No.2ベストアンサー
- 回答日時:
関係代名詞の習いたての頃は、先行詞には the がついて普通、
関係代名詞以下で修飾されるのだから、
と思うでしょうが、慣れたら a のこともある、とわかるようになると思います。
それでいくと、これは a の方が自然なパターンと思うでしょう。
しかし、これは the です。
この表現は、関係代名詞を省略しないとすると、who ではなく、that
(which でもいいはずですが、限定用法としては that が普通)
となります。
関係代名詞が節中で補語になる場合、と説明されることもありますが、
coward というのは人そのものではなく、人の性質でもの的だからです。
そして、that 以下で特定された、the になるのです、このパターンは。
形容詞は普通、先行詞にはなりません、特に限定用法の。
継続用法なら
... coward, which he used to be.
とできます。
逆に that は継続用法で使えませんので、which となります。
ありがとうございます。
先ず、文法用語のことなのですが、限定用法と継続用法というのは、制限用法と非制限用法と同じと考えて大丈夫でしょうか。
>形容詞は普通、先行詞にはなりません、特に限定用法の。
このこと覚えておきます。
>逆に that は継続用法で使えませんので、which となります。
, that...という形の文は見たことないですね。
No.11
- 回答日時:
<"There is"を用いた文では"a ..."としなくてはいけない>
それはその通りです。普通は "the book on the table" という句の前に "There is" を置いては行けません。"the book on the table" という句は「机の上にあるその本」と指指す場合の表現です。その意味で There is the book, on the table. と言うことはあります;「その本はあるよ、ほら、机の上に」などといった訳になります。
<coward は(本当の語源は「しっぽ」ですが)形容詞「臆病な」が本来の意味です。>
いえ違います。ここは歴史?の授業ではありません。現代の辞書では coward = (n.) someone who is too afraid to do what is right or expected: someone who is not at all brave or courageous とあり、はっきり名詞です。形容詞とは見なしません。形容詞としては He is a cowardly man. が正しく、He is a coward man. は誤用です。下記をご覧下さい:
http://www.english-test.net/forum/ftopic72765.html
なお、英語には名詞を2つ並べる用法がありますので、coward knight の coward が形容詞とは言えません。形容詞用法なら cowardly knight が正しい。youtube にある coward knight はゲームの題ですが "coward knight: a stealth adventure" のように coward knight も stealth adventure も名詞を並べたものです。
<
ありがとうございます。
>"the book on the table" という句は「机の上にあるその本」と指指す場合の表現です。その意味で There is the book, on the table. と言うことはあります;「その本はあるよ、ほら、机の上に」などといった訳になります。
これは、「there is [are] AのAは不定の名詞で、通例固有名詞、人称代名詞やthe, this, that, one's などの付いた名詞はこない。ただし「Aの存在」を相手に思い出させたり、聞き手にとって新情報であるかのように気づかせたりするときは可能。この場合のtheは唯一であることを示す。【例】There is still the question of compensation. 補償の問題がまだある。」のことを指しているのでしょうか。
また、There is the book, on the table. は、The book is on the table. としても同じような意味を表せますか。
No.10
- 回答日時:
勝手にまとめられても困りますね。
申し上げたように、coward は(本当の語源は「しっぽ」ですが)形容詞「臆病な」が本来の意味です。
しかし、古語・文語としてしか使わず、
今では名詞「臆病もの」として使う。
a coward knight
a coward cry
のような表現はやはり、古い形容詞としての用法です。
coward attitude となると名詞+名詞なんでしょうが。
Oxford では形容詞は literary(文語)として載っていて
... feel(ing) foolishly coward
... was too coward to ...
のような、叙述用法の例も出ています。
現代英語の用法に限っていうと、確かに名詞+名詞として扱えるような
coward attitude くらいしか使えない、ということになるのでしょうが。
あと、やはり、形容詞が限定用法の関係詞の先行詞にはならない、
ということも大切です。
当たり前のことですが。
コンマつきの継続用法の場合は、節や文などが先行詞になるくらいだから、
形容詞で表される状態が先行詞になっていもいいのですが、
限定用法となるとさすがに無理があります。
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/08_luminous/i …
関係代名詞 which の継続用法の一つとして
(4) [which に続く節の中で主格補語として].
・They accused him of being a traitor, which he was. 彼らは彼を裏切り者だと責めたが, 実際そうであった.
・If that's true—which it is—what could have been the motive? それが本当だとすると—実際本当なのだが—動機は何だったんだろう.
【語法】 この場合先行詞は名詞または形容詞で, 先行詞が人を表わす名詞であっても who を用いない.
申し上げたように、限定用法では which よりも that が普通のパターンです。
とにかく、who は使えない。形容詞ならなおさらです。
ありがとうございます。
>あと、やはり、形容詞が限定用法の関係詞の先行詞にはならない、ということも大切です。当たり前のことですが。
これは重要ですね。忘れないようにしておきます。
No.9
- 回答日時:
いろいろなご意見が出ていますので、まとめさせて頂きます。
(1) coward は名詞です。形容詞は cowardly。ただししばしば (a) cowardly attitude の代わりに (a) coward attitude のように名詞を並べて形容詞「的」に用います。しかしながら coward を形容詞と見なして Neal isn't coward he used to be と 無冠詞にするのは誤りです。broken English として意味は通りますが。
(2) 普通は a coward ですが、the を付けるのは「以前のような」(the coward he used to be) という風に「特定化」する目的です。a book / the book (on the table) の使い分けと同じ理屈です。
ありがとうございます。
>形容詞は cowardly。
名詞"coward"の形容詞"cowardly"は、僕が今まで読んだ英文には一度も出て来たことがないと思います。
>a book / the book (on the table) の使い分けと同じ理屈です。
これに関してなのですが、文脈によっては"a book on the table"という文はありえないのでしょうか。どこかでこのような表現を目にした覚えがあります。
"There is a book on the table."このように、"There is"を用いた文では"a ..."としなくてはいけないとどこかで読んだ覚えが・・・・・・。
No.8
- 回答日時:
上の文で、cowardは名詞で使われていますので、形容詞として使い、Neal isn't coward he used to be.と言えそうですが、coward は名詞などを修飾する場合に使われ、be cowardとは言えないようです。
the + 形容詞で、名詞というのは嘘です。その場合。複数扱いになるので、isn'tにはならないです。
No.7
- 回答日時:
(4) [関係詞節の中で補語となる].
・Lynn is no longer the noisy child (that) she used to be. リンはもう前のような騒がしい子ではない.
【語法】 この場合は先行詞が人を表わしても who を用いない.
ここでも、関係詞節内で補語になる場合、とされていますが、
この場合の「人」を表す語は、人そのものでなく、職業とか、性質、状態を表すから who は用いられません。
やはりこの場合も used to be とともに用いられ、the になっています。
used to be でなくても、このパターンはたいてい the です。
日本語の「以前の~」以上に、何か、その以前そうだった、特定のそういう状態がイメージされるのでしょう。
ついでに the +形容詞も。
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/08_luminous/i …
3 [形容詞・過去分詞・現在分詞につけて] …の人たち
《その形容詞・過去分詞・現在分詞の表わす性質をもつ人人全体を表わし複数名詞のように扱われる》.
・the young (=young people) 若い人たち.
・the living and the dead 生者と死者.
・Try to be kind to the elderly. お年寄りには親切にするようにしなさい.
・The unemployed are losing hope. 失業者は希望を失いかけている.
【語法】 the accused (被告人)や the deceased (故人)のように単数扱いになることもある.
ありがとうございます。
>【語法】 the accused (被告人)や the deceased (故人)のように単数扱いになることもある.
僕はこのようにthe +・・・は全部複数扱いになるものと思っていました。単数扱いか複数扱いかは文脈で判断すればよいのですね。ウィズダムに、"the deceased"は単複両扱いと書かれていました。
No.6
- 回答日時:
なぜ、そういういい加減なことを自信を持って言えるのか不思議なものです。
http://www.kenkyusha.co.jp/modules/08_luminous/i …
そう、今では「臆病な」という形容詞は cowardly です。
古語としては coward で形容詞、cowardly は副詞でした。
http://ejje.weblio.jp/content/coward
中辞典レベルだと、古語だから形容詞の意味は出てないみたいですね。
それに the +形容詞で名詞というのは
「~な人々」で people のような複数の人たち、
人でなく、the 形容詞で抽象名詞的な「~なこと」
は単数扱いですが。
the rich = rich people
the old = old people
これらは複数扱い。
そして、形容詞が限定用法の先行詞にはならないというのも当然のことです。
ありがとうございます。
>人でなく、the 形容詞で抽象名詞的な「~なこと」は単数扱いですが。
これは知りませんでした。「そして、形容詞が限定用法の先行詞にはならないというのも当然のことです。」とともに覚えておきます。
No.5
- 回答日時:
the を付けるのは、 Nealが以前に(から)Cowardだったため、「そんな」とか「そんなに」いう意味で、ついてきます。
「ニールは、以前のようなそんな臆病者ではない。」ってのが直訳です。 This is the pen I used to have. といえば、Theは I used to haveにかかってきます。 Theは He used to be にかかることがわかります。 Theはつけておいてください。説明が下手でごめんなさい。
No.4
- 回答日時:
the + 形容詞 この形をとる語句は、「~の人」と訳すので、この場合、臆病な人となります。
これに対して、a coward だと、仰る通り、名詞です。
また形容詞として、Neal isn't coward he used to be.と表現することも可能です。
ありがとうございます。
>また形容詞として、Neal isn't coward he used to be.と表現することも可能です。
この表現は僕は可能ではと考えたのですが、「形容詞は普通、先行詞にはなりません、特に限定用法の。継続用法なら... coward, which he used to be.とできます。」ということらしいので、ダメということになりそうです。
No.3
- 回答日時:
coward は本当の語源的には「しっぽ」を表す名詞ですが、
そこから転じて「臆病な」という形容詞になりました。
しかし、その形容詞としての用法は今では文語・古語となり、
普通には名詞「臆病もの」として用いられます。
可算名詞で、
He is a coward. と言えます。
ありがとうございます。
>しかし、その形容詞としての用法は今では文語・古語となり
これはウィズダムには言及されていませんでした。
形容詞を用いて「彼は臆病です。」とする場合は、"He is coward."よりも"He is cowardly."の方がよいのですね。
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ありがとうございます。
見てみたら、こんなにたくさんの回答をいただき驚いております。一先ずはまとめてお礼申し上げます。
一通りは読んでみたのですが、多忙につき28時間以上仮眠すら取れていない状態なので、後程改めてじっくりと読みたいと思います。
先ず、僕が持っている辞書はウィズダム英和辞典第2版です。これによると"coward"の意味の一番目には可算名詞として「臆病者」、二番目には形容詞として「臆病な(cowardly)」とあり、形容詞の意味は現用法では文語・古語に当たるというようなことには言及されていませんでした。語源については触れられていて、「動物の尾」で、動物はおびえて尾を後ろ脚にはさむことからとありました。
承前
次に、"coward"の冠詞が定冠詞なのは、"he used to be"が"coward"を修飾していて、「かつての臆病者」ということであるからだと認識いたしました。
ここで関係代名詞が省略されているわけですが、"who"とはならず"that"になるということでよいのでしょうか。
取り敢えず今はここまでにしておきます。