この人頭いいなと思ったエピソード

お世話になります。
飲食店開業のため、政策金融公庫から借り入れました。

2月15日 口座に公庫から、手数料を差し引いて200万円振り込まれました。
3月 1日 開店日のため、この日付で開業届を出しました。
3月31日 公庫への1回目の返済で約2万円の引き落としが行われました。

事業の費用は、100%公庫の借入金でまかなっており、個人的な出資金はありません。
開店(3月1日)前の経費も、この借入金から払っており、すべて開業費としています。
そのため開店を迎えた時点で、口座残高は120万円程となっています。

通常は、「普通預金/長期借入金」で仕訳を行えばよいかと思うのですが、借入が開業前であること、借入金から開業費に計上しているものを払っていることから、どの時点で何を仕分ければよいかわからずにおります。

開業前は無視して、開業日に「普通預金120万/長期借入金120万」としてよいのでしょうか?

宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

No.1では、半分しか回答しなかったので、改めて書きます。

No.1は無視して下さい。

※現金基準会計、消費税込会計。


>開業前は無視して、開業日に「普通預金120万/長期借入金120万」としてよいのでしょうか?


質問者のケースでは、開業前から、入出金のつど仕訳を起す方が良いです。以下、仕訳を例示します。

話を分かりやすくするために、政策金融公庫の融資金を200万円とし、差し引かれた手数料を1万円とします。また、開店前に支払った諸経費(開業費)を50万円、29万円とします。

2/15 政策金融公庫借入、手数料1万円
〔借方〕普通預金 1,990,000/〔貸方〕長期借入金 2,000,000
〔借方〕開業費   10,000/

2/20 開業準備として支払い
〔借方〕開業費 500,000/〔貸方〕普通預金 500,000

2/28 開業準備として支払い
〔借方〕開業費 290,000/〔貸方〕普通預金 290,000

《注》3月1日の開店を迎えた時点で、口座残高は120万円ですね。

3/20 売上入金
〔借方〕普通預金 300,000/〔貸方〕売上高 300,000

3/31 公庫返済
〔借方〕長期借入金 18,000/〔貸方〕普通預金 20,000
〔借方〕利子割引料 2,000/

こんな具合に仕訳するとよいでしょう。
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残高1,000円の通帳に公庫から入金があったとします。


2月14日
預金 1,000円  事業主借 1,000円

2月15日
預金 200万円   借入金 200万円

それ以後は、預金から振込したり、現金を下ろして支払いをしてるわけです。

開業費 3,240円  現預金 3,240円
というように、取引があるだけ仕訳が立ちます。

すべての支出が開業費ではないので注意です。
減価償却資産とすべきものは、開業費にしないように気を付けてください。

「開業前から仕訳を起すことはありません。」という意見がありますが、開業前から複式簿記で記帳をしたらアカンという決まりはありません。複式簿記でしたら、当然に仕訳が起きます。
複式簿記における仕訳など起こさなくても「何にいくら払ったのか」の記録だけあれば、開始貸借対照表が作成できると述べたかったのだと思います。
この記述をした方の言いたかったのは「開業前から仕訳を起す必要はありません。」だと思います。

なお「100%公庫の借入金でまかなっており、個人的な出資金はありません。」に。
あなたが公庫から借り入れしたのですよね。
仮に「個人事業への出資金」という定義があるとしたら「あなたはあなた自身に公庫からの借入金全額を出資してる」のです。


個人事業では、儲けから配当金を出資者に支払う事がないので、出資金という存在はないです。
世間で、個人事業をする人にお金を貸すときに「出資金だ」と言います。
この場合の出資金という表現は「お前に金を貸すが、あるとき払いの催促なしだ。加えて、仕事がアカンときに返済できないとしても文句は言わない」という意味で使ってます。
「あげる」とすると贈与税問題が出るので、貸し付ける、しかし貸し付けるとなると金銭消費貸借契約書だなんだと「水臭い」話になるので、「出資金だ」というわけです。
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個人ですか法人ですか。


まあこのようなご質問をするからには、個人だと思いますので個人だとして。

>2月15日 口座に公庫から、手数料を差し引いて200…

【普通預金 200万円/借入金 200万円】

>3月31日 公庫への1回目の返済で約2万円…

元本と利息の内訳は?

例えば、
【借入金 18.000円/普通預金 18.000円】
【利子割引料 2,000円/普通預金 2,000円】

>開業日に「普通預金120万/長期借入金120万」…

開業日に普通預金へ入金されたわけはでないでしょう。
しかも、個人である限り、借入金に長期だの短期だのの区別はありません。

個人は青色申告決算書
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/ …
にある科目名のみでよいです。
もちろん、業種・職種によってはこの中にない科目名を付け根ほうが良い場合もありますけど。
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個人事業で新規開業する場合は、原則として、開業日の日付で開始貸借対照表を作成します。

開業前から仕訳を起すことはありません。

しかし質問者のケースでは、必ずしも原則に捉われる必要はありません。開業前から、支出のつど仕訳を起して構いません。

例えば、話を分かりやすくするために、政策金融公庫の融資金から差し引かれた手数料を1万円、開店前に支払った諸経費(開業費)を50万円、29万円とします。

2/15 政策金融公庫借入、手数料1万円
〔借方〕普通預金 1,990,000/〔貸方〕長期借入金 2,000,000
〔借方〕開業費 10,000/

2/20 開業準備として◎◎を購入
〔借方〕開業費 500,000/〔貸方〕普通預金 500,000

2/28 開業準備として◇◇を購入
〔借方〕開業費 290,000/〔貸方〕普通預金 290,000
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