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★★
ある財に対して、関税(輸入に対する税)を廃止して、
同じ大きさの消費税(輸入品と国産品の両方に対する税)を課すことにしたとき、
(1)消費税が課されたときの消費量と生産量はどうなるか?
(2)政府は、どちらの方が税収を多く得られるか?
(3)どちらの税の方が死荷重が小さいか?
★★


この問題、分かる方、回答宜しくお願い致します。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    回答ありがとうございます!
    返信が遅くなってしまいすみません。

    考えた結果を書いた紙の画像を以下のページにアップロードしたので、ご確認ください。
    (見えにくい場合は、大きいサイズにしてみてください)

    ( https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-e … )

    なぜか、生産者余剰が関税のときよりも減るのは国産品にも消費税はかかるからという事で納得は行くのですが、結局、自由貿易していたときと同じ生産者余剰になってしまうのは、気持ちが悪く思います。どこら辺が変なのでしょう?

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/03/10 13:58
  • うーん・・・

    先ほどいろいろ考えたのですが、
    なぜ、消費税を課したとき、
    国内生産量が10になるのか(つまり、自由貿易のときと同じ生産量のままなのか)がいまいち分かりません。
    消費税を課すと供給曲線はコスト高で左にシフトする(または、需要曲線が価格が高くなると需要量を減らすので需要曲線が左にシフトすると考えても良いですよね?)という事と関係ありますか?
    まずして、なんで関税を課したときに需要曲線がシフトしないで、曲線上を移動するだけなのかが、よく分かりません。

      補足日時:2016/03/10 13:59
  • へこむわー

    なんか経済学は、計算などですごく明快で分かり易そうで、実は、なぜそのように解かなければならないのかが、分かりにくいと個人的には大学の春休み中に自習してて思いました。
    >なお、このように小国を考えるなら、この小国が直面する国際供給曲線は水平となるので、従量税(1単位あたりいくらの形の税)でも、従価税(1円あたりいくらで与えられる税)でも分析は変わらない(なぜ?)
    小国は世界全体に与える影響が小さいので、
    輸入したいだけ輸入できるため、供給曲線が水平になるからですか?

      補足日時:2016/03/10 14:00

A 回答 (3件)

>なぜ、消費税を課したとき、 国内生産量が10になるのか(つまり、自由貿易のときと同じ生産量のままなのか)がいまいち分かりません。


消費税を課すと供給曲線はコスト高で左にシフトする(または、需要曲線が価格が高くなると需要量を減らすので需要曲線が左にシフトすると考えても良いですよね?)という事と関係ありますか?
まずして、なんで関税を課したときに需要曲線がシフトしないで、曲線上を移動するだけなのかが、よく分かりません。

消費税を課すと、世界供給曲線(価格線)が消費税分8だけ上にシフトして、P=20からP=28になる。この1単位あたり8の消費税はすべて消費者が負担するので、国内生産者が受け取る価格(消費税を国庫に納めたあとに国内生産者の懐にはいる価格)は1単位あたり28-8=20で自由貿易のときと変わらない。したがって、国内生産者は自由貿易のときと同じQ=10を生産するのです。国内生産者の利潤は自由貿易のときも、消費税が課税された後も変わらない。
あなたの図からわかるように、国内生産者の供給曲線も、国内消費者の需要曲線もシフトしません。世界供給曲線がP=20からP=28へシフトするのです。すると、それに応じて国内需要量は国内需要曲線上を移動し、40から36へ減少する。消費者が支払う価格が20から28へ高くなるので、需要量が減少するのです。
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この回答へのお礼

分かりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2016/03/10 17:59

No1ですが、訂正です。


(1)は、関税の代わりに消費税を課すと、消費量は同じですが、国内生産量は減少する(したがって、輸入量=消費量ー国内生産量は消費税のもとで増える。)
と訂正してください。
この問題はたとえば以前私が回答した質問
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9155977.html
の問題のように、国内供給曲線をP=10+Q、国内需要曲線をP=100-2Q、国際価格を20と与えられている小国を考え、いま関税1単位あたり8ではなく、消費税1単位あたり8に替えられたときどうなるかを具体的に解いてみたらよい。この具体的モデルでは、消費税1単位8のもとで消費量=36、国内生産量=10となるのに対し、同じ率の関税のもとで、消費量は36で同じだが、国内生産量は18とより大きくなることがわかるでしょう。
なお、このように小国を考えるなら、この小国が直面する国際供給曲線は水平となるので、従量税(1単位あたりいくらの形の税)でも、従価税(1円あたりいくらで与えられる税)でも分析は変わらない(なぜ?)
この回答への補足あり
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簡単化のため、小国、従量税(従量関税、従量消費税)を仮定してみましょう。

この設定で関税の影響の分析は授業でやったのでしょう?それなら、同じように(部分均衡分析の)図を描いて分析すればよいだけです。関税の分析がわかっているならで同じようにやればよい、むしろこのほうが簡単です。答えを書いておくので、自分の答えとすりあわせてください。
(1)は消費税でも、関税でも同じ。
(2)政府の収入は消費税の方が大きい。
(3)死荷重は消費税の方が小さい。
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