「宰相殿の空弁当」の使い方

「宰相殿の空弁当」の元となった吉川広家の話は前々から知っていたのですが、この言葉は先ほど初めて知りました。
しかし、この言葉の使い方が分かりません。
ネットで意味・例などを調べようにも、吉川広家の話しか出てきません。
「宰相殿の空弁当」は、いつどういう時に使う言葉なのですか？

No.1 ベストアンサー 回答者： OKAT 回答日時： 2017/03/22 09:54

こういうことばが使われるのを見聞きしたことはありません。

しかし、調べればおおよその意味は分かります。
　関ヶ原の戦いのおり、西軍側に裏切りがあって東軍の勝利に終わりますが、その裏切りの元凶とも言うべき者が「吉川広家」（きっかわひろいえ）で、家康側に通じ、毛利輝元（西軍の総大将）につながる小早川家などが、せっかく陣を構えながら、戦が始まったのに出撃しなかったのは、吉川広家のせいであった。（吉川は一応大名だが毛利家の家老のような働きをしていた）
　 味方からの再三の督促に応じず、動かなかったのを「弁当を食っていたから」と言い訳をしたのです。
後にそれを、「宰相殿の空弁当」と呼んだ人がありました。
　このことから察するに、『大事の時に、妙な口実を言って働かない』ことを意味するのでしょう。あくまでも推察です。

この回答へのお礼

うーん。私もそのように想像しましたので、そうなのですかね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2017/03/22 10:10

No.2 回答者： key00001 回答日時： 2017/03/22 10:30

面白い逸話ながら、余り一般的な故事ではないので・・。

従い、「それって、『宰相殿の空弁当』じゃん！」なんて言っても、余り受入れられないと思いますが。

用途としては「ウソの言い訳」で。
それも「ちょっと場違い」とか「本末転倒」みたいな要素がある場合じゃないでしょうか？

戦争に来てて、出陣しない理由を、「弁当を食うのに忙しくて・・」と言い訳してるワケですから。

たとえば試験の成績が悪い理由を、「部活が忙しくて・・」なんてのは、「空弁」と言えると思います。

この回答へのお礼

結局、そういう感じの意味になりそうですよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時：2017/03/23 19:54