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大学院で博士さえ取得できれば、学部はどこでも関係ないと思いますか?水月昭道氏は、長崎総合科学大学を卒業して九州大学大学院で博士(人間環境学)を取得しました。
その後、立命館大学衣笠総合研究機構研究員・同志社大学非常勤講師を経て現在は学校法人筑紫女学園評議員になっているそうです。「危ない大学・消える大学2016年版」(島野清志 著・エール出版)という本によれば、長崎総合科学大学は大幅な定員割れの危ない大学・消える大学の候補校だそうです。つまり、九州大大学院の試験に合格して博士を取得できる能力さえあれば、学部はどこでも良いということだと思いますか?

A 回答 (9件)

学歴ロンダリングの話ですか?



他大学から大学院入試を経て旧帝大系に入るのは、学部1年生から入学するための入試ほど難しいことではない場合が多いのは事実ですが、そこで「博士号をとる」ことがすんなりできるかどうかというのは別の話になります。
大学院は学ぶ場所ではなくて研究する場所です。
研究する力がないのに入るとたいへんなことになります。
特に理系。そういう人をたくさん見てきました。

文系の例を出されているので文系に興味があるのかもしれませんが、基本、学歴ロンダリングは就職のためにやるものなので、文系で大学院入試で別大学に行って修士号をとってさらに博士をとると、よほどの場合を除いて就職はできないです。
企業は文系博士は採用しません。
そうなるとアカデミックの道に進むしかないのですが、失礼ながらよほどの運と才能がないと高学歴プアになる可能性が非常に高いです。

大学4年間って、実はとても大事な時期です。どの学部でもよいということは絶対にありません。
その上で、研究を継続したいなら大学院はどの大学も門戸が開かれているので挑戦するとよいと思います。
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そんなことはありません


どこの大学で、どんな研究をしてきたか、これから何をしたいか

それが博士課程の受験では重視されます。

水月氏が、どこを巡ったかではなく、何を研究したか…が、彼の研究者人生を決めたと思います。

そして、どんな博士論文を書いたか(……書けたか)

学部はどこでも良いと言うわけにもいきません。あなたがその専門領域をどれほど極めているかが重視されます。

私は医学系の博士ですが、どこ学部でも良いはずもないと言えます。
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博士の称号の評価は、認定などをした大学院や学部で評価されると思います。


教授等の経歴も、どの分野のどの大学のものかでも評価が変わると思います。

ただ、名誉教授などの称号では、文部科学省の審査等を経て与えられるものであれば、どの大学でも関係ないということがあったようですが、今は各大学の基準で名誉職を与えているので、よくわからなくなったようにも思います。

間違っていたらすいません。私は大学も出ていません。しかし、大学の元教授で名誉教授の下で働いていた際に聞いた話で書きました。
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何を聞きたいのかいまいち要領を得ませんが、とりあえず、水月昭道氏は経歴としてはきわめて特殊な人なので、参考になりません。



水月氏は大学院で人間環境学を専攻したそうですが、彼を有名にしたのは失礼ながらその分野の研究ではなく、大学院の実態を告発した著作です。また筑紫女学園は彼の祖父が創設者だそうで、要するにコネ入社です。
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こういう人がいるから自分もそうなれるという思考は危険です。



「長崎総合科学大学を卒業して九州大学大学院で博士(人間環境学)を取得しました」ということで、
この方の詳細は知りませんが、検索したところ
学部卒業が(30歳)ということで普通の就職は難しい状態。
研究生を経て7年で博士課程修了ということで、大学院入試も少なくとも一度は失敗している。
修了時、37歳。その後も研究員、非常勤講師など、常勤ではない勤務を経て、筑紫女学園も教員としてではなく事務員と
して就職しています。
すなわち、研究者としても成功しているとは言えない。
その上で評議員になっている経緯はわかりませんが、この人が筑紫女学園評議員になっているからといって、
長崎総合科学大学を卒業して九州大学大学院で博士(人間環境学)を取得した人が皆、筑紫女学園の評議員になれるとは
限りません。

また、筑紫女学園がどんな大学だか調べましたか?
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学具がどこでもいいと考えて学の道に入る人間がいるのだろうか。



将来何がしたいのか、なぜその学業は必要か、コストに見合った成果を
自分が出せるのかそこまでは大学に入る前に決定づけて努力する。

院に行く前に、経済的に自立する手段はどの程度定かであるか出身者の
動向とパーセンテージを調べ、自分の能力(容姿やコミュニケーション
能力を含む)で競争を突破できるか、何が足りなくて、2年間で不足を
補えるか具体的な方法を列挙する。

時には博士号を取る前に就職すべき場合もあります。
指導教官との信頼関係をいかに築くかも大事です。
成績にいい人ほど前段が不確実です。
次に、学問上やりたいことがはっきりしている人ほど次の段をすっとば
かして、むやみに院に長居します。

そして、博士号は小泉政権後は乱発しすぎて、値打ちがなくなりました。
これはそれ以前の人をも苦しめている。レベルと数を公的に精査すべきでは。
取得していても、組織人としての道を歩みつつ、後進を指導できないようで
人としてどう成長できるのか疑問です。
そして、ほとんどの人が安定的な道を歩めなくなりました。
そのような状況で、どんな学部でもいいと思える人がいるのか、
そういう日本で博士号を取得すること自体、いかがなものかと考えますが、どうでしょう。
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仕事には関係ありますよ。



研究生活ならともかく、就職するとなると
文学博士など雇うところは限定されます。

理系の博士なら研究所がありますが。
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>九州大大学院の試験に合格して博士を取得できる能力さえあれば


それは日本の大学制度に犯された思考だと思います。院試に受かる、博士号を得る、それはある意味簡単なことで、努力も先が見えていますから苦労はありません。私の様に学歴しかない人間になってしまう人達は調査されていませんが、多分博士取得者の三分の一を超えるでしょう。その比率は単に企業へ就職しても部長にもなれず子会社の役員で終わる人と同じです。時には上手く泳ぎ、時には他人をうならせる、それらができてやっと一人前の学者です。
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その通りです。



学部在学中に研究したいものが変わることもありますから、大学院の試験に合格すればいいということです。
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