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小学3年の国語の教科書(光村図書)に「スーホの白い馬」が載っています。
小学校の授業で学ばれた方も多いと思いますが、本文中に「若いしろうまがおおかみのまえに立ちふさがって~」という文章が出て来ますが、「しろうま」ってルビが打ってあります。「はくば」ではありません。「白い馬」を「しろいうま」と読むのは当たり前ですが、なぜ、「はくば」と読まないのでしょうか?
「はくばに乗った王子様」っていう言葉もあるのに。ご存知の方、教えて下さい。

A 回答 (1件)

意味は「白い馬」です。

当時、主人公にとってはその他に他と区別する特徴がこの馬になかったのです。オオカミと戦う姿に打たれて馬への愛情が深まるともはや「白い馬」ではなくそれ以上の存在となっていきますが、いずれにせよ、その特徴である「白」を強調した表現です。「はくば」では「白」と「馬」は平坦に並んであるだけで強調はできません。
また漢字の読みの上で注意したいのは音読み訓読みの違いで、白を「はく」と読むのと「しろ」と読むのでは明らかに視覚効果が異なります。馬も同様です。「はくばに乗った王子様」は王子様自体日本人には馴染まないため、その物語を遠い外国の遙かなものであることを強調するにはむしろ、実感のない漠とした音読みの「はくば」を採用する方が得策との判断もあったのかと思います。
「スーホの白い馬」縁がなくて小学校の教科書では出会えませんでしたが、検索して読んでみるとなかなか良いですね。「しろ」が鮮やかに眼底に残りました。
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