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最初に私が政治的な立場・思想を持っていないことをお断りしておきます。

昔から気になっていたのですが、卒業式などで「日の丸」を掲揚し「君が代」を斉唱することについて、一部で問題があったり実際しなかったということがありました。いまは法律で国旗・国歌として定められているようなので、そういうことはないと思うのですが……。

でも、もし、万が一、現在の「日の丸」・「君が代」を廃止したら、どうなるのでしょうか。廃止して、そのままということはないでしょうし、国旗・国歌のない国などいままで聞いたことがありません。仮に新しくデザイン・作曲するとして、誰が、どうやって、どんなものをつくるのでしょうか。またもし国民がそれに納得しなかったらどうするのでしょうか。国民投票でもして認証するのでしょうか。

「日の丸」や「君が代」の歌詞は何百年も前からあると聞きました。それをぽいっと変えるには相当時間や手間がかかると思うのですが。責任も重いでしょうし。

あくまでも想定の範囲でお願いします。

A 回答 (9件)

旗を変えるのは易幟(文字に自信はありません。

)ですね。昔、満州でありましたね。

国旗や国歌の制定の仕方は国それぞれです。日本も最近まで慣習(太政官布告で船舶に掲げる旗としての規定はあったが。)しかありませんでした。

今では法律で制定されていますから、法の改正が必要になります。ただ法律でも、変えることまで想定していませんから、その手続きはありません。

いずれにせよ法律改正が必要ですから、法案を提出することになるでしょう。ということは内閣が法案を提出するか、議員が提出するかということですね。

そこまでの手続きは、規定がないのですから、どのようにやっても良いわけです。一番手っ取り早いのが、官僚がデザイン、あるいは作詞作曲して、法律の改正案として起草すれば良いわけですね。

それに国民の代表の議員が、賛成すれば法律として施行されるわけです。

ところで、法定前の話ですが、日本の国旗は、変更されているのですよ。確か東京オリンピックの時の話だったか、赤丸の直径や、位置、縦横の寸法の比率が変わったと、記憶しています。

この回答への補足

易幟って普段どのような仕事をしていたのでしょうか。今で言うとどのような省庁に該当するのでしょう。質問とはあまり関係ないのですが、気になります。

国旗って慣習のみだったのですね。それでは、もしオリンピックなどで、国旗が嫌いだから、という理由等で表彰のときに「国旗」の掲揚を拒否したり、違う国旗を掲揚したり、国歌を別の曲、なんてことはありえたのでしょうか。法律で決まっていないことを盾に。(あくまで、もし、です。今ではありえませんよね。でも、ほかの国旗を法律で制定していない国ではありえるのかなぁ、とどうしても思ってしまいます。)

変な質問ですが、よろしくお願いします。

補足日時:2004/09/19 00:15
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

国旗変更されてたんですね! 知らなかった……。どのくらい変わったのでしょうか、気になります。でも、日の丸には変わりないのですね。

お礼日時:2004/09/19 00:15

国旗国歌に触れるさまざまなまつりごとは荒れること必至なんですがね・・・。



まず注意せねばならないことは、君が代(元は詠み人しらずの古歌で代が君が原題)も日の丸(似たイメージは源平時代からあるが日本国総船印になったのは幕末)も、明治時代の国民形成時に必要となって作られたもので、現代的意味としては150年程度の歴史です。もっとも日の丸のほうは一時期フランスが明治二十年ころ、当時の日本の国家予算の半額の金を提示して買い取ろうとしたらしいですが。もともと国民という意識をまとめようとした時に作られたものですから、当然国民の意思は決定過程に介在していません。といより、当時は国民主権でないので介在はしようがありませんが(といっても当時は割とスムーズに受け入れられています、勿論反対派を鎮圧したなのどフィクションはありません)。

外交史や近代史に触れる機会がなかったかもしくはマルクス史観やら科学的史観を重視している方にとっては日本の暗黒史というフィクションのために是非とも国民が納得していないという理由が必要ですが、その辺はもう水掛け論にしかならんでしょう。少なくともそれが差し迫って不要であるという理由がない現在、変更する根拠もなくまた政治的にもそのような事情がないので近い将来は変更されないでしょうね。個人的には国旗国歌法には反対なのですが。慣習法として存在するだけでいいじゃないかということで。

で、まあ法制化されている以上、国会で変更することは技術的には容易です。手っ取り早いのは国民の声をいう武器を得た野党が国旗国歌法改正案として赤旗なり白旗なり白旗にブルーで「82」とかかれた旗なりを案として出し、国歌もイマジンでもインターナショナルでもUtadaでもいいので案を出してそれがよしと認められればいいだけです。要は国民的議論が必要となる事案なので多分諮問委員会や審議会で徹底した議論が行われると思いますが、これは与党の意向も大きいでしょう。赤旗とイマジンを新しい国旗国歌にするならば、その歴史的な経緯や世論等を考慮し、それが与野党協議や委員会審議で不適当として荒れれば一度廃案にして今度は白旗とインターナショナルを国旗国歌にするべく法案を出す・・・新しく決めようというときでも通常の法案審議にプラスアルファがくっつくだけだと思います。

多分赤旗か白旗だと、押し付けだと怒って大きな声で卒業式を台無しにする人たちも一段と減るでしょうから、それがいいんじゃないでしょうか、と諧謔に走ると怒られそうなので、いくつか付記をば。
普通国旗国歌のようにシンボリックなものを変えるのは、だいたいその国において革命が起こったり政体が変わったりしたときです。国民的議論という鵺のようなもので未来を現在と同じ思考で捉えて、変えるということはそれほどの責任が伴うと思われます。しょっちゅうころころ変えるほど扱いの軽いものではなく、少なくとも存在そのものは尊重されてしかるべきと思います。

ついでに、今国内で公用語とされている日本語もある意味過去からの押し付けなわけですが、国旗国歌を明治政府が制定する頃に国語ないし公用語を変えようという動きもありました。フランス語、ドイツ語、英語、ラテン語が候補として挙がったようです。新しい国家の船出に新しい国語を、といったところで、外国の理論の導入に有利であるとか、諸外国と対等になれるからなどいろいろあったようです。背景には当時の日本が根底に抱えていた植民地化への恐怖がありますから(富国強兵政策は国家膨張が理由ではなく本来は国家のサバイバルのため。教科書的にはフィクションが喜ばれますが)、意外とこの話、盛り上がったようです。結局日本語は残すことになりましたが、国語教育の重要性は強く認識されていたようです。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございます。

国旗や国歌を変えるのって結構簡単なのですね。やっぱりさまざまな論争は起こりそうですが。

明治政府が公用語を変えようとしたとは、知りませんでした。もし変えていたら今頃日本語は消滅(するかな?)していて、ほかの言葉をしゃべっていたかも、と思うとびっくりです。

お礼日時:2004/09/22 00:00

ちなみに第2国歌も作られたのですよ。

昭和15年に「愛国行進曲」が作られています。インドネシアや南方の島嶼国では、いまも口ずさまれています。

日の丸の下、国民が一丸となって戦ったのです。どこの国でも自国の旗の下、軍人は誇りをもって戦っています。日本の将兵も日の丸の旗が翻る下、誇りを持って戦ったのです。その伝統を大切にすべきでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

誤解されたかもしれませんので一言申し上げますが、私も伝統を大切にすべきだと前々から思っております。近頃の若い世代(私も一応若いのですが)の歴史についての無関心・無知には、がっかりし、また日本人として恥ずかしく思っております。私自身、歴史・伝統については無知のほうなので、自分自身が恥ずかしく、さらに知識を深めようと努力しております。

おっしゃる通りです。

お礼日時:2004/09/21 22:21

>いまは法律で国旗・国歌として定められているようなので、そういうことはないと思うのですが……。



定めた方法が問題なんです。
>国民投票でもして認証するのでしょうか。
というご質問の答えとも関係ありますが、
政府が勝手に決めてしまったんです。

 教育の場での君が代、日の丸問題は
主に日教組が反対していたのですが、
地元の反対派、賛成派の間で板ばさみに
なって、校長先生が自殺したりして、
反対の声が小さくなったのをいいことに、
強引に君は世を歌うこと、日の丸を
掲げることを決めてしまったんです。

>廃止して、そのままということはないでしょうし、

 もともと日の丸を急遽日本の旗と
明治時代に決めたのも、当時外国貿易を
行う船は、自国の旗を揚げることが
国際的に決まっていたのでそれに
従うためでした。今でも国の識別
方法としての旗はなければ困るでしょう。

>「日の丸」や「君が代」の歌詞は何百年も前からあると聞きました。

 昔からあっても、昔から日本全体に広く知られて
いた訳ではありませんでした。これは天皇陛下の
存在と同じで、存在していても長く歴史の隅に
追いやられていたものなんです。
 明治時代になって、ヨーロッパの法律や
政治手法を取り入れる際に、宗教、歌の
もとに国民の意識を統合し、強い軍隊を組織する
というヨーロッパの国々の手法を真似る
ために急遽採用したもので、キリスト教の
もとに賛美歌を歌うというように、神道のもとに
君が代を歌うように勝手に決めただけ
です。国民に広がってからまだ100年ちょっと
です。
 しかもこの日の丸、天皇陛下の名のもとに
行きたくもない戦争に引きずり出されて
お亡くなりになった日本人が沢山
いることを考えると、そのまま日の丸や
日本は天皇陛下の国と歌っているとも
とらえられる君が代をそのまま引き継いだ
のでは、戦争で亡くなった方々の魂も
浮かばれないというものです。


>変えるには相当時間や手間がかかると思うのですが。

 今の日本人は、日の丸や君が代のものに
統合されているわけではありませんね。
勿論反対派はいるでしょう。消極派も
いるでしょう。しかし、ちゃんとした案を出せば
消極派も旗や国歌の変更に納得してくれる
でしょうから、そうすれば反対が絶対少数になる
のは間違いないと思いますから、変更は容易と
思います。ここ100年で国歌や国旗を
変えた国は幾つかあります。
 
>責任も重いでしょうし。

 お札と同じですよ。ダメならまた変えればいい。
国も人も変わっていくものですから、
それに併せて国歌も国旗も変えていけば
いいんです。
 因みに国ではありませんが、民衆の
統合という意味で同じと考えられる
EUですが、EUの歌はベートーベンの
第九だそうです。


 因みに私も国歌の変更については
高校生くらいからずーと考えている
のですが、今現在の国歌変更案として
は以下のように考えています。

(新日本国国歌案)
1.作曲 坂本龍一
2.歌  北島三郎と宇多田ヒカル、スマップの合唱

 新国歌の著作権は国に属し、その印税は
日本、及び世界の音楽教育活動のための
資金とする。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2004/09/21 22:16

「日の丸」・「君が代」が今まで変更されなかったのは、決定的な理由がなかったからです。

いろいろと理由をつけていますが一種の政治的な手段と言っていいでしょう。変更を国民の大部分が望んでいる問題ではありません。もっとはっきり言えば数から言うとごく少数と言えます。あれほど日本中がわき上がったアテネオリンピックで聞きたくない、見たくないという者はいなかったはずです。中国でのアジアカップでの日本国旗焼き捨て事件がありましたが、あれは反日教育の誤算です。日本の反日家が他の問題と同様、焚きつけるのであのような事になるのです。言わば、我々は扇動されないことです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

私が知りたかったのは、「もし」変わるとしたらどうかで、変わるかどうかではありません。

私も国旗や国歌が今後変わるとは思いませんし、中国や韓国の反日教育にはうんざりしております。散々差別を受けてきましたので。

お礼日時:2004/09/21 22:13

#4です。



易幟というのは、人のことではなくて、旗が代わることです。満州では一夜で、五色旗が晴天白日旗に代わりました。だれが仕組んだかはわかりません。易は、易姓革命の易です。つまり政権が変わる意味です。

慣習というのは、代わらないものです。むしろ法律の方が変えやすいですね。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。

人のことだったのですね。全く勘違いしておりました。失礼しました……。

>慣習というのは、代わらないものです。むしろ法律の方が変えやすいですね。

おっしゃるとおりですね。勉強になります。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/21 22:10

まあ、まず廃止になるなんて事は無いと思いますが。


もしも新しく決めるとしたら・・ですよね。
たぶんNo1さんのおっしゃる様に粛々と淡々と
「有識者からなる懇談会」とか首相直属の諮問委員会「国旗、国家検討委員会」とかなんとかってところで
勝手に決められてある日野党欠席の国会で決まっちゃうのです。
消費税の%を決めるほどの理由も示されず
候補のメロディーを紅白にしか出てこない歌手の音楽ほど聴くことも無く。
そのために国民投票なんてありえないでしょう。
国民の真意を問うための国会解散なんてこともしません。
蛇足ながら、君が代の歌詞は古今和歌集に載っていた物ですから千年以上昔のものですが、曲は明治12年作曲ですから120年ぐらいですね。
国旗は意外に新しくで幕末からですから150年ぐらいです。
まあ、生まれる前であることには変わりないのですが
個人的には好きなので変わってほしくないんですがね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

うーん、何か不条理のような気もしますが、日本では仕方ないのでしょうか。私も国民として、一言ぐらい言いたくなるのでは、と思いますが。まあ世論調査ぐらいはされるでしょうけど、そんなの何にもなりませんよね。

蛇足ありがとうございます。勉強になりました!

お礼日時:2004/09/19 00:10

 たぶん、誰かに内密にそれっぽいものにしてもらうんでしょう。

こういう回答はいろいろ思念がつきまとうので、なんともいえませんけど。
 変えてしまおうというのが、言論よりも、政治的なものになってきてしまったら、その加熱した思想のもとに国旗や国家が変わるので…その時は保守的な勢力が折れて、変更をする側に即したものが、誰か、多くの人の手によってつくられるのだと思います。
 例えばですけど、天皇とかの制度などの嫌な思念が、国家や国旗に反映されるのがいやなら、そういうのをとりのぞいてそれっぽいものへと変わるのでしょう。
 私はそんなことやってるひまがあったら、何か別なことを変えていって欲しいと思いますけどね、。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

何か、国旗って神聖なものではないような気がしてきました。国の象徴ではあると思いますが。

本当に、別なことを変えてほしいですね。個人的にはまず借金をすべて返上してほしいのですが。

お礼日時:2004/09/19 00:07

君が代、日の丸を国歌、国旗と定めたときと同じ手続き、つまり国会で制定されることになると思います。


デザイン・作曲は、元号を決めたときのように有識者、学者が集まって相談していくつかの案の中から選ぶのではないかと思います。
国民投票はないと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

やっぱりこんな感じで淡々と決まってしまうのですね。国民投票はないですか。そんなもんですよね。

お礼日時:2004/09/18 23:59

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