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「○○へと姿を変えた」
の'へと'は、具体的にいえばどういう文法の形なのでしょうか。
自分的に思うには、何か、順次的に変わっていった感じに思えますが、違うのでしょうか。

A 回答 (2件)

「へ」という格助詞は 動作・作用の移動・進行する目標地点・方向を表す


「姿を変える」だったら、○○の方向へ変わろうとするという意味です。


[格助]《現在では「え」と発音する》名詞に付く。
1 動作・作用の移動・進行する目標地点・方向を表す。…の方向に向かって。…の方へ。「西―向かう」
「今日(けふ)、車、京―とりにやる」〈土佐〉
2 動作・作用の行われる場所・帰着点を表す。…に。「庭―物を捨てるな」「父も母も留守のところ―訪ねてきた」
「十月十四日、関東―下着(げちゃく)」〈平家・八〉
3 動作・作用の向けられる相手・対象を表す。…に対して。…に。「父―送った手紙」「お母さん―よろしくお伝えください」
「われらが主の太政入道殿―、いかで参らであるべき」〈平家・二〉

[補説]「あたり」の意を表す名詞「辺(へ)」から転じたもの。本来は「に」が場所や動作・作用の帰着点を静止的に指示するのに対し、「へ」は、動作・作用の向かう目標を移動的に指示する傾向が強い。しかし、平安時代末ごろから、2・3の用法が生まれ、「に」との境界がしだいにあいまいになる。
 以上【デジタル大辞泉】より
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この回答へのお礼

理解できました。ありがとうございます!

お礼日時:2017/11/12 12:52

「へ」、「に」、どちらも方向の感覚を示します。


「へ」は離れてゆく方向、またはその位置、「に」は向かってくる方向、またはその到達点。
助動詞の目的格、目的は具体的な位置やものに限りません、抽象的な場合もあります。
例、駅へ行く、駅に行く×、駅に来た、あくまでも原則ですが。
>「○○へと姿を変えた」
○○に姿を変えた、と比較すれば、××(その他)へ姿を変える、ことも可能なのかな?、そんな感じを持たせる表現と思います。
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