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憲法9条の必要性がいまいち分かりません。

 憲法9条「戦争放棄、戦力の不保持」要約
(防衛権は認めるから自衛隊は可)これが、今の解釈ですよね。

憲法9条は、日本にどんな良い影響を及ぼしているのでしょうか?
直接的でも間接的でも良いです。その効果が私には今一つ分かりません。
詳しい方、あるいは個人的感想でも良いです。その効果について教えてください。

以下、私が憲法9条に対して自問自答

①Q.憲法9条を改正したら戦争できる国になる
 A.大日本帝国だって、したくて戦争したわけじゃない(歴史調べたら分かりました)。
   戦争とは必要に迫られてするだけであって、9条は関係ないと思う。
  
②Q.徴兵制が復活する。
 A.G7で徴兵制採用国はない。兵器の高度化が進むなか、徴兵制は意味がないからだそうです。
   G20なら5ヶ国が該当するが、先進国で徴兵制を採用しているのは韓国だけである。
   確かに韓国一か国ありますが、あまり現実性のない検討かなと。

③Q.アメリカの戦争に巻き込まれる
 A.これはあり得ると思う。でも悪いことなのでしょうか?
   アメリカが、攻撃されたとして、同盟国のアメリカを守るために戦う。ダメですか?
   アメリカが、攻撃したとき、それが必要と思われたら協力する、ダメなんですか?
   これらがダメなら、そもそも同盟とは呼べないでしょう。同盟破棄した方がいいです。
   同盟維持が必要というなら、嫌でも戦争に参加する必要性はあるんじゃないでしょうか。

④Q.憲法9条は世界中から評価されている。
 A.本当に評価されているなら、自国でも行うのではなかろうか?
   例トヨタは評価されてるから生産方法等各国真似る。9条を真似ようとした国はない。
   9条は真似できない、と言えば聞こえは良いですが、真似しようとした国がないというのは……。

⑤Q.自衛隊があり専守防衛できてるのだから、いまさら9条かえる必要ないでしょ
 A.専守防衛は、9条なくても同じかと。

 他にも・戦争放棄してる国は日本しかない、おかしいだろ、とか
    ・自衛隊がある時点で9条違反してるだろ、とか
    ・改憲派だって戦争したくねーよ、勘違いすんな、とか
    ・9条のない、日本以外の国はバカな国なのかよ、とか

 などなど、きつい言葉も色々言われ、9条が不要論が頭を巡ります。
 しかし、私の両親は護憲派であり、わたしもそれが当然と思って生きてきました。

 どなたか、9条の必要性を分かりやすくお願いできませんでしょうか。

改めて私の質問です。
質問「憲法9条は、日本にどんな良い影響を及ぼしているのでしょうか?」
  ※憲法9条を、頭から否定する回答はご遠慮願います。

A 回答 (23件中1~10件)

日頃の外交努力の重要性を強調している。

安易な武力を禁止している。
憲法9条の条文を1回でも読んだ事有りますか?
小学生でも解る平易な日本語です。

>>専守防衛できてるのだから
9条は専守防衛だから良い、とは一言も言ってません。
単に武力を永遠に放棄するとかしか言ってません。
防衛だって武力行使はイケマセンと言ってますね。

平和外交を外国と共にやって行きましょうと言ってる最中に、
「そんなの、関係ネー」と言って、何処かの国や地域や勢力が武力で日本に攻め込んできた時に、国民に何と言いますか?
「反撃せず、無抵抗を貫いて命を落として下さい、武力行使は出来ません」
「どうぞ、左頬を殴って下さい」
と言うんですか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
①憲法9条の条文を1回でも読んだ事有りますか?  について
 要約してるくらいですから、もちろん読んだことがあります。
 ちょっと長すぎるし、ここに書くには今更なので全文を書いていません。

②9条は〜防衛だって武力行使はイケマセンと言ってますね。  について
 戦争放棄だから、そのまま読めば回答者さんのおっしゃる通りだと思います。
 ただ、政府解釈は「交戦権とは区別される自衛行動権については憲法上否認されていないとみる」ですから、防衛の武力行使は認めています。
 つまり「防衛の武力行使は認める」という読み方が正しい、、、、と政府は言っています。
 なので、 t_fumiakiの個人的な見解はともかく、一般的見解は、防衛時は武力行使できる、と読むべきかと。
 政府解釈がおかしいので、分かりやすく防衛の項目も9条に追加すべきだ、というなら同感です。

③平和外交を外国と共に〜言うんですか?  について
 政府解釈が「防衛時による武力行使は認める」としている以上、武力で日本が攻められたとき、武力で対抗できます。
 国民に何というか? 戦争してでも守る、と言えばいいのではないでしょうか。
【まとめ】
 9条も悪いところだけじゃないと思います。げんに攻められたら、戦う、という内容になっているわけですから。

お礼日時:2016/06/14 00:40

①改正しなくても戦争可能でしょう。


少なくても野党は安保関連法案のことを「戦争法」と叫んで戦争を可能とする法律だと解釈し廃止を要求してます。
マスコミも国民も質問様も「アメリカの戦争に巻き込まれる」と思い込んでます。
質問コメントでも仰ってますね!
誤解させるような政府の無責任な説明やその説明を真に受けたマスコミの身勝手な報道により日本国民の大半は「アメリカの戦争に巻き込まれるとする認識」を持ってますが、日本の集団的自衛権行使を「アメリカの戦争に巻き込まれる」と解釈するのは間違いです。
そんなことで自衛隊が武力行使したら全くの憲法違反です。
日本の集団的自衛権行使は他国が持つ集団的自衛権と異なります。
日本の危機に緊迫した場合のみ、集団的自衛権を行使しましょう!との意味です。
従って、自国防衛が優先します。
つまり、専守防衛の精神を崩すことなく集団的自衛権を行使可能ということです。
憲法改正せずに安保法制下の自衛隊はアメリカの戦争に武力行使はしません。
①に対する私の回答は、憲法9条改正しても自衛の為の戦力とその為の武力行使を認める内容に改正するだけで、「専守防衛」の概念を崩さないと思います。。
従って、改正しても現在の体制(現行通り)と全く同じだと考えます。

②「徴兵制」と言葉が昨年より盛んに聞くようになりましたが、どうしてそのような言葉が国内に蔓延しているのか摩訶不思議です。
現在の自衛官の新隊員は毎年2~3万人ですも居ます。徴兵制にしたら、全自衛官で軽く100万人には超えますよ。(日本人口は韓国の約2倍強)
現在、全自衛官約25万人の防衛費約5兆円の約6~7割が人件費です。徴兵制になって100万人とすれば防衛費の人件費だけで約12~14兆円になります。
「徴兵制復活」と心配される方、日本の財政面を全く無視してます。
それ以外にも大きな理由は沢山ありますが、字数が足りませんので控えますが、一言申しますと、「徴兵制」は軍隊としての質はどうして劣ってしまいますね。
現在の自衛隊の好評なイメージとは違い、徴兵制にしたらイメージは落ちるでしょうね。

③、①で延べように、「巻き込まれる」と言うより、自国防衛が前提とし必要な時に集団的自衛権をアメリカ軍に行使するものと認識してます。
米国の一方的な事情で日本防衛の為の米軍派兵を断ることは出来ます。日米安保条約は義務ではありません。

④日本国憲法より平和的な条文を唱えている憲法を持つ国が多数あります。
自慢するような憲法ではないです。
安保法制は世界の59ヵ国が支持してます。
安保法制を「戦争法」と叫んでしまったり、「アメリカの戦争に巻き込まる」と認識してしまったら、国益を損ねてしまう恐れがあります。その支持する59ヵ国に不安を与えてしまうのではないか?と思います。

⑤憲法9条は子供でも誰でも「自衛権放棄」「戦争放棄」、「戦力不保持」と認識するのが正しいと思います。
それを時の政府が都合よく解釈し合法として 現在に至ります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
①一段落目の安保法制について
 昨今、安保法制が閣議決定されましたが、内容を読んだ限り、確かに現行とさほど変わりないように思えます。
 「存立危機事態」なんて、早々起こり得るとは思えませんし。安保法案が戦争を誘引するとは思えません。
 ただ、先般の安保法案は、憲法9条に違反しないよう、四苦八苦しながら生み出した印象を受けますし、恐らくその通りでしょう。
 9条が無くなれば、もう一歩踏み込んだ集団的自衛権行使に話が進む可能性が高いのではないでしょうか。
 だとするならば、9条の存在意義も見いだせるのではないですか?

②二段落目の徴兵制について。
 同感です。つまり徴兵制は発生するか否かについて、9条は関係ないので、9条はあってもなくても良い、と言われたいのですよね。

③安保条約は義務ではない。について
 それは言葉遊びだと思います。
 極端な例で失礼ですが、アメリカが攻撃された場合、日本には助ける義務がないから、助けない。私がアメリカなら即同盟破棄しますね。条文上はともかく、事実上の義務はあるかと。
 とはいえ、アメリカに喧嘩を売る国はないと思いますし、それに近い事象も恐らく起きえないでしょう。
 しかし①と同じように、9条がなくなれば、安保条約も集団的自衛権も積極的な方向へ変わっていく懸念は大きいと思います。

④日本より平和な条文について
 コスタリカあたりは徹底してますね。
 安保法制については同感です。

⑤憲法9条の認識について
 私も憲法9条に解釈についてはおかしいと思っています。
 せめて自衛権の項目程度は追加しておくべきかと。

 そういうわけで、
 9条の解釈はおかしいから、おかしい箇所を点検したのちは、継続で構わない、というお考えでいいんですかね。
 おかしい箇所は、日本国防衛の自衛隊の存立認める、を第3項あたりに組み込む程度で。

お礼日時:2016/06/14 23:04

私は、「ノンポリ」なので、深く考えたことは有りませんが、「個人的感想」でも


良い、と言っていただいたので、記載します。

1)最初の「9条」の意味

 米国は戦後、日本と言う国が、潜在的に「恐ろしい国」(能力、性質、気質)と
 認識していたので、「9条」を押し付ける事で、日本を「拘束」した。

 日本は、「9条」の意味を、逆手にとって、経済的発展を、米国の傘の
 利用で、成し遂げた。(安保条約と経済の高度成長)

2)中国の台頭と米国の衰退

 共産主義である潜在的な敵国である中国が軍事的、経済的に台頭し、
 世界の覇者であった米国が相対的に、衰弱を開始した。

 日本から見れば、「米国の傘」が古くなって、ほころびを見せているので、
 「自前の傘」が必要になってきている。

 このとき、「9条」の拘束が、邪魔になる。
 時間の経過(日本の信用度の向上と米国の国力の衰退)から、米国は、
 もう、「9条」の廃棄については、日本を単純に拘束しない。
 それより喫緊は、米国の「対中国」能力の減退である。

 つまり、「9条」廃棄の条件は、整いつつある。

3)水は低きに流れる。

 日本には、「9条」信者がいる。
 そのように、米国が仕組んだからだと思う。

 戦後教育そのものが「9条」の神格化の教育であった。
 曰く「世界に誇れる平和憲法」(あほか)。

 日教組の台頭、左派マスコミの台頭、これ等は、米国の「環境整備」なしには
 本来、許容されなかったものだと思うが、米国はこれらの勢力を「9条」守護の
 担保として、黙認してきた。

 しかし、「水は低きに流れ」、潜在的敵国が台頭する以上、日本は必然として、
 自国防衛に力を注ぐ必要が生じてきている。

 中国共産党が、我が国に敵意を見せている現状が、将来も変更がないならば、
 そして、相対的米国の国力が減衰するのであるなら、自然の摂理として、
 我が国は、具体的な防護能力の向上を要求される。

4)「9条」なんて

 「9条」に何かしら意味を見出そうとしても、単なる「日本国憲法」の
 中の一文でしかない。

 「9条」を錦の御旗と思っている連中は、結局のところ、米国が裏で糸を引く
 戦後教育の被害者であるか、中国の策謀に乗っている連中である。

 最も重要な事は、時代の推移、状況の変化によって、自国を「外敵から守る」事で
 あり、米国自体が、その能力を減衰させ、日本に安保の肩代わりを望んでいる状況の今、
 或いは今後、日本の米国の拘束力から脱して、自国を防衛する能力が必要になる、と
 いうことである。

 少なくとも、「9条」で世界平和が訪れるなんて、3流の新興宗教でもないんだから、
 「無理」です。

すみません。長くなりました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
①確かに9条は(9条に限りませんが)、押しつけられていますね。アメリカの悪意も透けて見えます。
 9条が要因で、軍事力を経済発展に回すことができた、その点も同感です。

②憲法改正の流れがあるのは確かだと思います。ただ、廃棄の条件が整いつつある、というのは怪しいものです。
 ネット上ならともかく、新聞各紙の市場調査では憲法改正について賛成派と反対派は、およそ拮抗しています(やや反対派が多い)。
 しかしながら、9条についてだけ言えば、いまだ反対派が70%程度を占めているので、廃棄の条件が整いつつある、と言い切るにはやや性急ではないかと。

③低きに流れるのは確かだと思いますが。さて、日本人に危機感があるかといえば、かなり怪しいでしょう。
 日本の軍事費は増えていますが、実は国際比較でいえばどんどんランキングを落とし、2000年頃3位だったものが、いまや8位に転落しています。
 金額は増えていても、相対的には弱体化していると言っていいでしょう。まあ為替の影響や、計算方法によって、大分結果が違うのが軍事費ですが。
 少なくとも、国が防衛を急務と考えているかというと、素直に頷けない事実があります。

④9条は単なる一文でしかない。について
 同感です。9条によって、日本の平和が守られる、あるいは世界の平和が守られるというのは幻想でしょう。
 ただ、9条によって、むやみに軍事強化や参戦の路線にいかないというのは、評価すべき点の一つといえないでしょうか?
 まあ、軍事力拡大や集団的自衛権の積極的行使を目指す人には、不要な条文かもしれませんが。

 他にもご意見あるようなら、お願いします。

お礼日時:2016/06/14 23:38

どちらかというと私は9条否定派なんですが、


あえて肯定的な要素を述べれば、

戦後の民心安定に重要な影響を及ぼしたことです。
いつの時代でもそうですが、権力は自己の正当化を必要とします。
特にあの時代、直前の時代とかなり変わってしまい、しかも負けて占領されていまっていますので、
このままでは権力(主に占領軍にとっての)を正当化することはどうあってもできません。
放置して置いたらイラクみたいになってしまいます。
民衆がアメリカ軍に対して蜂起や暴動でも起こしたらことです。
そこで敗北に傷ついている人たちの誰をも納得させるために、何か大義名分が必要だったのです。
そこで分かりやすく戦争を悪と規定し、以後それを禁止するという形で、
時代精神が変わったことを演出したのです。
時代が”良く”変わったというアピールをし、占領軍への反感を打ち消したわけです。
これにより民心が安定し、反乱が起こる危険性は激減したと言えます。
ここでは権力を占領軍としていますが、最初の時以降は日本政府も以後はこれに含めます。
占領軍の都合上、悪いのは日本軍部ということになったので、
日本政府も自分たちは旧軍とは違うという意思表示を民衆に対して、アピールして見せなければなりません。
9条は、権力の正当性の根拠として機能したのです。
まさにこのような歴史があるから、現在において現実と乖離していても9条が尊重される理由となるのです。

9条は平和というより、権力に対する忠誠心の表明でもあるのです。踏み絵なのです。
戦前において、天皇陛下に対し敬礼するのと同じ意味合いです。
といってもいわゆる右派の人たちはそんな過去の忠誠心はもうないので、現実に対応しろと怒っている次第です。
ある意味で、右派の人たちこそがひと昔前の左翼の立場なのです。
右派の人たちはまったく違う観点から国家への忠誠心を表明できると考えています。
なので9条にこだわる必要性を感じない人たちなのです。

9条をめぐる現代の論争は、
9条にこだわらないと帰属意識を表明できない人々と、
9条にこだわらず帰属意識を明らかにできる人々との、致命的な立場の相違が原因になっているのです。
しかし後者の人々が、それができるようになったのは、終戦からかなり時間が経ったからです。

敗戦直後の世界では、9条というレトリックを使わなければ、日本人は現実をうまく受け入れることができなかったでしょう。
敗戦はかなりみじめな状況です。
人間は、基本的に肯定的な自画像しか受け入れることができません。
あの敗戦から立ち上がるには、何らかの肯定的な価値観をバネにしないと、うまく行かなかったでしょう。
率直に言えばウソなんですが、ウソも方便なのです。
9条というイデオロギーがあることで、あのめちゃくちゃな状況でも、日本人は現実を情けない、と涙しなくても良くなったのです。
どんなに現状がみじめでも、もう前の時代とは格が違うのですから。そう解釈できます。
政治においては、こういうよくできた嘘がとても貴重なものです。
9条というイデオロギー上のウソにより、日本人は現実を認めても許されることになり、素直に復興に至る道に入れたということでしょう。

さらに現実問題として9条に戦争を起こさせない力はないのですが、実際にそれ以降、日本本土が戦場になることはなく、
言ってみれば神通力がネタバレすることもなかったわけです。この点がイラクと違う点でしょう。

これは別に異常なことではありません。
明治政府も徳川幕府を滅ぼした後に、天皇制というイデオロギーを導入しました。
欧米では民主主義や人権という言葉が、まさに言葉以上の体制のイデオロギーとして機能しています。
これも19世紀と20世紀と1960年以降で微妙に意味が違うのですけど。
政治というのはこういうものです。
人々に現在を受け入れさせる肯定的なイデオロギーがないと、社会は決して安定しないのです。
(こういうのがないと変なカルト集団に社会全体が乗っ取られてしまうことがあります)
我々はどうあるべきか、という理想像を常に必要とするのが、人間の社会なのです。
9条は、何も信じられなくなっていた敗戦日本の心の隙間をひとつ埋めたのです。それがいちばん肯定的な9条の意味だと思われます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
憲法9条は、戦後日本人の精神安定剤のような効果があった、と言われたいのですよね。
そして、9条そのものに実効力はなく、イデオロギーのような存在であるということですね。

私も憲法9条が、戦争の抑止力に直接影響しているとは思いません。しかし、日本人の精神性には強く影響しているのではないでしょうか。
9条も、非現実的なところを直してやれば、もしかしてとても良いものになるのではないか、そう考えています。

お礼日時:2016/06/15 20:16

...Q1. どなたか、9条の必要性を分かりやすくお願いできませんでしょうか。

...

                ↑
A.先ず、あなたの理解している日本国憲法が、日本人(日本国政府)が作って公布した
  ものではなく、大東亜戦争後占領統治した連合国の代表機関GHQが作成し公布した
  ものであることは…認識しておられますか?

 次に、GHQが作成し公布した現憲法原文は当然ながら「英語」で書かれているので
 すが、その原文を読んでみたことはありますか?

     結論から云いますと、9条の必要性とは…。

 終戦当時の連合国にとって、GHQ統治下での日本に対して必要で不可欠な条文であ
 ったわけで、その後サンフランシスコ条約で自立して、70年も経つ現在の日本に
 於いては、良い影響は?どころか悪影響しか及ぼさない条文です。
(詳細については、以下に述べていきます)
                ↓

現憲法原文はGHQにより「英語」で書かれています。それを和訳した文が、私達の知る
日本国憲法です。

そして憲法の前提となる第1条の和訳を見てみましょう。
「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存す
る日本国民の総意に基づく」とあるのですが…「翻訳として正確」でしょうか?


英語原文では、Article 1.
The Emperor shall be the symbol of the State and of the unity of the people,
deriving his position from the will of the people with whom resides sovereign power.

上記の英文をよく見て考えて下さい。この文章のどこにも日本国民「Japan people」と
は書かれてはいません。それなのに、単なる「people」を「日本国民」と理解(誘導)さ
せられている=無理矢理そう読まされているに過ぎません。

つまり原文の「people」とは、必ずしも日本に住んでいる日本人(日本国民)の事と限定
されず、当時の占領軍の統治下では「世界の人々」と訳して理解する方が正確です。

ですから「世界の人々」に主権を委ねると和訳するのが正確なのです。「天皇」という
地位は、主権の存する「世界の人々」の総意に基づくとなるわけで、日本人(日本国民)
のみに主権があるわけでも、日本国民の総意とも限らない。事となるのです。

当時の占領軍の統治下で当事者とは「世界の人々=連合国」であり、その代表機関がGHQ
なので日本国憲法は、在民主権ではなく、連合国の代表機関GHQが作成し公布した…
GHQ主権の占領統治下の「最高法規」というのが事実上妥当な解釈となるのです。

従いまして、9条の戦争放棄の真意とは「世界の人々=連合国」の代表機関であるGHQが
統治する日本がです。仮にも連合国の人々に交戦する権利など絶対許されない、が…
9条の真意(意図)となり…。

   ◎GHQ統治下での日本では、連合国にとって「9条」は無くてはならない
         必要不可欠な「重要条文」であったわけです。

ですから前文に於ける「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われら…」も同様
に「連合国の人々の公正と信義に信頼して」との真意となりますから、今の私たちが理解
させられている全世界の国々に対してではなく、連合国限定で交戦権を放棄すると考えら
れるのです。

つまり現憲法制定(1946.11.3)とされる「THE CONSTITUTION OF JAPAN」は日本国憲
法などと到底呼べるような性質のものでなく。◎最高の意思決定権=主権をGHQに置くと
明記された占領統治のための「最高法規」でしかないのです。

  ◎しかも原文(英文)とはかけ離れた、真意や都合悪い箇所を隠蔽・歪曲させた
   似非和訳の現憲法で、私達を70年間もサヨク組織が騙し続けているのです。
                ↓

※あなたの現認識の日本国憲法は正確に和訳されたものではありませんし、第一、
  私たち日本人が自国のために作った憲法ですらない上に70年以上も前に公布
  されたのですから、数々の疑問点、矛盾が出ても・・それが当たり前なのです。
  おかしなところは9条に限らず領土の主権問題など山ほど抱えています。
  だからこそ、現代の日本の状況に即した憲法に改憲する必要性があるのです。



...Q2. 憲法9条は、日本にどんな良い影響を及ぼしているのでしょうか?...

                ↑
A.上述してきた通りで、9条とは終戦当時の連合国にとって、GHQ統治下での日本に対し
  て必要で不可欠な条文であったわけで、その後サンフランシスコ条約で自立して70
  年も経つ現在の日本に於いては、良い影響どころか悪影響しか及ぼさない条文です。


               あとがき

以上、「9条」の必要性は…大東亜戦争後占領統治した連合国の代表機関GHQが撤退して、
その後サンフランシスコ条約で自立した際に、その必要性が無くなったものであります。

従いまして、現在の日本で「9条」の利点を求めること自体が無理・無意味なのです。

「9条」の利点など、そんな確たるものが存在するのなら、左翼や9条狂信者たちが世界
遺産に登録など回りくどい実績づくりなどせず、声高に喚き散らしているはずです。

また更に、現行の日本国憲法とGHQの「THE CONSTITUTION OF JAPAN」の原文では、
その和訳に大きな疑問点と矛盾があり、現行の日本国憲法とは、少なからず戦後の左翼思
想が織り込まれて歪曲しているものであることを申し添えます。


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「憲法9条の重要性 どうして必要なのか?(」の回答画像5
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
①憲法9条は必要性から生まれたわけではなく、GHQによる日本統治の為に生まれたものだから、無用どころか有害である、といいたいのですよね。

 ……それが9条を否定する理由になるのでしょうか?
 今私たちがやっているパソコンは、元々は軍事用で人を殺したりするための兵器(ミサイルの弾道計算用)として生み出されました。
 使わない方がいいですか?
 物事に一々由来を求めていては、何もできないでしょう。
 もちろん憲法とパソコンは全く違うし、憲法は国体ともいえる重要なものです、、、が、さすがに70年も前の話です。目くじら立てるところでしょうか。

 歴史を振り返ることは大変重要だと思いますが。過去にあった出来事が、現在の重要性を担保することはないでしょう。
 そんなことを言いだしたら、アメリカなんて、欧州からの脱走者が作った国です。犯罪から生まれた国だから薄汚れていると言えるのでしょうか。
 私は言えないと思います。
 脱走者たちは独立し建国し、とても偉大な国を作りました。最初が脱走者だったから、などという理由で現在の良さが否定されるわけではないでしょう。

お礼日時:2016/06/15 20:41

No.1続き


>9条も悪いところだけじゃないと思います。げんに攻められたら、戦う、
>という内容になっているわけですから。

なっていません。
「専守防衛の為の武力は、行使する権利を有する」とは書いてません。
武力としか書いていません。

専守防衛の為の武力行使は当然必要です。
今の安保法制は必要です。国際的に見ても、この法制のお陰で、少しはマシな国になったと見られると思います。
しかし9条の条文からは明らかに違反。

解釈だけで法律を作るのには無理があります。
9条の精神は重要なので、そこの文言はそのままにして置いて
「専守防衛の為の武力は、行使する権利を有する」と言う条文は外付けでも良いので、必要だと思います。
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この回答へのお礼

確かに 「専守防衛の為の武力は、行使する権利を有する」とは書いていません。
ただ、公式見解では、個別的自衛権は憲法に違反しないとされています。
『個別的自衛権=武力攻撃を受けた国が,必要かつ相当な限度で防衛のため武力に訴える権利』百科事典より。
 ……武力をに訴える権利有しているようです。

 まあ、9条を素直に読めば、個別的自衛権も明らかに違反ですが、まあ、なんですか、
 そうじゃない、と言っているんですから、良しとしましょうよ。
 とはいえ、どう考えても文言はおかしいので、言われている通り文言の変更は必要だと思います。

お礼日時:2016/06/15 20:57

憲法9条は、日本にどんな良い影響を及ぼしているのでしょうか?


>思い当たりません。日米安保に繋がってはいます。

悪影響としては、WW2以後に日本は韓国により竹島を武力により不法占拠されています。戦力(ハード面・ソフト面=法)を保持していないので中国が尖閣を狙っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
①日米安保に繋がっている
 ちょっと漠然としているので、どういった意味が理解しづらいです。

②竹島を奪われた。
 竹島を奪われたのは、当時自衛隊が設立されていなかったことが大きいので、憲法9条のせいではないでしょう。
 まあ憲法9条のせいで自衛隊が、その日までに設立しなかったんだ、と言われたらそうかもしれませんが、自衛隊設立の経緯をみると、直接関係なさそうです。

③戦力を保持していないので尖閣を狙っている件について
 日本の軍事費は世界8位で、どう考えて戦力(ハード)は持っていると思います。
 ソフト面が脆弱な点は認めます。

お礼日時:2016/06/15 21:05

日本国憲法の形式は、前文にて憲法の概略(大きく言えば、国家理念)を示し、その前文に基づいてその具体的な内容を各条文で示しています。


9条に関していえば、前文の
「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすること」および「恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」に対する具体策の一つだと思います。

個人的には、憲法においては前文の国家理念は各条文に優先すると思っています。したがって、この前文の概念から離れた条文は改定すべきと思います。

また、現日本国憲法が発布されたときの第二次大戦での敗戦直後の日本は、世界の最貧国の一つでした。
そんな最貧国が「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」のためにできることといえば「自らが再度戦争を起こさない」と約束することと米軍に軒先を貸してアジア地域の安定に協力してもらうことくらいだったのではと思います。
それが戦後の経済復興で世界有数の経済大国になった現在であれば「平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」を実現する手段は他にもあるのではと思います。
そのために9条が足かせとなって、そのたびに「解釈改憲」を続けるくらいなら、現状に合わせた条文の改定を為すべきと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
戦後しばらくは良かったけど、現在は足かせになっているのではないか、それを防ぐためにも改憲が必要である、というご意見ですね。
確かに、現状において9条はそこまでメリットはないのかもしれません。
私もいまいち信じ切れなかったのですが、いまや悪法に近いのかもしれませんね。

お礼日時:2016/06/15 21:12

逃げる言い訳にできる。



環境が平和な時は、環境維持に役立つ。
万が一、千年に一度の環境変化が起きた時は諦めるしかない。
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この回答へのお礼

環境が平和な時は役立つ。

、、、ですよねー、としか言いようがない。ある意味一番説得力がありますね。
千年に一度の環境変化……下手したら10年に一回くらいの割合できそうな感じもしますが、何かしら対策は必要ですよねぇ。

お礼日時:2016/06/15 21:07

憲法9条を変える、ということをテーマにするときにぜひ考えてみて頂きたいことがあります。

それは
・9条を改正し、戦争をする権利を持つ普通の国になり、他国と戦争をして負けること
です。

#4さんの考えに私も近いのですが、憲法9条というのは「初めて国際戦争に負けた日本国民が良心の呵責に耐えきれなかったから」できた、というか広く受け入れられたものです。
 質問者様がおいくつか存じませんが、若者であるなら親御さんと私はほぼ同じ世代でしょう。私たちが子供の頃は、まだまだたくさん戦争に行った人や被害を受けた人がいて、身内に戦争被害者がいるのがふつうでした。おじさんの一人ぐらいは兵隊で死んでいたりするのが普通だったわけで、戦争を直接体験した人たちは口をそろえて「戦争はいけない」と言ったものです。

この多くの日本人、戦争を経験した人たちの「戦争はいけない」を具現化したものが9条であり、これらの人々の責任(国民としての戦争責任)を回避したのが東京裁判史観であるといえます。

日本人は自分たちの初めての負け戦の衝撃が大きすぎて、いまだに自分たちで総括できていないのです。

「日本人の目から先の戦争責任をそらすこと」これが9条の本質的な役割であるといえます。そして、太平洋戦争後に始まった米ソ冷戦は、日本人をさらに戦争から遠ざけ、9条の本質的な議論をしないで済んだともいえます。

この戦後70年間における「憲法9条は、日本にどんな良い影響を及ぼしているのでしょうか?」という点に答えれば
・9条が事実上の鎖国になり、日本が敗戦の傷をいやし、国民が現実から目を背けるのに役に立った
・9条によって、軍備を事実上放棄することによって、経済へお金が回り戦後の最貧国から世界にまれに見る先進国に復帰できた。
ということでしょう。

日本はバブルまでは自国経済の復権に力を注ぎ、バブル崩壊後は自国経済の立て直しに注力できたのです。その間に起きた世界的な変化にはゆっくりと対応はしましたが、本質的な解決に関わることはしてきませんでした。

しかし、バブルの崩壊とほぼ同時に、米ソの冷戦が終結します。日本が事実上の鎖国を維持できた冷戦が終了したのです。実際に戦後からこの時点まで「9条を変えるべきだ」という意見がメジャーになることはなかったのです。

米ソの冷戦は日本にもすぐに変化をもたらしました。
最初の変化は、1990年のイラクによるクエート侵攻を切っ掛けとした湾岸戦争です。当時の日本は海外派遣そのものを9条の禁止事項としていましたので、お金だけ協力したのですが、結果としてクエートからの感謝広告に日本の名前は載らず、軍隊を派遣した国家はどれほど少なくても載っていた、という結果になりました。
 これに日本はショックをうけ、自衛隊をすぐにインド洋に派遣して機雷掃海を行うことになります。機雷掃海は自衛隊の初期に朝鮮戦争などで海外派遣した実績があるために「前例がある」として反対派を押し切ることが可能な事例だったからです。

 次のショックは2001年の9.11テロとそれに続くアフガン戦争です。この時アメリカから「ショー・ザ・フラッグ:日の丸を掲げる部隊をよこせ」と言われ、その後のイラク戦争では「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」と地上部隊の派遣を要請されることになります。日本政府は、これに答えるようにインド洋での艦船給油業務、続いてイラクの「非戦闘地域」への復興支援部隊として自衛隊を海外派遣するようになりました。

この同時期に日本自体も外国からの攻撃を受けるようになっていきます。1998年の北朝鮮によるテポドン発射・1999年の不審船事件などです。中国の海軍増強もあり、日本の防衛自体も再構築する必要に迫られてきたのです。

このような事実上の海外派兵や外国船との事実上の交戦は当然に9条との関連で議論を呼びます。護憲派は「9条に反して海外派兵すべきでない」と主張しましたが、改正派が「9条があっても敵は勝手に攻めてくる。予防措置が必要だ」と反論するようになりました。

実際のところ、このような日本の周辺での自体が明らかになるまでは、護憲派の力がそうとうに強かったのですが、これらの事態を受けて急速に改正派の意見が強く通るようになり、今のように護憲派=左翼がキチガイ扱いされるまでになったのです。

その理由は実は簡単で改正派の「9条があっても敵は攻めてくる、どうやって日本を守るのか?」という問いかけに対して、護憲派が「9条があれば日本は戦争をしないから安全」とお題目しかいわないからです。気持ち的な護憲派だった多くの人々が2000年の前後に護憲派に見切りをつけるようになりました。その結果が社会党の崩壊であり、社民党の民主党への吸収であったといえます。政治体制としての9条護憲派と改正派はほぼ決着がついている、といえるのですが、国民投票となると、まだまだ「戦争をすることはいけない」と考えている多くの人々に迷いを生じさせるのです。

>どなたか、9条の必要性を分かりやすくお願いできませんでしょうか。
と、ここまで歴史的な経緯を簡単に振り返ってみると、結論としては「9条はもはやいらない」ということになります。今の国際情勢をみてみると、たしかに日本は自国を守るために軍事的な鎖国ではなく、アメリカだけでなく多くの国と集団的自衛権の構築が必要になるでしょう。南沙諸島における日本の動きは戦略的に正しい、といえます。

しかし、やはり私も「戦争はいけない」と考え9条の改正には躊躇があります。

そこで考えて頂きたいのが「9条を改正し、日本が他国と戦争をして負けた時に国民は責任を負えるのか」ということです。
今の現状では太平洋戦争すら総括できていない日本国民が、次の戦争で敗戦した後に総括できるとは私は思いません。

ですから今となっては、9条の重要性はイコール「戦争責任をどのように果たすのか」ということなのであろうと思います。

日本は太平洋戦争で近隣国を侵略し、悪いことをした、ということになっています。これが9条を変えるとガラッと内容が変わるでしょう。9条が抑えていた色々なタブーも噴出するわけです。ですから、老齢の方々は「太平洋戦争前夜に似てきた」というのです。

今一番戦争に近い場所は「尖閣諸島」です。日本は米軍と協力して負ける可能性はほとんどない、といわれています。でも、負けたらどうします?「尖閣は中国に負けて取られたからあきらめる」ってできますか?それが正しいとはいいませんが「尖閣を取り返すために、もっと軍備を増強しなければ!」となれば軍国主義の復活でしかないでしょう。

護憲派も9条死守で凝り固まっていますが、改憲を声高に主張する人は「日本が負ける」ということをほとんど考えていないのだと思います。今は、たしかに中国には負けないでしょうが、またアメリカやロシアと戦争しないとも言えないわけです。「9条を廃止する」ということは本来そういうことを考えるべきで、私の子供たち(私には息子が2人います)が戦争で死ぬ可能性も、孫の時代に日本が滅びる可能性も考慮しなければならなくなるわけです。

9条があっても、その可能性はありますが、9条を廃止し日本が積極的に国際社会に出れば、また同じことの繰り返しになるかもしれません。アメリカというかGHQはたまたま「お人好し」の占領軍でしたが、これが中国やロシアであれば過酷な占領になるのは間違いないでしょう。

戦争に負ける可能性と国民負担、これが9条の改廃で考えるべきところであり「9条の重要性」そのものである、と私は思います。
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