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減量法「ローカーボ(糖質制限)かローファット(カロリー制限)」どちらがいいですか?私は、高校生3年生です部活で相撲やっていて引退するので痩せたいと思っています(体重をおとすより、脂肪を落としたいです)。糖質制限は一度やったことがあるのですが、筋力の低下とぼーっとした感じになりました。カロリー制限はやったことはありません。身長が176cmで、体重が105キロ、体脂肪率が25%です。回答お願いします。

質問者からの補足コメント

  • 具体的なPFCのバランスなどを教えてもらえればうれしいです。

      補足日時:2017/09/23 10:24

A 回答 (1件)

健康面ではローカーボがいいですね。

別名、低糖質高脂質食、といいます。
ローカーボ(低糖質高脂質食)も結局のところ、カロリー制限の一つの方法ですよ。
なんでローカーボがカロリー制限になるのかは後で書きます。

ファットとは脂肪のことです。カーボは炭水化物、特に糖質のことです。
脂肪には必須脂肪酸といって、人間の体内では合成できないため、食事を通じて摂取する必要のある栄養が含まれます。
ローファットな食事にすると、必須脂肪酸を摂りにくくなるので、栄養バランスが崩れて最悪の場合体調を崩します。

一方、糖質は人間の体内で合成できます。
なので食事を通じて摂取しなくてもタンパク質と脂肪をしっかり摂取しておけば必要な糖質エネルギーを体内で賄えます。

減量するなら摂取カロリーを減らす必要がありますが、必要な栄養はしっかり摂らないと体調の維持が難しくなります。
上で述べた通り、脂肪は必要な栄養なので減らさない方がいいです。
一方、糖質は減らしても健康上問題のない栄養だし、普通の日本人の食事ではたっぷり糖質を摂っているので、カロリーを調整する(減らす)なら糖質の量を調整する、というのがとても合理的なんです。

たまに糖質は人間の脳の唯一のエネルギーだから糖質は必要なもので、摂らなくするのは危険だと言い張る人がいますが、これには根拠がありません。
そもそも脳は糖質だけでなく、「ケトン体」という脂肪から体内で合成される物質もエネルギーにできるようになっていますし、脳が使う糖質程度なら全部体内で合成できます。

また平均的日本人はたっぷりのご飯を食べるために少量のおかずを食べる食事スタイルで、糖質から一日の摂取カロリーの60%を得ています。
一方、脳が使用するエネルギーは全身の20%しかありません。糖質は摂取カロリーの20%もあれば十分で、それ以上(40%)は「余剰糖質」になるだけです。
また、糖質制限の安全性は確立されていない、なんていう人もいますが、これもおかしい。
例えば、臨床実験の結果として副作用も特にない効果抜群の新薬が開発されているのに、20年、30年後の安全性が判らないから、使っちゃいけないと言っているのと同じですよね。

このように、糖質を減らす食事に対する批判には全く根拠がないんです。

ところで以前、糖質制限を一度やったときに筋力が低下したりボーっとした感じになった、というのはもしかして、ご飯を減らしただけで他は何も変えなかったのでは?

糖質を減らしたら、その分タンパク質と脂肪の摂取を意識して増やす必要があります。
また、そうすれば筋力の低下、意識がボーっとなる、なんてことは起こらないはずですよ。
タンパク質と脂質の摂取量を増やさずに、糖質だけ減らす食事法は低糖質高脂質食じゃなくて、単に"低"糖質"低"脂質食であり、正しい糖質制限ではないです。

糖質を減らして代わりにタンパク質と脂質をしっかり摂るようにすると、なんでカロリー制限につながるのかも理解しておきましょう。
タンパク質や脂質は糖質に比べると分子構造が複雑なため、消化吸収に手間がかかる栄養素です。
なのでタンパク質と脂質を意識してしっかり摂る食事の場合、実はすぐにお腹がいっぱいになってしまいます。
胃の処理能力がすぐに上限に達してしまうからです。

また一度たっぷり食事を摂ると、消化吸収に時間がかかるので、空腹ホルモンのグレリンがなかなか出ません。
つまり腹持ちが非常にいい。
そのため、低糖質高脂質食では、毎食たっぷり食べているはずなのに、自然と食事量が減ってきて摂取カロリーも少なくなりやすいのです。

また低糖質高脂質食は毎食満腹まで食べてもよいので、空腹を我慢しなくてよく、続けやすいという点もメリットです。
ローファットによるカロリー制限だと、毎食満腹まで食べるなんて夢のまた夢です。

質問者さんの場合、体重がかなり多いので、糖質制限はかなり効果が期待できます。
唯一の問題は、糖質に対する未練をどう断ち切るか、でしょうね。

太っている人はほぼ100%炭水化物の食べ過ぎです。炭水化物大好き人間がほとんどですからね。

以前、糖質制限をして頭がボーっとしたのは、単に低血糖になっただけでなく、糖質を食べたときに得られる高揚感がなくなってしまったこともあるかもしれませんね。
糖質、特に砂糖を摂取すると脳内にドーパミンが分泌されることが知られています。
これがなくなって脳の働きが低下した可能性もあります。

でもこれって糖質中毒ってことですよ。糖質制限がいけないのではなく、今の食事スタイルがいけないってことです。
そこを低糖質高脂質食に変えるのはそれなりに大変だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうござい、ローカーボを実践してみたいと思います。

お礼日時:2017/09/23 10:24

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