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身内に脊髄小脳変性症で寝たきりの患者がいます。
在宅で介護をしています。
「気道が狭くなっているので、喉の切開が必要」と主治医から言われました。
切開をすると話せなくなるそうですが、本人は一言二言の単語ならしゃべれます。
少しでもしゃべることが出来るというのに、声が出せなくなるのは悲しいです。
切開すると全くしゃべれなくなるのですか?
他の方法で呼吸できるようになりませんか?
また、切開によるデメリットもお教えください。

A 回答 (2件)

◆脊髄小脳変性症やパーキンソン病(これは高齢者に多いパーキンソン症候群のことではありません)では、嚥下困難や誤嚥のために気管切開が必要な場合が稀ではありません。

(「気道が狭くなっている」のではないのですが、医師はわかり易く説明したつもりなのでしょう。)

◆気管切開をすると空気の出入りは喉の穴からしますので声は出なくなります。気管切開をした後しばらくは話せないのですけれど、傷口がきれいになって慣れてきたら、切開部分から挿入してあるカニューレ(管)の形を変えることで声の出るタイプのものもあります(空気の出入り方向が口と切開部の両方になっている)。この声の出るタイプのカニューレがあることを知らない医者もいるので聞いてみてください。従って、全くしゃべれなくなるのではありません。

◆気管切開を必要とする理由は、痰や食べ物が肺へ入ってしまい、肺炎を起こす危険を防ぐことが大きな理由です。‘胃ろう’もそのために造設するのですが、分泌物がどうしても気管に入ってしまうので気管切開をしなくてはならない場合もあるのです。

◆デメリットはやはり、基本的に会話に支障があることです。でも、先ほどの特殊な形のカニューレを入れておいて、気管切開部への口をふさぐようにすると、空気は口のほうへ流れますので話すことはできます。痰の管理は全体に楽になります。また、カニューレを入れておかないと切開した穴がふさがってしまうので、定期的にカニューレを医師や看護士が交換しなくてはなりません。その手間は増えます。

◆脊髄小脳変性症では難しいのですが、仮に機能の回復があれば、カニューレを抜いておくだけで切開部分はふさがってしまい、傷跡を残して元通りになります。

◆他の方法は、現在のところありません。というより結局は最も楽な方法が気管切開です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
呼吸に関することだとばかり思っていました。
「胃ろう」もすでにしていますが、いろいろな問題があるのですね。
当たり前ですが、素人にはわからないことだらけで、とまどっています。

お礼日時:2004/09/25 23:29

医師に聞いた方が良いと思います。



参考URL:http://www.h5.dion.ne.jp/~life-so/index2.html
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございました。
このようなサイトがあるとは知りませんでした。
参考にします。

お礼日時:2004/09/25 23:23

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