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y=f(x)という2次関数があり、下に凸な放物線を描く。
f(x)=0の解の少なくとも一つの解がmより大きい場合の解法として、

子供の塾では、
[Ⅰ]
本解として
①2解ともにmよりおおきい⇔D≧0、軸>m、f(m)>0
②mをまたいで2解持つ⇔f(m)<0
③1解がmで他解がmより大きい⇔f(m)=0、かつ、軸>m
とし、①または②または③を求める。

別解として
①実数解を持つ⇔D≧0
②「両解ともにm以下」ではない⇔「軸≦m、かつ、f(m)≧0」ではない
とし、①かつ②を求める。

「端点mの処理をする」vs「補集合を考慮する」で、正直どっちもや~こしいなぁと思っておりました。
殆どの受験参考書では、上記どちらかを、王道な解法として紹介しているように思われます。


ところが、ある参考書には
[Ⅱ]
①軸≦m、f(m)<0
②軸>m、D≧0、f(m)>0
とし、①または②を求める。
という解法が載っていました。

同様の解法は http://www004.upp.so-net.ne.jp/s_honma/solution/ … にも掲載されいて、「軸の位置によって場合分けする方が実戦的」「予備校などでは、この別解の方で教えられている」とあります。

[Ⅱ]の解法は[Ⅰ]に比して、
(A)端点mの処理が甘い印象をうける。
(B)軸の2パターン場合分けで、分かりよい。
(C)自分なりに考えると、[Ⅱ]の解法でもよいように感じる。

しかし、
・そもそも数学的に正しいかどうか微妙な気もする
・王道でない解法を実戦で使うのは、危ないような気がする
・簡単な解法であれば、もっと喧伝されていて然るべしとも思う

上記[Ⅱ]の解法の妥当性とか、適用性とかについてお分かりの方がおられましたら、よろしくお願い申しげます。

A 回答 (2件)

[Ⅱ]の解法の妥当性について考えます。



一つ含まないといけない条件があります。

「軸>mであり、f(m)<0であるもの」です。

例題「2次方程式x^2-2kx+k-1=0の解が少なくとも1つが0より大きい時、kの取りうる値の範囲を求めよ」

この時、[Ⅰ]の方法と[Ⅱ]の方法で解が異なりますからやってみてください。

含まれないといけない範囲が[Ⅱ]では含まれていませんからね。
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この回答へのお礼

明確なご回答いただきありがとうございます!

例題を解くと[Ⅰ]だとkは全実数、[Ⅱ]だとk≦0、または、k>1
となり、[Ⅱ]では「軸>mであり、f(m)≦0であるもの」の部分が欠落してることが、よく理解できました。

したがって、王道解法が王道である所以も、納得できました。

今後とも、よろしくお願いします。

お礼日時:2017/06/30 21:33

グラフを書けばわかるでしょう!判別式の条件付きで


両解ともの場合は、f(m)>0かつ軸>m ですが、確かに
片解の場合は、f(m)<0だけで軸の条件は蛇足でしょう!
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