(マネジメント)の考え方で、詳しくは小説「ザゴール」を読んでいただきたいのですが、一言で言えば、製品の供給時間は、サプライチェーンの中の「最も遅いもの」に制約を受けるという考え方です。一見難しいですが高速道路の渋滞を考えてみればよくわかります。100台の車が時速100キロで走っていても、真ん中に時速10キロで走っている車一台があれば、その後ろの車はすべて、時速10キロ以下になってしまうというのと同じです。

4.バッファー
このように、全体のスピードに影響を与えるものを「ボトルネック」とよび、サプライチェーンマネジメントというのは、この「ボトルネック」を管理する(具体的には、そのボトルネックの前に余裕を持たせる)ことを言います。例えば、部品組み立ての例で言えば、在庫を持ったり、ボトルネック分だけ早めに供給したりするという手法です。

5.サプライチェーンマネジメント
実は、このような考え方は製造業で生産工程管理をやっている人であれば日常やっているのですが、サプライチェーンマネジメントというのは、このような複雑な計算を理論化して、ITに制御させながら全体を管理することを言います(これを全体最適といいます)

サプライチェーンマネジメントといえば、システムのモジュール(ソフトウエア)の商品名だと思っている人が多く、コンサルタントと肩書きがついている人でも、そのような誤解をしています。サプライチェーンマネジメントは、供給の流れを最適に管理する考え方で、ITは単なるツールに過ぎません。ここは、とても大事なところですので、ぜひ「本質」を学んでもらいたいと思います。
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トヨタの「看板方式」が神髄だと思いますよ。



欲しいものを、欲しい時に、欲しいだけ、用意したい!それを実現するための仕組み、ルール、決まり、です。

IT、ITといいますが、かつてはノートや帳簿で管理していたことを、コンピューターに取って代えるだけのことで、記録している中味の大勢はかわりません。

ただ、統一のデータベース、インターフェイスで管理できることはたしかに便利です。グリッドコンピューティングを応用すれば、基本的には(概念的には)既存ハードウェアを活用できるので、導入コストも思いのほか膨大ではない、とされてますね。ほんとかどうかは、わかりません。

ただし、これはどちらかというと、大手だとか最終製品に近い立場の発想であり、中小企業がかならずしも同じ環境にあるとは考えられません。

また、サプライサイドとは逆に、CRM-カスタマーリレーションマネジメント なんて大層な概念があります。これも当たり前のことを、仰々しくいってるだけです。

なんか経済と言うより、経営学的な課題ですね。おもしろい。もう古いと思ったけど、おもしろかったので、ちょと投稿。
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第一線ではB2B eCommerce, eプロキュアメント、eマーケットプレースなどと境界線が消失しつつあります。

以前働いていた会社ですが、こんなこともやっています。http://japan.agile.com/industry/asc.asp

参考URL:http://japan.agile.com/industry/asc.asp
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サプライチェーンマネジメント(SCM)とは


サプライ:供給
チェーン:鎖→連鎖(一連の)
マネジメント:管理
直訳すると『供給までの連鎖された活動の管理』です。
メーカーが製品の製造から供給までを管理する概念です。
通常はこの流れをシステムで管理している為、SCMはそのシステム自体を示す場合もあります。

以前の大手メーカーは部品の製造、部品の輸入、組立作業、製品の輸送と一連の流れを、自社もしくはグループ子会社で行ってました。
しかしこのSCMという概念をベースに現在はその役割を外部に委託することで、『生産コストの削減』、『製造のスピード化』、を実現でき、結果『在庫の極小化』を図ることで、経営を安定させるとことを目標としています。

しかしこのように書くと、SCMは企業にとっていいことばかりのように思われますが、一番の問題は先に挙げたグループ子会社の扱いです。
今までは、親会社の下で、パーツを提供するだけで、その子会社は成り立っていたのですが、グループ外の企業がコンペになることで、今までのぬるま湯状況ではいれなくなってきています。
またよくあるのが、その子会社が連結決算対象だったりすると、親会社も優先して子会社に仕事を流しSCMの概念に矛盾が起き、うまくいかないということがおきます。

現在ではその矛盾への回避のため、
(1)子会社のEMSへの売却
(2)縮小し外注管理会社への転換
(3)子会社が親会社以外への外販活動
等で対応を行っているようです。
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