
新卒の就職活動はともかく、中途の採用活動もやはりスーツ・ネクタイ着用は必須なのでしょうか。昔はともかく、いまはクールビスの普及でノーネクタイや半袖、スーツ未着用の会社も徐々に増えています。果たして実態は?
「夏の面接時の服装について(転職)」
質問者vaionotさんは、現在転職活動中。この季節の面接を、スーツ(持っているのは黒色・長袖)で行くべきか、黒色のスーツで、暑苦しさを感じさせないために、スーツのパンツ(黒)とブラウスで行こうか悩んでます。それに対する回答は、
「春夏秋冬、色々あると思います。例えばブラウスが透けてしまったりとか、問題があるようならばジャケットを羽織ったほうがいいかもしれませんね。ですが、あまり気になさらなくてもよいかも」(osieteyogoさん)
「やはりスーツが無難かもしれませんね。私は25歳なのに、リクルートスーツで行きました^^; 恥ずかしいなぁと思いながら会社に向かいましたが、他に面接に来てた方、全員がリクルートでした。私は無難だし・・と思って白のシャツで行きましたが、他の方はシャツは様々でしたね。カットソーの方はいらっしゃらなかったです。ちなみに、私は全身リクルートで行きましたが、内定いただきました」(mk1010さん)
■男性ならスーツだが、女性の場合はビジネスにふさわしい服装ならOK
現在の面接は落とす面接になってしまっていますので、服装もチェックされます。(私服があたりまえの業界では寛大な場合もありますが)
男性がスーツ・ネクタイ着用でこなかったら、いくらクールビスとはいえ、採用の可能性が低くなることは否めません。カジュアルな格好で来てくださいなどの指定が無い限り、きちんとした服装ができない事にプラスの要素があるとは思えないからです。ただ、どうせ面接時にチェックするのですから、応募先企業までノーネクタイで上着も着用せず、涼しいビル内に入ってから、トイレで上着とネクタイ着用をすればよいのです。ボタンも忘れずに。
一方、女性の場合は難しいところですが、たしかに黒のスーツは暑苦しいイメージをもたれるかもしれません。しかし致命的ではないでしょう。むしろカジュアル過ぎる服装で「普段着?」と勘違いされるような服装はやめておいた方がよいと思います。
女性は化粧のため顔は汗を拭くのも難しいですが、おもいきって応募先企業のビルにはいったら、トイレで服を脱いで、汗を拭いて無香料のデオドラント用品を使ってスッキリするのもよいのではないかと思います。あと女性で気にしなければならないのが、アクセサリー。これは夏に限ったことではないですが、アクセサリーが華美で良いことは一つもありません。地味すぎるのも×ですが、適度なアクセサリー選びも心がけてはいかがでしょうか。
夏の面接対策として、男性はスーツ・ネクタイ・汗を拭くデオドラントシート。女性はビジネスにふさわしい服装(スーツに限らない)プラス、アクセサリー、多汗の方はデオドラントを気をつける。
応募先企業のビルにトイレがなかった!など慌てないように、時間にも余裕を持ちたいですね。“時間に余裕があると面接も余裕”… これ、結構当たっている格言だと思います。