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PDCAサイクルの実際にあった例を探しています。
よくある教科書的なPDCAサイクルの説明では「たとえば、あなたがダイエットをする場合・・・」、「もし野球監督になったときにチームを強化するとして・・・」、「(架空の)商品Aの売上UP」、「サービスXの改善」、「プロジェクトZのマネジメント」等、架空の例ばかりで、いまいち説得力がありません。
実際に、PDCAでダイエットに成功した人物、PDCAで優勝した野球監督、PDCAで売上UPした商品、PDCAで良くなったサービス、PDCAで成功したプロジェクトなど、何かご存知でしたら教えて下さい。
ジャンルは、技術、医療、科学、政治・経済、文学・歴史、宗教、哲学、何でも構いません。

また、「実際にPDCAサイクルでうまくなったことなどなくて、理論的なもの、机上の空論のひとつだよ。」ということであれば、そのような回答も受け付けたいと思います。

A 回答 (2件)

とある電気部品の製造工程での継続的生産パラメーターの改善です。


制約事項:製品はみな同じ工程を通りますが、一品一様で個別に生産パラメーターの調整が必要です。

P:シミュレーションで生産パラメーターの設定
D:設定したパラメータでの製造
C:製造品の計測データの収集
A:データの解析、補正値の取得

この行程を行うことによりリピートオーダーが掛かる度にパラメーターが最適値に収束していきます。
もちろん実験で大量にデータを取れば一発で判りますが、そのコストは1オーダーの売り上げより遙かに大きくなり現実的(経済的に)に不可能な手法です。


QC活動での改善提案、製品の不良対策等は多かれ少なかれ同じようなサイクルになっています。起点が生産設計か、不良をつぶすことからかなど違いますが、工程、設備、製品などへの改善フィードバックを反復的にかけることで最適化、効率化、安全度を上げるなど結果をもたらします。


もし、ビジネスに生かすならPDCAが教科書で書かれた形にこだわるより、その目的の本質を理解し、そのエッセンスを仕事で生かすことが重要かと思います。無理に形にはめることにこだわるより、ビジネス上では結果を出すために柔軟性を持った運用が良いと思われます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「とある…」となってしまうことを除けば完璧な回答です。
(やはり機密情報となるので、実際の商品名や企業名を期待するのは無理でしたね)

PDCAサイクルの趣旨は、「改善フィードバックを反復的に行うことで最適化していくこと」なんですね。最適値への収束が目標ということですね。

あくまで改善手法の1モデルで、PDCAの形にこだわることよりも、柔軟に運用したほうがよいということですね。

お礼日時:2010/11/14 21:46

こんなんだと怒られるでしょうか。



わたしの事例です。
私は怒首領蜂大復活というゲームが好きで、よくハイスコアにチャレンジしています。
あるスコアの大台が越えられなかったのですが、チェーンというスコアテクニックの
ある部分を見直すことによって越えられるという仮説をたて、実行してみました。
ゲームオーバー時、得点をチェックしたところ、見直した部分はうまくいっているのに
残念ながら大台は越えるには至らず。別なところのチェーンを見直すことで越えられる
という仮説を再度立て、実行。得点をチェックすると見事大台越え。
ハイスコアが向上しました。

私が仕事で担当したDMの事例です。詳細言えなくてすいません。
某販売会社の来店訴求DMだったのですが、定期的に出すDMだったので、
あるとき入手済みの個人情報とDM反応情報とを合体させて顧客分析してみました。
(某社のトライアル版で無料でやってしまいました。すいません ^^;)
結果、ある商品カテゴリの購買履歴と反応に注目すべき相関がみられたので、
この顧客以外はDM発送対象から外しても来店への影響は小さい、という仮説を立て、
次回、その商品カテゴリに関係しない顧客を一部DM発送対象から除いてもらいました。
結果、DM反応顧客数は前回とほぼ変わらず。費用対効果が改善しました。
ただし今回は季節的要因も重なったので、次回も継続して検証していく予定です。

うちの会社の工場の事例です。現場ではヒヤリハット運動という、
トラブルになる寸前でヒヤリ・ハッとした経験を作業者の間で共有する運動をしています。
共有して、原因を分析し、必ず対策を検討して実施、一定期間後に対策の有効性を検証することで、
トラブルの原因をひとつひとつ潰していっています。

検索すればもっと見栄えのする事例もいくらでもでてきそうです。
継続的な改善プロセスがある行動・業務では多かれ少なかれPDCAサイクルめいたものが発生して
いるので、きっとあげようと思えばいくらでもあげられますよね。
問題となるのはそれをどう仕組みとして定着させるか、という部分なんでしょう。
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この回答へのお礼

PDCAサイクルの実例と訊いて、まさかゲームの攻略法が最初に挙がるとは!?

DM発送の例は、PDCAサイクルというよりも顧客分析による効率化ですね。個々の部分を計画・実行・評価・対処のいずれかには当てはめられるのでしょうけれども、分析→発見(仮説)→試行→検証→再検証という流れと考えたほうが自然ですね。

ヒヤリハットは、「計画どおりでなかった結果への対処」という考えのPDCAとは対極的に「計画通りでも、ひやりとした、危なかったことを反省しょう」という考えなので、不思議なものですね。

ヒヤリハット運動(の方法)がPDCAサイクルで実施しているということですが、ヒヤリハット運動がサイクルを重ねて、どのように改善されたのか知りたいと思います。
でも最初は「計画」ではなく「(ひやりとしたことの)調査」で、その次は「分析」なので、PDCAでもないのかなと思います。

現場では「計画・調査・分析のどこから始めるべきか」といった理論にとらわれていないということが、実際であるということなんですね。

やはり教科書的なPDCAサイクルは、実際の改善プロセスとは違うものですね。

お礼日時:2010/11/11 22:56

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