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当方、Xジェンダー(MtX)を疑っているものです。

近々ジェンダークリニックへの受診を考えているのですが、Xジェンダーでも性同一性障害との診断は下りるのでしょうか?

また、診断が下りた場合、診断書は書いてもらえるのでしょうか?

ホルモン療法等はすべきかどうか迷っている状態です。

A 回答 (3件)

こんばんは。



>診断が下りた場合、診断書は書いてもらえるのでしょうか?

間違いなく書いてもらえると思いますが、それが、自分の存在証明になるというなら良いとは思いますが、それ以上のものではないと思います。

以前にもお答えしていたとは思いますが、Xジェンダーそのものは、診断にはありませんから、今は、一体どういう名称が付くのかはっきり言えません。ただ、私の知る範囲の話ですが、「性同一性障害」という診断書というのは存在しないのではないでしょうか?診断基準のDSMには、もう載っていませんね。性同一性障害という用語そのものが、"notrious" とか "stigma" だと言っているわけですから、そのような用語は消えて当たり前なのですが、日本では事情が違うようですね。

新しい名称は、「gender dysphoria (性別違和)」
Wikipedia[性別違和症候群]では、
「性同一性障害の中核群もしくは周辺群にも該当せず、治療も望まないが、自身の性別に対して多少の違和感を覚えている患者が、医師に対して診断書を要求した場合、記される病名である。」と書かれています。

それとは別に、染色体やホルモンバランスだけは、チェックしてもらったほうがよいことは言うまでもありません。検査は、数万円と、なかなか値段が高かったような話を聞きました。

ホルモン療法は、それなりに自分で決めればよいことで、ジェンダークリニックとは別問題だと思います。そうではないと反論する人もいるかもしれませんが、それで我慢していて、何になるのか、と思います。
人によっては、本当に必要な人もいます。しかし、いずれにしても、ある程度続ければ、生殖能力はなくなってしまいます。

私の知りあいというべきなのか、その世界では有名なトランス・ジェンダーさんがいました。何人かの人たちも同様の話です。あくまでも、人の過去の話を聞く場合、そして、その人にとって一番つらい過去の体験などを、医師が、なんの感情も持たずに、何度も何度も掘り下げて聞くという行為自体が、その人にとっての最大の苦痛だと思います。私の聞いた範囲では、それが元で、途中で辞めている人が多いようです。

結局、ジェンダークリニックで苦痛だけを味合うだけで、何も残らなかったというのなら、一体、なんの我慢なのか分からなくなる、というのが私の意見です。

最後に、

ジェンダークリニックの専門医は、東京大学など一流大学を出て、医師になり、アメリカに渡米し、再び日本では精神科医のトップリーダーとしての輝かしい人生を歩いている人たちと、ともすれば、優秀ではあっても、トランス・ジェンダーの人々は、社会の底辺に落ちてしまった人たちもいるわけで、その人たちとは、あまりに社会も生活も違い過ぎます。やはり、この社会は、トランス・ジェンダーからトランス・セクシャルになっていく分だけ、その社会は生きにくいわけで、ジェンダーの違和感そのものが苦痛だということと、トランス・セクシャルゆえの、生活苦とは、まったく別ものだと思います。安易にその世界に足を踏みれて、どうにもならないような人生を迎えることもあるのですから、長いスパンで考えて、決めることでしょうね。
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この回答へのお礼

ありがとう

WindFallerさん、お久しぶりです!
MtXに関しての質問ではいつもお世話になっています。
そして、今回も回答ありがとうございます!

>間違いなく書いてもらえると思いますが、それが、自分の存在証明になるというなら良いとは思いますが、それ以上のものではないと思います。
そうなんですね。私は自分が性同一性障害だという「診断」が欲しい(医学的にそうだと認められたい)のでそれでも構いません。

>それとは別に、染色体やホルモンバランスだけは、チェックしてもらったほうがよいことは言うまでもありません。検査は、数万円と、なかなか値段が高かったような話を聞きました。
以前、クラインフェルターを疑っていたので、これらの検査は既に受けています。性分化疾患ではないようです。

>ホルモン療法は、それなりに自分で決めればよいことで、ジェンダークリニックとは別問題だと思います。そうではないと反論する人もいるかもしれませんが、それで我慢していて、何になるのか、と思います。
人によっては、本当に必要な人もいます。しかし、いずれにしても、ある程度続ければ、生殖能力はなくなってしまいます。
ホルモン療法について…ためらっているのは生殖能力がなくなってしまうことと、様々な副作用があるためです。
ホルモン療法や性転換手術を受けなくても「中性」あるいは「女性」として公的に認められるようになってほしいものですが、それも難しいところですよね…

お礼日時:2016/11/02 23:48

Xジェンダーは無性に区分されたかと。

性同一性障害は体と心の性別が逆という認識になるので、無性であるXではその診断名にはならないと思います。別の診断名(があればですが)になるでしょう。
ホルモン療法もあまり有効とは思えません。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます!
そうなんですか…Xジェンダーでは性同一性障害の診断は貰えないのですね…
別の診断名は、性別違和症候群でしょうか?

ホルモン療法をすると、完全に別の性になってしまいますからね…

お礼日時:2016/11/02 23:52

こんにちは。



私のことは覚えていらっしゃったのですね。ありがとうございます。

最初に一言。
「性同一性障害」の診断書なんていうものは、書いてもらえるかもらえないかなんて、それは医師の判断だから、なんともいいようもないけれども、「心と身体が反対の性」だなんていうのは、マスコミが作り出した言葉だと思います。
-----------------
現在のDSM-Vには、「性同一性障害」という診断名はありませんが、あえて書くなら、この四つが挙げられます。
DSM-IVには、Gender Identity Disorders と複数形になっているように、多様な側面を持っています。
A.反対の性に対する強く持続的な同一感(他の性であることによって得られると思う文化的有利性に対する欲求だけではない).
B.自分の性に対する持続的な不快感,またはその性の役割についての不適切感.
C.その障害は,身体的に半陰陽を伴ったものではない.
D.その障害は,臨床的に著しい苦痛または社会的,職業的または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている.
*特定不能の性同一性障害
*特定不能の性障害

------------------
>ホルモン療法について…ためらっているのは生殖能力がなくなってしまうことと、>様々な副作用があるためです。

医者は公では認めませんが、必要な人というのは、いることはいるのです。韓国では、性犯罪の刑罰として与えられるそうですが、世界的には非難されているのはやむを得ないものですが。

副作用としては、脳血栓と癌だと言われていますが、MtF ですと、50代ぐらいからではないでしょうか。

それと、私は、いわゆる「性同一性障害」という言葉が、反対の性の認識というのは、どうにも納得していないのです。それは、そもそもジェンダーという意味を、特に日本とか韓国(朝鮮)のような儒教文化の残る国の人々は、そういう区分け自体がないから、何かチグハグなんだろうと思うのです。逆に、仏教文化自体は、その人間の存在のあり方に、男か女かという区別を本質的に考えてはいないので、タイ国のような現象があるのだと思います。ただし、仏教学者でも、そういう説と、逆に差別的だという意見には分かれているようです。

https://www.cocolabo.me/seibetuiwa-towa/
ここの説明が、ぷったんさんには、ぴったりとするはずです。
ただし、民間のカウンセリングなどは、つとめて気をつけたほうがよいと思います。

ジェンダーっていうのは何か、というのが本当にわかっているひとが、それでは、トランス・ジェンダーは何かっていると思うのです。性同一性というのは、Gender Identity と英語で言いますが、最初は、社会的にいうほどのジェンダーという意識はなく、「独りよがりの性別」意識のようなものだと考えています。

しかし、ある条件や経験で、そう自分が男か女かという意識が、実は、属性であるということに気がつくわけです。体力的に劣ったり、家族が女性ばかりだったりとした時も含めて、自分のジェンダーの属性に疑問が生じて、それがどんどん深まってくことだと考えます。つまり、「男」か「女」かというような選択肢なんかではないということです。

一般社会では、男女というのはバイナリ(二者択一)でしかないし、また、トランス・セクシャルという人たちも、またバイナリでしかありません。だから、一般の人たちは、単純化して考えてしまうのです。

だから、このトランス・セクシャルたちを、性同一性障害として扱うかというところには、異論が出ることもあるようです。それは、アメリカでも同様で、規模がどのぐらいか分かりませんが、「トランス・セクシャル宣言」という主張を読んだことがありますが、医療の範疇にはないと言っていました。はるな愛さんも、医師の診断などいらないと言っていました。彼女は、生きるために、元男というレッテルを使っているだけで、発言の端々にも出ますが、本心は、別の所にあるようです。

当該の多くの人のジェンダーの意識というものは、ひとところにとどまっていることはありません。しかし、その反面、どこか、自分の存在が、ひとところで収まっていたいという気持ちもあるのです。「Xジェンダー」が、本当に、そこにとどまっているとは、誰も、いえ本人さえ分からないと思います。トランジットしている人の行き先がどういう結果・どういう終着駅になるのかは誰しも分からないです。ジェンダーの意識の立ち位置というのは、固定した存在ではありません。

私は、以前、そう(トランスしたいと)思うなら、命がけでしてみたら、と書いたら、相手の人がご立腹で、そのままになってしまったことがあります。でも、命がけでしてみたら、というのは、いわゆる「性同一性障害」ではないと考えています。もしも、反対の性に方向に究極的に向かうなら、それでいいはずなのに、否定するのです。

大勢の人は、目的が定まらない、だから悩んだりするわけです。しかし、命を賭けるほどの人は多くないわけです。それが、「性同一性障害」ではないか、と考えています。

例え話のような現実の話に、「あなたが、自分を男として認めれば、治療をしますが、自分を女だと言い張れば、治療はお断りします。」と医師から言われた時に、治療を諦めて死を待つことにするか、究極の選択を求められた時、どうしますか?という時に、それは命あっての話だなって思うのが正常だと思います。

多くは、なんとなく違和感を感じたまま、時とともに、その憂鬱さが深まっていく人と、脱出している人と二つに分かれていくのだろうと思います。

私は、医師がいっていることさえ疑問に感ずることがあります。医師は、その人(患者さん)のトータルな人生を判断しているからではないからです。だから、どんな診断を下そうが、それで治療行為には直接結びつかないのですから、診断名は、あまり役に立たないものだと思うのです。それで、もし、その当人が自殺でもしようものなら、平気で、このひとは「うつ病」だとか、「フライングで勝手なホルモン治療をしたのだ」と言うのです。そこに医師の良心など感じられません。典型的な話に『ブレンダと呼ばれた少年』という小説があります。もちろん、これで、当時、この治療では第一人者と呼ばれたジョン・マネー氏は、信用失墜しました。

参考:『性同一性障害の基礎と臨床』新興医学出版社
(こんな本を読んでいても、私のように懐疑的になります。)

昔、テレビでメキシコのフチタンという町の「ムシェ」というトランス・ジェンダーの話をやっていましたが、いわゆる第三の性として、歴史的伝統的に認められている町ですが、とても関心しました。一体、誰が、男と女の枠組みを規制したのでしょうね。実は、そこに、性別違和・性同一性障害の問題が隠れているように思えてならないのです。

ぷったんさんは、一般の人よりも、非常に知力が高いともお見受けしています。あまりうまくまとまった話ではありませんので、わかりにくい所もあろうかとは思いますが、少しは、私のお話が届きましたら幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとう

2度目の回答ありがとうございます!

DSM-Vになって「性同一性障害」という診断名は無くなってしまったのですね…

URL、ありがとうございます!とてもしっくりきました。私の場合、「性同一性障害」というより「性別違和」ですね。性別というのは決まり切ったものでは無くて、人々が決めているもの…という説明は目から鱗でした。

>一般社会では、男女というのはバイナリ(二者択一)でしかないし、また、トランス・セクシャルという人たちも、またバイナリでしかありません。だから、一般の人たちは、単純化して考えてしまうのです。
なるほどですね…納得しました。

>昔、テレビでメキシコのフチタンという町の「ムシェ」というトランス・ジェンダーの話をやっていましたが、いわゆる第三の性として、歴史的伝統的に認められている町ですが、とても関心しました。一体、誰が、男と女の枠組みを規制したのでしょうね。実は、そこに、性別違和・性同一性障害の問題が隠れているように思えてならないのです。
そのような町があるのですね!この町のように「男」「女」の区別を無くして第3の性というカテゴリーを作ったら、Xジェンダーの人たちは悩まなくてもいいだろうに…今の日本の「男だから働かなければいけない」「女だから家庭を守らなければいけない」という固定観念と男女に区分けしたがる風潮に対して私も疑問を感じ、そして、憤りを感じています。

>ぷったんさんは、一般の人よりも、非常に知力が高いともお見受けしています。あまりうまくまとまった話ではありませんので、わかりにくい所もあろうかとは思いますが、少しは、私のお話が届きましたら幸いです。
ありがとうございます。私からするとWindFallerさんもかなり賢い方なんだろうな…と文章を読んで感じています。また、自分の「性別」について行き詰ったら質問させていただくかもしれません。そのときはまた知恵を貸して下さると幸いです。

お礼日時:2016/11/07 13:49

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