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家族が帯状疱疹にかかりましたが、
多くを語らないのであまり理解してあげる事が出来ず…
ネットで調べたりはしたのですが…
帯状疱疹にかかった事がある方、
体験談をぜひお聞かせ下さい。
範囲や入院の有無、
病院を受診したタイミングや痛み、治療法や後遺症、再発などについてお聞かせて頂けたら嬉しいです。

A 回答 (2件)

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帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水ぼうそうを起こす原因ウイルスと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによって起こる病気です。


水ぼうそうは多くの人が子供の頃にかかり、発症後1週間程度で治ります。
しかし、治ったといってもウイルスが消滅したわけではありません。
実は、体の神経節(しんけいせつ:神経の細胞が集まった部分)に隠れて、復活の機会を狙い、長い場合は何十年も潜伏し続けます。そして免疫力が低下したときにウイルスが復活します。
免疫力が低下する原因には、過労やケガ、大きなストレス、病気、手術、免疫抑制薬の使用、高齢化などがあります。
免疫力の低下によって復活したウイルスは、神経節から出て活動を再開し、皮膚に帯状の水ぶくれをつくります。この帯状の症状から「帯状疱疹」といわれます。


症状は、皮膚にチクチクするような痛みが起こることから始まります。
次に、痛みを感じた場所にブツブツとした赤い発疹ができ、小さな水ぶくれとなって帯状に広がります。この症状は、特に胸から背中、腹部などによくみられます。他には顔や手、足にも現れます。
さらに、症状が現れるのは体の左右どちらか片側だけであり、一度に2ヵ所以上の場所に現れることはほとんどありません。

治りかた
皮膚症状は、水ぶくれからかさぶたになっておさまります。痛みが起こり始めてからかさぶたが治るまで、約3週間から1ヵ月かかり、多くの場合、強い痛みを伴います。
痛みは、刺すような鋭い痛みから始まり、しだいに衣類と触れるようなわずかな刺激にも、ピリピリと痛みを感じるようになる場合もあります。
ほとんどの場合、皮膚症状の消失と共に痛みも無くなります。

皮膚症状が回復しても痛みだけが残り、いつまでも続く場合があります。これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。
若い人の場合は、ウイルスによって破壊された神経の回復は良好ですが、高齢者では回復が困難で、帯状疱疹後神経痛が残りやすいといわれます。
ごく初期で水疱が現れる前には、診断するのが難しいとされますが、体の片側だけに帯状の痛みが表れることが手がかりになります。
初期の診断は早期の治療開始につながり、軽い症状ですませるためには重要です。早期の治療は、帯状疱疹後神経痛を残さないためにも大切です。
皮膚に痛みなどの異常を感じたら、放置せずに早めに皮膚科を受診してください。

抗ウイルス薬は、ウイルスの増殖を抑制し、病気の期間を短縮します。できるだけ早期から抗ウイルス薬を使うことで症状の悪化を防ぎ、皮膚や神経のダメージを軽くする効果が期待できます。
抗ウイルス薬として塩酸バラシクロビル、アシクロビル、ファムシクロビルなどが使われます。
痛みを我慢すると、痛みに対して敏感になり、普通は痛みとして感じない程度の刺激に対しても、過敏に反応して、治りにくい痛みになってしまいます。
我慢しないで、どんな痛みなのか医師に詳しく説明し、痛みの程度と種類に応じた消炎鎮痛薬による治療を受けるようにします。
帯状疱疹の皮膚症状が消えた後に、その部分の神経に起こる慢性的な痛みを「帯状疱疹後神経痛」といいます。
この痛みは、絶え間なく続く場合もあれば、あいだが空くこともあります。夜間に悪化する場合や、寒暖の差でひどくなることもあります。ひどくなると、痛みで他のことが手につかなくなることもあります。
できるだけ早く治療して痛みが記憶として残らないようにすることがポイントです。
決め手となる治療法は確立していませんが、麻酔科にペインクリニックを併設している病院で、神経ブロックを受けると効果のある場合が多いといわれています。
神経ブロックは、痛みの原因となる神経を麻酔で鎮静する治療法です。
帯状疱疹になるのは、疲れやストレスで体の抵抗力が低下している証拠です。
無理をせずに、栄養と睡眠を十分にとり、規則正しい生活をすることが大切です。
また、痛みを冷やすとかえって強くなるので、できるだけ温めるようにします。

帯状疱疹が他人にうつることは、あまりありません。
一方、水ぶくれの中には原因となるウイルスがいて、水ぼうそうにかかったことがない人にはうつる可能性もあります。この場合、帯状疱疹の症状ではなく、水ぼうそうと同じ症状が出ます。
水ぶくれが治るまでは、水ぼうそうにかかっていない赤ちゃんや子供、妊婦には接触しないほうがよいでしょう。

通常では、一度「帯状疱疹」にかかると、免疫力がついて再発することはほとんどありません。しかし、免疫力がひどく弱くなったときなど、再発する人もごくわずかですがいます。
疲れたときには必ず休息をとり、免疫力の低下を避ける生活を心がけましょう。
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