アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

原子核の中に陽子と中性子があるのですが、その陽子の寿命の事でお聞きします。陽子の寿命は、100兆年と昔本で読んだ記憶があるのですが、この今確認する事が出来る宇宙が出来て、138億年しか経っていないのに寿命が尽きる陽子があるそうなんですが、どうしてなんでしょうか?

A 回答 (3件)

>138億年しか経っていないのに寿命が尽きる陽子があるそうなんですが


残念ですが、カミオカンデでもスーパーカミオカンデでもまだ陽子崩壊は一つも見つかっていません。見つかったという最新の報告があるのでしたら教えて下さい。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。今も陽子の寿命の検知段階なんですね。早く大統一理論が証明されればいいのですが。

お礼日時:2018/05/02 02:31

はじめまして



現在の標準模型では陽子の寿命はないとされています。しかし、この標準模型にさらに「強い力」を一体的に記述しようという大統一理論では、陽子にきわめて長いですが寿命があることが予言されています。

素粒子の寿命はあくまで平均です。はやく崩壊するものもあれば、なかなか崩壊しない者もあります。ですから、陽子の寿命が仮に 10^33 (10の33乗)年ならば、1033(10の33乗) 個の陽子を集めれば1年に1個の陽子の崩壊が観測できることになります。こうして陽子の崩壊が観測されれば、大統一理論が正しいことになります。

なお、余談ですが、超新星のニュートリノを観測してノーベル賞の受賞となったカミオカンデは、陽子崩壊によって生じたわずかの光を観測しようというものであって、ニュートリノの観測は最初は想定外だったんですよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。教えて頂いた事を学習してより幅広く科学の理解に努力していきます。

お礼日時:2018/05/02 22:03

素粒子の崩壊は確率的な現象です。


100兆年というのは崩壊定数λの逆数(=1/λ)か、そのlog2倍の「半減期」
のことだと思いますが、この値は100兆年でその粒子の寿命がくる
という意味ではなく、
1/λだけ時間が立っとその粒子の数がおおざっぱに1/3くらいになること。
ベつの言い方をすれば
今その粒子がN個有るとすると
1秒間にλN個崩壊するということです。
つまり、100兆個の3千万倍くらい集めれば、1秒間にその中の1個くらいが
崩壊するということです。そうすれば
100兆年後には、100兆x1千万個くらいになってます。

これが100兆年の意味。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。懇切丁寧に教えて頂きその想いにお答え出来ますようにもっと勉強していきますので又わからない事がありましたら宜しくお願い致します。

お礼日時:2018/05/02 02:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!