最終的解決が受け入れられないのは何故か？

Question

ナチスのユダヤ人問題の「最終的解決」の方法ですが、私は論理的に正しいと思っています。
そして、現在でも起こっている民族問題や人権問題、性犯罪などでも適用すべきと考えています。

しかし、この方法を問題の解決策として提案すると、強引な方法で問題解決を行うことを主張する人間ですら反対する人が多く、賛同する人は少数しかいません。

何故なのでしょうか？

「問題があるなら、問題をなくせば良い」というのは非常に単純で、論理的にも正しいと思います。

それでも、多くの人が反対するのは、何か間違っている点があるからでしょう。
それならば、何が間違っているのかご教授願いたいです。

psytex1 · Accepted Answer

あなたの身の回りの衣食住、全て世界中からやって来ています。
つまり、世界中の人々と助け合って生きているのです。
「自分」と「世界中の人」を直結して考えればいいだけだ。
その間に、会社だの国家だの宗教だの人種だのお金だのを挟む
から、助け合っている事実が見えなくなる（代わりにありもし
ない「対立」が見えてくる）のです。

amaguappa · Answer

民族を遺伝学的に完全に判断することが出来ません。"純血種"はありません。民族浄化は、まだヒトの遺伝子の研究が未発達な段階にあった思想であり、時代錯誤なのです。

もっとも強引な、極端な、反対の多い解決方法は、生殖の優生学的操作です。未来に生まれるヒトをプランニングする思想です。

生まれてしまった人を選択的に殺戮することのできる根拠となる科学はありません。法による死刑が存在するだけです。

gouzig · Answer

「ナチスのユダヤ人問題と現在でも起こっている民族問題や人権問題、性犯罪など」
→何をもって、それらを同じとしているのでしょう。
そこを説明されないと、質問全体がチグハグになってしまいます。

tanzou2 · Answer

ナチスのユダヤ人問題の「最終的解決」の方法ですが、
私は論理的に正しいと思っています。
 　　↑
１，その正しい、という判断が間違っている
可能性が否定出来ないからです。

正しいかどうか、なんてのは人類単位で、長い歴史の
中で考えた場合、人知を超える場合があります。

例えば社会主義です。
社会主義は正しいと信じる人が沢山いました。
しかし、社会主義が産んだのは、独裁と貧困と
大逆殺でした。

民主制が正しいとして、アラブの春が吹き荒れました
が、そのため、中東で何人の人間が死んだのでしょう。
何十万の難民が欧州に押し寄せたのでしょうか。
シリアなどは、国家崩壊の危険性まで出ています。

２，理論というのが実は間違いが多いのです。
自然科学だって間違えます。
かつて光は粒子だとされていましたが、現代では
量子とされています。
かつて、地球は動きませんでした。

これが社会科学になるともうまるっきり
信用出来ません。

kattun175 · Answer

『ナチスのユダヤ人問題の「最終的解決」』とは、ユダヤ人の民族浄化により、ユダヤ人に関連する諸問題の解消を図ったことと理解しています。

ここには、大きく二つの問題があります。

一つは、ユダヤの民が生まれてから、数千年にわたって、人間はすでに混血が繰り返されてきており、ユダヤ人の定義が不明確であることです。
血液検査でユダヤ人を識別する試みは全て失敗しています。
また、身体的特徴、信仰、言語、いずれをみてもユダヤ人を厳密に識別する方法は不可能です。

第二は、歴史上、成功した民族浄化は無いからです。
オーストラリアにおけるアボリジニ、北アメリカにおける先住アメリカ人（いわゆるインディアンですな）などは、かなり減りましたが、ある程度まで減ると逆に保護の対象になり、やはり最終的には成功していません。
アボリジニ・先住アメリカ人は力が無かったので、殺されるままでしたが、戦力を保有する民族ではそう単純ではありません。
通常、民族浄化の試みは、復讐が復讐を呼ぶ報復合戦にいたり、泥沼の殺し合いに陥り誰も幸福になりません。

以上の経験から、民族浄化の試みは否定されています。

最終的解決が受け入れられないのは何故か？

あなたの身の回りの衣食住、全て世界中からやって来ています。

民族を遺伝学的に完全に判断することが出来ません。

「ナチスのユダヤ人問題と現在でも起こっている民族問題や人権問題、性犯罪など」

ナチスのユダヤ人問題の「最終的解決」の方法ですが、

『ナチスのユダヤ人問題の「最終的解決」』とは、ユダヤ人の民族浄化により、ユダヤ人に関連する諸問題の解消を図ったことと理解しています。

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