A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
No.3です。
ついでに、定性的な説明も。q = x1 * x2
で、x1、x2が独立でランダムであれば、「一方が上に誤差のとき、他方は下に誤差」というように、「相互に誤差が相殺する方向にばらつく」こともあり得るので、前者の式の係数「2」に対して、「√2」と誤差は小さくなります。
これに対して、問題の
q = x^2
の場合には、「xが上に誤差のとき、掛け合わせる x も必ず上に誤差」「xが下に誤差のとき、掛け合わせる x も必ず下に誤差」というように、「ばらつきは常に同一方向で、相殺されることがない」ので、上記のような「独立変数の積」の場合に比べて誤差が大きくなります。
No.3
- 回答日時:
No.1です。
失礼しました、質問は「質問者さんの疑問」ではなく、出題された問題なのですね。いずれにせよ、使うべきは「前者」です。
x がランダムで、真値 x0 に対して Δx の誤差を持つ場合、
x = x0 ± Δx
なので
q = x^2 = (x0 ± Δx)^2
= (x0)^2 ± 2(x0)(Δx) + (Δx)^2
になります。
同様に
q = q0 ± Δq
と書いて
q0 = (x0)^2
とすれば
Δq = 2(x0)(Δx) + (Δx)^2
です。
従って、相対誤差は
Δq/q0 = [ 2(x0)(Δx) + (Δx)^2 ] / q0
= [ 2(x0)(Δx) + (Δx)^2 ] / (x0)^2
= 2Δx/x0 + (Δx/x0)^2
Δx/x0 << 1 なので (Δx/x0)^2 は無視できるほど小さいので
Δq/q0 ≒ 2Δx/x0
これが前者ですよね。
公式を使えば
Δq = (∂q/∂x)Δx
ですぐ求まりますが。
No.1
- 回答日時:
質問者さんは、変数 X1 と変数 X2 から計測値が Z = X1・X2 となるときの「誤差伝播の公式」から、第2の式を考えていますよね?
↓ 下記でいえば 3) の場合
http://www.nagaoka-ct.ac.jp/~araki/s/denpa.html
この場合には、変数 X1 と変数 X2 とが各々「独立」であって、個別に「ランダムな誤差を持つ」ことが前提です(例えば、タテの長さ X1、横の長さ X2 を各々計測して、長方形の面積 Z を求める場合)。
お示しの問題の場合には、変数「 x 」は一つですから、この前提は成立しません。
「公式の丸暗記」ではなく、この公式の意味をきちんと理解していれば、そんな疑問はわかないと思います。
第1の式も、「公式により」ではなく、きちんとそうなる根拠を示してお答えください。頑張って。
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