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ある樹脂粒子を熱で溶かしシート化を行いました。
すると粒界のようなものが見えました。
これは加熱温度が低かったからでしょうか?
熱可塑性の樹脂です。

A 回答 (1件)

熱可塑性の樹脂を溶かしてシートを作るのをカレンダー加工と言います。

カレンダー加工の場合、樹脂粒子を熱で溶かしながらスクリューで混ぜながら細長い出口から押し出すので粒界はありません。一方、型へ樹脂粒子を入れ熱で溶かしながらプレス成型する場合は粒界が残ることがあります。この場合の原因は加熱温度が低かったのとプレス時間が短かった可能性が考えられます。樹脂によって軟化点が異なるので、少なくとも軟化点以上で加工しなければなりません。あまり高温にすると分解が起こり黄変します。黄変しない温度とプレス時間のバランスを上手くすると、良い成型品は出来ます。
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