ADHDのIQのバランスについて 3週間ほど前、精神科にADHDの診断を受けに行き ADHDの判定を

ADHDのIQのバランスについて


3週間ほど前、精神科にADHDの診断を受けに行き
ADHDの判定を受け、薬の処方を始めてもらいました。が、未だその結果を受け入れて良いかわかりません。

この病院は2件目で、初めの病院では「自閉的かもしれない」「可能性はある」「外出しないなら処方はあまりしたくない」と言われ(当時私は完全に引きこもっていた)アドバイスの1枚紙だけ出されて終わりました。
その結果に釈然とせず半年後にセカンドオピニオンに向かったというのが事の経緯です。

主治医のの方に「もう一度検査するか結果を持ってきてもらうか」と言われ、かなり神経を削り面倒だった思い出のある私は、1件目のWAISⅣと心理検査の結果を持ってきて、自分の体験談や感覚のたとえ話を聞いてもらって判断してもらいました。

その時のコメントは「この結果とあなたの体験談から考えて見てADHDの可能性は大いにあります」といったものでした。
当時の私はあんたが頼りなんだからはっきり言ってくれー！といったことばかり考えていました。今思い返すとみると相当自分勝手だったと思います。

質問のことが気になりだしてからADHDについてweb上で調べていたところ、
「ADHDの人は作動記憶と処理速度が低いという特徴がある」といったデータが数多く見られました。
私のデータは下記の通りです。

総合110
言語理解118
知覚統合112
作動記憶 92
処理速度115

作動記憶は突出して低いですが、処理速度は平均より上ぐらいっという結果でうーん...わからない
先生方が明言しないのも仕方ないのかも？

薬の方も強く効くと言われたコンサータを即決で選択し朝18gを処方してもらいましたが、ほとんど効果がない上に副作用でほとんど物が食べられず断念。
現在ストラテラ25gを夕食後に服用しています。
(あまり効果は感じられません)

2件目の主治医の方はとても親身な人で、細かな質問にも答えてくれます。それだけに自分の勝手(かもしれないこと)のために、しかも一度選択肢を与えてくれた、3週間以上かかる検査をもう一度検査受けさせてくれというのはなかなか言い出せません。

もう一度検査、それも全ての可能性を考えてするべきでしょうか、それとも薬の量が増やせるまで待つべきでしょうか？

No.3 回答者： かさかさたろう 回答日時： 2017/05/26 06:19

僕自身はADHDでして、ただ、人よりも処理速度が遅いとは、今は感じないです。

幼い頃はかなり感じていました。ADHD自体、脳の成長の遅れという部分があるので、逆に言えば、成長期の過ごし方によって、補える部分があるのだと思います。
自分はかなり努力しました。
（成長にはかなりの、個人差が、あると思います。これを見た人が誤解のないように付け加えておきます。ずっとできない事柄もある）

ただ、複数の物事を考えるのはたしかに苦手です。
例えば、あれとこれとそれ、いついつまでにやってねと言われると、一旦、間を置いて一つずつ考えないと無理です。

今まで、いろんな種類の宿題を出されたりした時、みんなが全部出してるのを見て、みんな凄いなーと思ってましたが（笑）どうやら、自分が変わってたと（笑）（全く宿題出さなかった。いつも居残りです。結局やらされるんだからと思ってました）

ADHD自体、割合的には100人に4人、そして、成人してからも、明らかに違うと断定出来るのは1人くらいだそうです。
つまり、その他３人は何らかの折り合い（創意工夫）で、表に見せないように出来るわけです。
（苦しさや辛さが分かってもらえない部分は……かなりあると思います。）

前置きが長くなってしまいましたが、大人のADHDの検査は、自分との折り合いがついた分だけ隠れるために、難しいのだと思います。

子どもの頃を思い出しながら、または、父母の証言なども参考にしていいと個人的には思います。


僕の場合は、父が保育園用に日記をつけていたので、その日記（その日のうちに何をしていたとか）と、他の3人の兄弟との比較（寝付きがものすごく悪かったとか、いつも歌を歌ってたとか）、言われてきた言葉（空気が読めないとか、昔はよく。今はも少し（笑））等々を参考にして、結論づけてます。
（一応、鬱の治療でカウンセリングを受けている先生に相談、恐らくということでコンサータを服用中。現在36mm非常に効く）

薬でかなり緩和されてるので、検査は受けてません。

しかし、薬に関しても、個人差あるようで、試していくしかないかと……。



あと、苦しい時に、好きな（または好きだった）音楽を聞くといいかもしれません。

そんな感じです。参考までに。
一日でも早く不安や、苦しみが解消されますように。

No.2 回答者： hanhangege 回答日時： 2017/05/22 07:27

どうしても、時間をかけて経緯を観察したり

薬の効きを確かめながら探る必要もあるでしょうし
鬱など発症しているなら、ある程度そちらの影響がどれぐらいあるかという
それらを治療しないといけないでしょうし。
鬱やストレスから、いろんな能力が落ち込むこともありますから。

小さいころから観察しているわけでなければ
生まれつきなのかそれまでの経緯でそのようになったかも
区別がつきにくく

診断にはある程度時間がかかってもしかたないでしょう

WAISの結果は、診断のあくまでも補助的な参考で

むしろ、その凸凹から、苦手なことがどういうところからきていて
どうフォローしたらいまよりうまくいくかの参考にすることでしょう。

ワーキングメモリーが低いために
同時に複数のことができない、他のことを始めるとそれまでやっていたことを忘れてしまう。
ということでしょうから
それに合わせた就労を考えるとか
記憶を増やす工夫
日常生活の行動を少しずつ習慣にして、それから「セット」にしていく
など。
（セットというのは○○したら××する、みたいな。それでごみ捨てとか片付けとか習慣づける。
トイレのあとお尻を拭くのは忘れないでしょうし…）

検査についてなのですが
WAISのような発達知能検査は、やったばかりで同じ検査をすると
高く出てしまったり正確でない結果になってしまいますから
ある程度期間を空けることになっています。
1年か、できれば２～3年。

成長期でもなければさほど大きく変化しませんが
前回鬱などでかなり調子がわるかったとかなら
また検査してもいいかもしれません。
ただ、間を空けないといけないのですぐにとはいかないでしょう。
するとしたら、他の種類の検査とか‥。

能力全体は標準より高い方ですし
時間はかかっても自分なりの工夫や知恵である程度改善できるのでは
と思います。
それからあとは合っている作業を探すことでしょうかね。

簡単なものからでも料理なんかもワーキングメモリーを鍛えるのには良いとレーニングだと思います。

結局ADHDかどうか、自閉的かどうか、も
がっつり支援を受けられない程度の人にとってなぜ診断が重要かというと
「どうやったらよりうまくいくか」のためですね。

あとは、投薬など医療的なものが必要かどうか、ということですから。

それから社会的支援の必要性の有無。
でもこれは知的には問題なく、あまり重くない人だとそんなには期待できません
学齢期とかなら学校や先生に理解を求める、とかはでるかもしれませんが…
義務教育を終わったらやはりそんなには期待できないので。

診断名そのものがどちらか気にするより（そして、風邪と風邪気味の線引きのようにはっきりしない部分もあり）
どう対処するかを考えてみると良いと思いますし
できれば相談できるところが見つかると良いのですが。

というわけで、テストの結果だけで「これならADHDだ！」ってものでもないので…。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ワーキングメモリーについて、私も先生に「できる事とできない事の差に強烈なギャップを感じている、それが原因で心理的にも上手くいっていないのではないか」と指摘されハッとしました。

やはりテストで病状は明確に分かるほど簡単ではないのですね。
薬や主治医の助言以外にも、自分でハンデを克服するために、料理等工夫していきたいです。

お礼日時：2017/05/22 12:12

No.1 回答者： LRうす 回答日時： 2017/05/22 05:57

ADHDに限らず心の病は、線引きが難しいですよね。

私も心の病で休職中。証明が出来ないため復職してません。

昨日、発達障害の番組がNHKで放送されていました。発達障害なんだけど東大の研究室で働いてる人、芸能界で活躍している人が話をされてました。部分的に苦手があり、総合では負けていない。ある面では人より優れている。
要は部分的に苦手なとこが取り上げられやすい（普通がわからないけど、普通じゃないと言われるのが辛いと言ってた)ので、生きて行きにくいんだとのこと。
ADHDと言われると、病気という印象を受けているのでしょうが、総合力ではむしろ勝っているようだし、そこを生かせば良いんですよね。
検査がしたいなら言うべきです。先生には正直に気持ちを伝えるべきだと思います。
私の中では、ADHDもあなた程度なら個性の範囲。その個性に合った生き方があるのですから、納得することは良いチャンスだと思います。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます

他大勢より変わった所を個性や長所といった考え方は素敵だと思います。
あなたの仰った通り東大生や芸能人の方のように社会的に成功し、なお今も闘い続けているという話を聞くのは励みになりますね

番組を今ちらと見て、もっとも、私が成功したり特別な能力があるかは別の話ですが、ADHDを少し前向きに捉えることができるかもしれないと感じました。

お礼日時：2017/05/22 12:34