遅刻の「言い訳」選手権

現在大学二年生です。
私はずっと言語に興味があり、英語が好きなので長期留学をしたいと考えています。
ところが今、留学の理由を、目に見える形で表すことができません。

私が抱いているのは多くの方がおっしゃるような、「『英語』を学ぶのではなく『英語』をツールとして他の分野を学ぶ」という考えではなく、「『英語』を使う世界はどんな概念でできているのか肌で感じたい」ということなのです。

春にオーストラリアに一か月行ってきました。そこで私が感じたのは単純に対訳できない、日本語と英語の違いの大きさでした。

例えば何か物を借して欲しいと頼まれたのを断るとき、「これ使ってもいいですか」の返答として日本語では「すみません」とわざわざ自分から誤りますよね?でも英語ではそれは"You can't."と相手を主語にして「あなたはそうすることができないよ」と言います。"You can't."と言われたとき、とても厳しく断られた気がしてびっくりしたのですが英語ではこのような表現は普通ですよね?ではこれらの「すみません」"You can't."のフレーズを発するとき、言語が異なることによって人の心の中ではどんな異なる感情が働いているんだろう。。。

その他にも、異なる言語を母語とすることによって、その言語の母語話者以外とは絶対に分かり合えないような概念を人がもつ、ということをたくさん経験しました。

言語が人の思考、感情、そして国民性に与えている力を理解することが、私が言葉を学ぶ上での目標なんです。私が留学で得たいのはまさにこういうことなんです。

けれどこんな目標はあまりにも抽象的過ぎて、それを留学の目的にしてよいものか分かりません。

「『英語』を使う世界はどんな概念でできているのか肌で感じたい」というのは留学の目標になり得るでしょうか?

A 回答 (4件)

こんばんは。

8年カナダにいた留学カウンセラーです。

留学目的を具体化できない、との事ですが、viridianさんがおっしゃっている「『英語』を使う世界はどんな概念でできているのか肌で感じたい」というのを目標とした時、これをどのように勉強し、習得して、帰国してからどのように生かすのかを考えて、具体的な答えが見えたでしょうか?

学校に行って学問としてそれを勉強し、将来その体験を生かした仕事に就きたいと思っていますか?

それとも、その国で生活をすることによって、現地の人とのふれあいの中から習得したいと思っていますか?

目標というのは一般的に達成するべく掲げるものです。
その目標が達成できた時、その経験と知識を生かして先に進むわけですが、viridianさんにとって、「英語を使う世界はどんな概念でできているかを肌で感じる」事によって、その後何をされたいと思っていますか?

体験して、それは1つの人生経験として、将来は全く関係ない仕事に就くのであれば、ワーキングホリデーなどで英語圏の国(カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス)へ渡り、1年間英語にどっぷり漬かったら目標を達成できるでしょう。

そうではなくて、学問として学び、将来それを生かした仕事(ごめんなさい、私には思いつきませんでした)に就くのに、どうしても留学してその勉強をする必要があるのであれば、そのような教科が存在する学校を探して留学し、卒業したら、その間の生活も含めて目標を達成する事ができるでしょう。

海外に赴く事は簡単にできるわけです。目標があってもなくても。ただ、留学なり他の形で海外に出て、そこで得た経験をそのあとにどのように生かすかで、その海外生活が本当に役に立ったのか、自分は目標が達成できたのか、が決まると思います。

どんな目標でも、誰がなんと言おうと自分がその目的を達成する術をしっかり把握し、その先どうするべきかが分かっていれば、その目標を達成できるでしょう。

viridianさんは、目標としている事を達成するのには、具体的に何をしたらいいかを把握していらっしゃいますか? 目標を達成した後どうしたいか、考えていらっしゃいますか? 

もしまだ何も調べていらっしゃらないのであれば、是非すぐにでもどうしたらいいか調べてみてください。ご自分で、できる範囲で。将来の事も踏まえて、自分の目標が留学の目的になりえるのか、具体的に達成できるかできないか、それだけでも見えてくると思います。

あまりお役に立ててないかもしれません…すみません。
でも、せっかく留学したいとお考えなので、是非実現して欲しいと思います。
頑張ってくださいね。
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こんにちは。



読ませて頂いて、気持ちがわかるような気がしたので、書かせて頂きます。
僕は、3年ほど前にニュージーランドに4年間留学した経験がありますが、僕の体験談からですと、外国人といえど、同じ人間です。人間は、それぞれ異なる性格を持っています。言い方、態度、それぞれ人間が表現する言葉等によってもその人の性格が現れると思います。

ただ、経験上で思ったことですが、一概には言えませんが、日本人は、自分の性格、表現したい事等を、オープンにできなかったり、隠したりします。それが良い変わいかは別の話ですが、大抵の外人は、オープンに表現したりします。 ただこれも一例なので、オープンじゃない内向型の人もいることは、事実です。

僕の留学の目的は、最初は全く何もありませんでした、が、大学進路の段階で、地方の大学に行くぐらいだったら、留学しても一緒だと思い、留学を決意しました。 しかし、留学時代の3年生から4年生に上がるときに初めて、英語の素晴らしさというか、もっと英語が話せたら、もっと地元の人との交流も持て、人の持つ概念、又は意思を肌で感じることができるのにと思って、できる限り自分で、地元の人と接しようと思いました。 大学時代に、いろいろな人を見、人間観察が好きになり、100人いれば100通りの意見があるのと同じように、人っていうのは、本当に変わった動物だなぁと思います。 

最大の日本と海外との違いは、心の広さ、心のゆとり、人間の大きさ(中身)では、ないでしょうか。

結果、個人的には、viridianさんの目標は、きちんとした留学動機になると思います。 人には、いろんな条件、目標、意思、行動等があると思いますので、いろいろ経験して自分に取り込めることは取り込んで、頑張っていったらいいと思います。

人生は一回ですよ、後悔することなく幸せな満足のいく人生を送りましょう。ただ自分で下した決断には、誰にも文句は言えないので、頑張るしかないと思います。 経験はしないとわからないことが沢山ですね。
遠くから応援してます。 頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうですね、留学の目的を学問のように捉えて、これを知りたいあれも勉強したい、と考えるのではなく、多くの人と触れ合うことによって、ひとりの人間の視点から日本人と外国人の違いを感じる、という考え方もあるのですね。
gotcha1203さんは3~4年かかったのですね。そう簡単に達成できる目標ではないと思いますががんばります!

お礼日時:2004/09/29 23:19

全く留学の経験は無い親父です。

(子どもの頃に1ヶ月ほど海外に旅行経験はあります。)

個人的な見解ながら、結論から言えば、留学の目的になりうると思います。もともと言語に興味があり、その対象が英語という事ですから、その使用している環境を肌で感じるというのは大切な目標になると思います。

何故ならば、結局、言葉というのは意思や概念を伝えるためのツールにしか過ぎないからです。

従って、将来どのような職業に就かれたとしても、そのような体験や経験、そして、相手を理解しようとする過程から得られる能力は個人のスキルだと考えられるからです。

ただ、一般的に、ただそこで暮らしてというのでは、一体この人は何をしたいのか?となってしまうので、アメリカなりオーストラリアなりの歴史などを勉強する名目でいかれると良いのでは?と素人なりに考えました。

ちょっと乱暴ですが、海外で貴方の宗教は?と聞かれて、仏教ですと答えるようなものかなと。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
そうですね、おっしゃるように、言語の背後にある文化を知ることによって、何を知った、何を得たと目に見えるような種類の結果ではなくとも目に見えない次元のコミュニケーションのスキルを得ることはきっと留学の大きな結果だと思います。私が目指したいのもそのようなことです。

>ただ、一般的に、ただそこで暮らしてというので
>は、一体この人は何をしたいのか?となってしまう>ので、アメリカなりオーストラリアなりの歴史など>を勉強する名目でいかれると良いのでは?
それも考えました。机に向かって勉強して得られることではなさそうなので、何か興味のある別のテーマを学びつつその中で模索していくこともできるかなぁと、、、うまくいくか分かりませんが^^;

少しずつ考えていけそうです!ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/29 22:51

>「『英語』を使う世界はどんな概念でできているのか肌で感じたい」



素晴らしいじゃないですか^^

ここに書いていらっしゃる文面からも、
その動機が“映像として”明確に見えましたよ。

結局何が大事か、って
『何がしたいのか』ですから。

私なんか『ビートルズが好きやから!』と言い残してイギリスに飛んで行きましたw

>言語が人の思考、感情、そして国民性に与えている力を理解することが、私が言葉を学ぶ上での目標なんです。

とても専門的で面白い分野だと思います。
私も大学で言語学なるモノを勉強しましたが、
それぞれの国の言葉が一体どこでリンクして、
結局人類最初の言葉は何処で生まれたのか・・など・・

その言葉の通り道(伝道した経路)に依って、人々の気質が違ったり、言語においても一定の意味を示す単語が欠如していたりするんですって。

しかし英語においては、例えばイギリスとアメリカで大きく違って来ます。私の勝手な解釈に依るとまるで『京言葉』と『東京弁』みたいな感じでした。(あくまで私の解釈ですから・・)

留学の夢が実現すると良いですね。
それと『知りたいこと』『気になること』をご自身の目でよーく観察して来て下さい!

頑張って♪
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この回答へのお礼

>ここに書いていらっしゃる文面からも、
>その動機が“映像として”明確に見えましたよ。
本当ですか、そう言っていただけたらとても嬉しいです、ちょっと自信が持てました。。。あとはその目標のために「何」をするか考えてみます。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/29 22:29

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