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経理初心者です。皆様のお力を貸して下さい。
この度、店舗のディスプレイを壊され、壊した人から30,000円の弁済金が支払われました。その後保険金が80,000円振り込まれ、修理代の請求が100,000円来て支払いをします。
10,000円の差益が発生するのですが、仕訳がわからなくて困っています。

(現在の処理)
小口現金30,000 仮受金30,000 弁済金
普通預金80,000 仮受金80,000 保険金

このあと仮受金を振り替えして適切な処理をしたいのですが、どのような仕訳をしたら良いのでしょうか?
また、弁済金と保険金は修繕費と相殺して10,000円を雑収入とせず、それぞれ別で仕訳するべきですか?

A 回答 (4件)

修繕費 100、000   現金  100、000


小口現金   30、000  
普通預金   80、000   仮受金 110、000
仮受金 110、000   雑収入 110、000

上記の仕訳のうち、すでに処理されてる仕訳を除くと

修繕費 100、000   現金  100、000
仮受金 110、000   雑収入 110、000
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この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございました。
やはり、修繕費とは別立てで仕訳し、弁済金&保険金は相殺して1万円を雑収入にはしないほうが良いのですね、
勉強になりました!

お礼日時:2016/08/11 11:35

弁済金&保険金は相殺して1万円を雑収入には「しないほうが良いです」。

そうですね。

実は「しないほうが良いです」ではなく、簿記では「してはいけない」です。
3万円もらって、8万円もらって、そこから10万円払ったので1万円の雑収入があったという記録ですと、

現金10、000円  雑収入 10、000円
という仕訳になってしまいます。

経理担当者の頭の中で「3+8-10=1」という式があり、最後の1だけが雑収入となってしまってます。

さて、振り込みを受けた保険金8万円は通帳に記帳されますから、これをどう仕訳したら良いのでしょうか。
「頭の中での計算ではそれは済んでるので、無視する」と通帳残高と帳簿の残高が合わなくなります。

修繕費の領収書10万円はどうしましょう。
「頭の中での計算ではそれは済んでるので、無視する」と、意味もなく領収書が手元に残ってしまいます。

簿記ではすべての取引を記帳します。
「頭の中での計算ではそれは済んでるよので無視」をすると、上記のように通帳に入金されてるお金はどうしたらええんだ、領収書が残ってるけど捨ててしまってええんかと言う問題になります。
すべての計算を記帳するのを総額主義といいます。

日本人は暗算が得意なので、「えーと3+8-10で1万円儲かったんだからぁ、、」という考え方をしてしまいます。
簿記では、この暗算をしないで、粛々と「3万円現金の増」「8万円預金の増」「修繕費の増、現金の減」という仕訳を起こします。
 どうしても「いくら損こいたのか、もうけたのか」の損得勘定を頭の中でしてしまいますが、そのシステムをわざと止めておいて仕訳を起こす作業がいるわけです。

本例では「1万円の儲け」が頭に出てきますが、これに固執してると正しい仕訳が導き出せなくなります。
儲けは「収益から経費を引いて出る」のですから、収益は「3万+8万」なのです。
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この回答へのお礼

助かりました

とても分かり易くご説明いただいて本当にありがとうございました。
ついつい差額として計算してしまいがちなので、今後は気をつけて仕訳します。
総額主義の原則というのも初めて知りました。
どういうものか勉強してみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2016/08/12 18:26

まず相殺については、修理代と保険金とは相殺できます。

弁済金は相殺できません。

仕訳は、修理代と保険金については、次の仕訳が残るようにするのがいいでしょう。
(借方)
普通預金80,000
保険差損20,000
(貸方)
普通預金100,000(修理代を支払うときの科目)

弁済金については、次の仕訳が残るようにするのがいいでしょう。
小口現金30,000 損害賠償金収入30,000


簡単に説明を加えますと、まず保険金は、そのような場合に生じる修理代等の補填のために保険をかけており、その結果おりたものですよね。この場合、保険金収入は、物の損壊により生じた損失である修理代と相殺できます。学習簿記では保険未決算(火災未決算)でこの考え方を学びます。修理代が先に確定していれば保険未決算勘定を通すところですが、ご質問から修理代は後の確定のようですから、それまで保険金収入を「仮受金」に計上しておいて構わないと思います。

弁済金は損害賠償金の一種ですから、相殺できません(総額主義の原則)。仮受金から直ちに振り替えるのがよいと思います。

「保険差損」は、金額的に大きくないでしょうから、雑損失でも差し支えありません。金額がたいしたことないのでしたら、修繕費などに混ぜてしまっても差し支えありません。

「損害賠償金収入」は、金額的に大きくないでしょうから、雑収入でも差し支えありません。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございました。
日々の経理実務に毎日頭をひねらせております。
弁済金は相殺できなくて、保険金は相殺しても宜しいのでしょうか?
会社によっても処理方法は色々変わるのでしょうか?
とても難しいですね

お礼日時:2016/08/12 18:31

>弁済金は相殺できなくて、保険金は相殺しても宜しいのでしょうか?


損害保険の保険金は、損害をカバーする目的で保険料を支払ってきた結果ですから、仕訳でも損害と相殺して差し支えないとされています。

弁済金は、保険料を今まで支払ってきたなどの紐づけする要素がないため、仕訳では相殺できないとされています。


>会社によっても処理方法は色々変わるのでしょうか?

基本は会社に関わらず一緒で、上記のとおりです。

そのうえで、重要性に乏しいなどの理由で上記と異なる仕訳を切ることもあります。
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