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低気圧と高気圧の違い

A 回答 (2件)

地球の大気の大きな「対流」の中で、上昇気流が「低気圧」、下降気流が「高気圧」になります。


上昇気流では、上空で温度が下がるので雲ができ、下降気流では温度が上昇するので雲ができず晴天になることが多いです。

低気圧は、主に地表が暖められて空気が軽くなり、上昇気流が発生することで生まれます。
日本の近辺では、「大気のちょっとした温め、冷やし」による局所的な「上昇気流」「下降気流」が多いです。

地球規模では、赤道付近が最も陸地・海が太陽に温められて空気が軽くなり、上昇気流が多くて低気圧ができやすいです。
この空気が、上空で赤道から南北に流れ、流路が狭くなって中緯度地域(北緯、南緯30度付近)で下降気流となり、高気圧を多発するので雨が少なく、サハラ砂漠、イラン・イラク、タクラマカン砂漠、ネヴァダ砂漠、南半球ではオーストラリアのビクトリア砂漠などの「砂漠の多い緯度」を形成します。
また、ユーラシア大陸で冬に地表が冷やされることで下降気流ができるなど、冬の大陸内部では高気圧ができやすくなります(シベリア高気圧など)。
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