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度々流れる国会議員の不祥事をニュースで目にすると、肩書きとしては東大など学歴として何の問題のない方々ばかりです。
ですが、例の音声公開や失言といった部分で学習能力に関しては優秀であるにも拘らず、人間的な素質が欠けているように感じています。

そう思っていると何故世間は「大卒」という存在ばかりに注目するのでしょうか?
大学自体も飽和状態で学力がなくても入れてしまう現状です。
そして本題である研究や成果ではなく、就職率といったいわゆる「就職予備校化」しているのも個人的には必要あるのか疑問に感じています。

どうして世間は「大卒」ばかりに着目し、「高卒」などの存在は可能性を狭くしているのか分かりません。
そんなに全員が大卒じゃないといけないような構造でもあるのかと思ってしまいます。

詳しい方がいましたら回答お願いします。

質問者からの補足コメント

  • 僕の友人にも高卒でも有名企業の傘下で働いています。
    そのケースはごく稀でしたが、企業全体が大卒を基準としている傾向が多いのでそういった思考になっているのかもしれません。

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/09/13 10:44

A 回答 (12件中1~10件)

単純な話です。

 世間が注目しているのでは無く、現在は高卒で就職する人が少なくなったからですよ。
平成28年度の高卒での就職者は、卒業生の約20%です。
つまり、就職する人の80%は、大学・短大・専門学校・高専出身者だと言う事です。
企業が選んでいるんじゃないですよ。
就職希望者自体が、そのようになっていると言う事です。
誤解されているようですが、大企業ほど、高卒採用者は多いんです。
なぜならば、大企業は、従業員数が多く、その従業員の多くは、製造従事者や接客従事者だからです。
企業構造として、管理職や開発部門の人員は人数比率としては高くありません。
そのような企業では、人件費を低下させる為に、給与が低い従業員を正社員もしくは、非正規雇用として採用する必要があります。
ただし、日本の大企業である製造業は、その生産拠点を海外に移したので、結果として国内での従業員雇用は減りました。
しかし、国内が主な営業拠点である、交通、流通、一般物販、その他サービス業の場合は、まだその傾向が残っています。
また、公務員等も、国内以外の従事はほとんどありませんから、給与体系を変える為に、一般職、上級職などの給与体系を変えた採用を行っています。
このように、大企業では、常に一定数の高卒者を採用していますが、一般公募では募集をほとんど行っていません。
複数の指定校に直接採用案内を送付しています。
これは、一定数の採用を定期的に行うからで、採用の手間を省くためです。
実際問題、高卒の就職希望者の就職率は、大卒より高いですよ。
高卒の就職者が少なく、なんらかの学校に進学する率が高いのは、企業が求めたのでは無く、高校生がそのようになっているからです。
理系の大学生で、修士卒の採用が多いのも、同じように、学部卒の就職希望者が少なくなって、ほとんどが大学院に進学するようになったからです。
応募者のほとんどが、修士卒ですから、自然にそのようになっていると言う事です。
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昭和40年代までは高卒も一流企業や大蔵省にも


入ることができました
私も工業高校出て大企業に就職し
管理職になりました
同じ仕事を東大や京大出の人もいましたが
仕事に関しては差を感じませんでした
しかし東大京大で成績優秀な人は入社時から
将来の役員候補という優遇された立場の人たちもいました
昭和50年代から徐々に大卒しか取らなくなり
理系は院卒以上しか取らなくなりました
今は大卒又は院卒が入社試験を
受けられる最低条件になっています
何故大卒か
昔は高卒も頭が並の人もいましたが
今は50%以上が大学に進学します
私の卒業した工業高校も
私が卒業した時は同級生が明治大学や
中央大学、都立大学他大学にクラスの
半分以上が行きました
今は明治大学等全くいけないくらい
学力レベルが落ちたそうです
大学行かない人はもっと学力が
低いのです
そんな学力レベルの人達は一流企業は
昔から必要としていません
それが高卒を取らなくなった
理由でしょうか
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この回答へのお礼

一流企業という括りで考えればそれ相応の学力と教養を持った大卒が当てはまるのは確かです。
ですが、そういった大企業の他にも同じ基準で置いている企業が多く存在していることに疑問を持ったのです。
エリートの場所にはエリートを集め、そうでない場所では求めている力で発展させるといった区分けをしたほうが良いのではないかと思ったのです。

お礼日時:2017/09/13 10:41

必要なのかどうかというより、必要な場合もあるということでしょう。


就職の募集条件であったり、結婚であったり。
でも高卒でも誇りを持ってしっかり暮らしている人はいっぱいいいます。
世間は「大卒」ばかりに着目し、「高卒」などの存在は可能性を狭くしている、
とあなたが感じるのも、心のどこかに「大卒」>「高卒」と思っているからかもしれません。
この回答への補足あり
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>度々流れる国会議員の不祥事をニュースで目にすると、肩書きとしては東大など学歴として何の問題のない方々ばかりです。



それは、目立つからそういう風に見えるだけです。そもそも、国会議員は必ずしも高学歴ではありません。

>ですが、例の音声公開や失言といった部分で学習能力に関しては優秀であるにも拘らず、人間的な素質が欠けているように感じています。

大学受験で別に人間的な素質、人格を評価してるわけじゃないのだからあたりまえです。


>そう思っていると何故世間は「大卒」という存在ばかりに注目するのでしょうか?
日本の新卒採用ー終身雇用の社会において、大学名や学歴というもの以外に他人がその人を客観的にみて判断して採用する基準が乏しいからです。で、一度大手企業ないし資格職についてしまえば大抵の人はそのまま一定レベルの水準まで出世できるのだから、世間的に格差がそこで生まれます。ま、最近は徐々にこの仕組みは壊れつつある可能性もありますが。

>そして本題である研究や成果ではなく、就職率といったいわゆる「就職予備校化」しているのも個人的には必要あるのか疑問に感じています。

大学が問題なのではなくて、大学生を一律に採用しようとする企業側の判断でしょう。でも、逆に行ったら対して変わらん生活しかしたことのない日本の大学生をどういう基準で評価すれば優秀かどうかがわかるのだろうか、という構造的問題です。

>そんなに全員が大卒じゃないといけないような構造でもあるのかと思ってしまいます。
勉強ができて、社会を客観的に理解できれば、大学に”あえて”行かない理由がない→大学に行くなら有名大学に入ったほうがいいのは誰でもわかる→結果有名大学に入ってない人はよっぽどの人じゃなければ大抵はダメやつじゃないのかな、と思うだけです。ただ、これはあくまで一般論ですが、大企業総合職なんて有名大学だけで何千人も応募してくる世界ですから、いちいち高卒とかを評価して、ダイヤの原石なんて探す余裕とリスクを追いたくないだけです。結局人事だって雇われリーマンだし、一度採用したら首にできなければ当然採用してダメだった時の”責任のがれ”が必要です。そこで、あえてよくわからん”高卒”をとるより、だれが見ても少なくとも書類上は問題ない”東大卒”をとっておいたほうが言い訳がつきますし、最低限の大学受験レベルの自頭は保証されています。

>「高卒」などの存在は可能性を狭くしているのか分かりません。
学歴はどの世界であっても重要ですよ。日本が問題なのは、学歴というものが方舟的な学生の進学と終身雇用によってしか認められないし、それをクリアするかしないかで将来が決まることの方です。海外であれば、35で学位を取得しようが、遠回りしようが、キャリアがあればそれに見合った採用を受けるし、就職してもステップアップするためにはさらなる上のポジションを探して応募して行かなければいけないため、最初がよければ全てOKとはならないのです。

そういう意味でなんとなく一番世の中舐めてるのは、最近は国立医学部の学部生ですよ。ただ受験で受験者の100番以内に入ったというだけで、ほぼ将来が保証されるという仕組みはかなり異質です。米国の医者は給料が青天井ですが、その分メディカルスクールに入るための勉強以外の熾烈な準備がりますし、メディカルスクールも基本的には低金利の借金で行くことになるため、その辺のしのぎ方が日本の医学部とは全然違います。ただ、日本の医学部生でも研修医あたりになればその世界でも揉まれるのでだいぶマシになるんじゃないでしょうか?ま、もともと医学部受験者は根は真面目な人が多いですけどね。
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少し考え方が違っているように感じます。


大卒が非常に優遇されたのは昔の話で、とはいえ今でも高卒と比較すると明らかに優遇されています。

どこかの大手企業の採用担当者があなたの質問内容に回答していました。
「大学卒、それも偏差値の高い大学の学生ほど自分で勉強するので、会社としてはそちら(より高学歴者)を優先したいのは当然でしょう。」
当方も長年企業に勤めており、若いころは実力主義という言葉に共感していましたが、今はやはり高卒より大卒の方がはるかに(給料以上に)使える人が多いと実感しています。特に研究職の場合、文献、特許の調査等は任せてもシッカリまとめてくるし、英語も自主的に学校に通ったりしています。
このような実態からやはり企業にとって大卒にはそれなりのメリットは有ります。

ということは、逆に自分で勉強する意思のない大卒は給料泥棒として、高卒の人の部下になっていたり、定年まで管理職に慣れない大卒もいます。
という様に、だんだん実力主義になってはいますが、「自主的な学習意欲」の点でやはり大卒に一長が有るのが実情だと思います。
これを期待しての学歴主義です。

学歴フィルターというシステムも出て来ていますので、大学であればどこでも、は既に崩壊しつつあります。
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これは情報の不完全性として、説明されています。



つまり、人間的素質やら、仕事の能力やらは
実際に付き合うとか、やらせてみるとか、長い時間を
掛けて観察しないと判りません。

判らないから、判りやすい学歴で判断してしまえ
ということになるのです。

つまり、情報が不完全なことに由来します。

受験勉強をくぐり抜けてきたのだから
自制心があるだろう、
勉強できるんだから、仕事もできるんだろう・・・。

だろう、だろうで、判断するしか適当な方法が
無いのです。

こういうのを、行動経済学といいます。

興味がお有りでしたら、この機会に勉強してみたら
どうでしょう。
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会社勤めの経験がない(つまり人や組織に使われたことがない)政治家は社会常識や人間としての資質に欠けがちで、不祥事を起こしやすいんです。

政治家の行いだけで判断しては間違いのモトです。

「大卒」が企業に歓迎されるのは、人材を採用するときに人間としての出来ばえが学歴でしか分からないからです。いくら面接をやって選んでもホントのところは知り得ません。なので、学歴の高い人を選んだほうが無難だというだけです。いったん選んで正社員にすると、ダメだと分かっても日本のまともな会社では、よほどのことがない限り簡単にはクビにできません。ですから、なるべくなら無難な人を、になるわけ。

それと、この社会は(少なくとも日本では)差別化社会ですから、その差別化を図るためには学歴づくりから始める(なるべく早くから差別化を進める)のが都合がいいわけです。
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あのね、「肩書きとしては東大など学歴として何の問題のない方々」だから不祥事と呼ばれるのです、ヤンキーは何をやっても不祥事とは呼ばれません、初めから期待されていないからです。


もう大卒に誰も期待していません。どの大学かだけが問題で、東大、京都大などは事実上就活は不要、登録に企業の本社を何重にも取り巻く就活組は「雑魚」なのです。
最近県立大学が増えています、元Fラン大学を県が買って県立にします、Fランと呼ばれたら「もう要らない」事になったのです。県が買うのは「限界集落」を救うためです。
現在日本は大都市圏と限界集落に分かれています。もう中京圏は消滅しました、誰も名古屋大を「旧帝大」と見なさなくなったのです、だから廻りからしか受験しないし、トヨタや浜松ホトニクスへしか優秀な学生は集まりません。北海道はとっくに消え、東北大、九大も何の意味もありません、その周囲のための大学です。関西がいつまで存在するか分かりません、メガ企業が50年前から本社をズルズル首都圏に移すか、本社を分割してきました、既に50年前に神戸製鋼には東京本社があり社長印が二つあり、私が当時の通産省に技官で居た頃、通産担当の「半分技術半分事務」の方に社長印が要るんですが、と言ったら一時間で書類に社長印がちゃんと捺されて来たので、少し社長が軽すぎるなーと思いました。もちろん今は東京本社は移動してその頃東京駅八重洲口の鉄鋼ビルには無いはずですが。
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質問した方は誤解しておられるのではないでしょうか? 僕の非常に狭い範囲(国関係の役所のある部署周辺)での経験では,大卒の人がその能力を発揮できる場所と,高卒の人の場所がありました。

前者は後者を信頼して仕事を頼みますし,後者は前者の支援の下に自分の能力を発揮しておられました。前者は全国レベルで課長レベルにはなれますが,後者はある部署の課長レベルが最高位ということもあるかもしれません。でも,課長というのは一般的には上位の職種だと僕は感じています。ただ,ごめんなさい。僕の経験は,前者は大卒ですが,後者は高専卒業者です。資格にしても,大卒が得る資格と,高専・高校卒が得る資格が区別してあるようです。ちなみに人柄については,大卒と高卒の区別というより,これはもう個人的なことですから比較する意味すら全くありません。ただ,大卒の人の専門的知識が高卒の人のそれよりも(どちらも真面目に教育を受けた人達だとして)多いのは事実ですし,逆に能力が発揮できる経験を踏まえた実務という仕事場では,後者の方が前者よりも能力が高い可能性もありますし,ある種の能力(例えば管理・運営とか)については前者の方が得意ということもあり得ます。職場という現場では,学歴を重視するというより,適材適所とか,実際の知識や能力を判断して採用しておられると,僕は信じていますが・・・その結果,なぜか管理職には大卒が多くいて,実務レベルにはそうでない人がメジャーということになっているのではないかと。これは僕の誤解かもしれませんが。
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実際のところ優秀な人のほとんどが大学に行っているのですよ。


特にここ20~30年で業績を上げている人はね
サラリーマンだと実は使えないとか言い出す人がいるので、
資産家・ベンチャー企業家の例で

日本の資産家一覧。年取っていてもみんな高学歴だね
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC …

他には手元にあった週刊東洋経済のすごいベンチャー特集の創業者の出身。他意もなく掲載順に。
全部で100人掲載されているから興味があったらバックナンバーを買ってみて。
旧大蔵省
理化学研究所
SI企業
不明
産業技術総合研究所
早稲田大学在学中に
不明(企業からシリコンバレーに調査員として派遣中に)
東工大准教授
メーカの研究開発職
東大で博士号取得
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