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農耕から栄えた独特な歴史があるから?

A 回答 (5件)

私はあまり外国語を知らないので良くわかりませんが、外国語でも同じように敬語があると思っていました。



"Yes, Sir!" とか、"Your highness!"、"Would you mind if I asked you to open the window?"なんてのも敬語表現のような気がします。
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日本語で敬語が発達したのは「日本社会が相対的な社会構造を有しているから」です。

簡単に言うと天皇制と敬語は密接に関係している、ともいえます。

全然わかんないですよね(笑)

じゃ、逆になぜ外国に敬語が無いのか、の説明を先にします。

外国に敬語が無い(少ない)のは、民族の違いがそのまま階級差になっていることが多いから、です。
外国の歴史というのは、異民族戦争の連続です。同じ民族同士が争うというのはほとんどありません。もし同じ民族内で争えば、近隣の異民族の侵入を呼びますので、基本的にはないわけです(相続争いなどだとありえます)

異民族同士で戦うと、勝った民族が負けた民族を支配します。勝った民族がしゃべる言葉や宗教は「支配者階級の言葉や宗教」であり、負けた民族が使う言語は「支配される下級民族の言葉」になります。つまり下級民が支配者と話すには自然と支配者階級の言葉をしゃべる必要があり、それ自体が「敬語」としての作用を生みます。

ここで間違えてほしくないのは、ほとんどの外国語に「敬語的な表現」はある、ということです。王族や貴族に対する言葉使いや丁寧な言い回し、というのは各国言語にそんざいします。しかし、日本語のような「敬語」に分類される単語や変化を持つ言語はあまりない、といえます。

日本は太平洋戦争まで外国との戦争はほとんど経験していません。日本は大和朝廷の成立後、ずっと国内戦争しかしていないわけです。
 平安時代ぐらいになるとすでに日本語の敬語はそうとうに発達していきます。天皇にしか使わない敬語、公家に使う敬語、一般的な敬語、普通話といまよりも敬語が細分化していた部分もあります。

これは、そもそも日本が奈良時代までに統一国家になり、身分化が進んでいったからなのですが、実態としては同じ民族同じ出自の人たちの集まりが日本でした。つまり、たまたま豪族に生まれた家族は平安時代に貴族になり、たまたま武力で力をつけた家族が武士になっていたのです。「おらは小作百姓だけんども、おらの5代前の○○の長男の家系は都で貴族をやってるよ」という人達がたくさんいたわけです。
 ですから、日本は外国との戦争をずっとしなかったために「一皮むけば貴族だって武士だって俺たち百姓と出自は同じだ」という意識が強かったのです。

これがずっと続き、そして日本は異民族戦争をしなかったために明治になって四民平等になると、すっと市民化したのです。イギリスでもフランスでもまだまだ階級差は色濃く残っていますし、インドはイギリスが支配している頃にカーストを廃止しようと躍起になりましたが、とうとうできず、今でも色濃く残っています。

なぜ、日本が明治に階級差をほぼなくすことができたのか、といえば「元々、階級そのものが社会を納める足場程度のものだったから」です。

逆をいえば「強固な階級差」があれば、敬語はほとんど必要ありません。敬語が必要ないのはなぜかというと「身分が低いものは、身分の高いものにみだりに話しかけることができない」からです。今でも欧米は「階級の高い、地位の高い人から話かけるのがマナー」になっています。

日本はそんなことはありません。天皇や将軍などの社会構成上特殊な立場はともかく、公家と町民が話すことぐらいはあったでしょうし、武士と農民が話すことも当然にありました。この時に「立場上、相手が上、と言うことを認めつつ、対等に話せることができるやり方」が敬語を発達させたのです。

日本は大和朝廷により統一国家になってから現在まで、基本的な構造が変わっていません。公家が治める時代があったり武士が治める時代があったり、市民社会になったりしてきましたが、天皇が元首であり、国民はすべて日本人、という構図は変わらないわけです。

そのため、支配した階級の言葉が高級言語、と言うことにはならず、また階級の低い身分だと高い身分(民族が違う)に話しかけることすらできなかった、というメカニズムを持ちませんでした。

ですので、敬語を発達させることで、上位の身分を立て(尊敬しているという雰囲気を出し)つつ対等な会話が成立するようにしたのです。
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>農耕から栄えた独特な歴史があるから?



たいがいの文明は農耕から発生しているんだが。
「日本語に大量の敬語が存在しているのはなぜ」の回答画像3
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農耕というか全体的にコミュニケーションを親密にするために使って居たのではないでしょうか。


敬語を使うことで相互に尊重する立場に立てる面もあると思います。
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目上の人に対する尊敬の念があったからだと思います。

農耕社会では、老人の知恵が大切ですから、老人を敬う気持ちは自然にあったのかもしれません。
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