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理科の実験でエタノールを水を混ぜた物を蒸溜で分離したことがありますが、
もっと簡単な方法で日本酒を消毒用エタノール程度の純度にすることは可能でしょうか?

A 回答 (6件)

蒸留以上に簡単な方法はないでしょう。


エタノールは水と共沸しますので、蒸留で得られるアルコール濃度の上限は95%ですが、消毒用エタノールは70から80%ですので、理屈の上では可能です。
ただし、どの程度、精密な蒸留を行うかによって、アルコール濃度は変化するでしょうし、それをコントロールしたり、濃度を調べるのは簡単ではないかもしれません。
また、日本酒であればアルコールは20%以下ですので、かなりの部分が無駄になります。
実験であれば、もっと安くてアルコール度数の高いものが良いように思えます。
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>消毒用エタノール程度の純度


これ97%だということご存知ですよね。もちろん他の成分や固体が含まれてはならない。蒸留では共沸が起きるので95%以上には濃くなりません、それもご存知でしょう。
現在は逆浸透などが使えますが、昔はベンゼンを加えて水・ベンゼン・エタノールの混合物を除いて純エタノールを造っていました。そのため純エタノールは微量のベンゼンを含み飲用には適さないので旧大蔵省の封印が付いていませんでした、95%のものには酒税の封印がしてありました。現在は水分0.001%以下のものが売られておりそれを使いますが、昔は100%でも水は0.1%程度含まれていたので、マグネシウムエトキシドを作ってそれを加えて蒸留していました、私の卒研はそればっかり。実際には無毒な高反応性金属・例えばナトリウムを放り込んで蒸留しても良いのですが、皆さんお好きで無い様でした。昔よく使われたのが生石灰つまり酸化カルシウムです。ですが水分含量が大きいとカルシウムエトキシドばかり大量に出来てしまい、これからエタノールを得るのは大変。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
消毒用と書いたのは、除菌にも使いやすい、モル比率1:1程度、80%程度を想定しています。
汚れ落としに消毒用を使っていましたので、実験後、そのくらいの濃度があれば使えるなと気軽に質問しましたが、想像以上に難易度が高いようですね・・・
食塩などであれば冷凍すれば再結晶しますし少量なら簡単にできるかと思ったのですが、かなり難しそうですね。

お礼日時:2018/04/14 21:58

蒸溜では95%以上にすることはできません。


量に関係なければガスクロマトグラフィーで分離出来ます。一回当たり分離できても1μl位ですが、純粋なエタノールが得られます。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
そこまで深く考えているわけではなく、ふと思い出し、濃度高めること簡単にできるかなぁー程度の発想でした。難易度高そうですね。

お礼日時:2018/04/14 22:00

おそらく無理。



醸造酒を蒸留することがもっと簡単に高濃度のエタノールを得る(分離する)方法かと。
液を凍結して濃縮する方法もありますが、消毒用エタノール(70%)となると相当な冷凍能力と時間が必要になると予想されるため、設備投資の面から見ても、とても蒸留より簡単だとは思えません。
(蒸留ならば、原理上は液を沸騰させて蒸気を冷却して集めればいいだけなので、極論やかんと蒸気受けがあればいい、という点で家庭でも簡単に出来るのです。)

<参考>
http://kirari-hyogo.com/project-h27/kasumitsuru
(凍結濃縮法による高アルコール濃度の日本酒を製造している酒造メーカーのサイトです。でもそれでもアルコール度数で25%くらいです。)
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エタノールの沸点は約78.3℃なので、日本酒(清酒)の度数(16度~18度:16%~18%)では水より先にエタノールが蒸発してしまうので、消毒用エタノールと同濃度のエタノールを得るのはまず無理でしょう。

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消毒用エタノールに なるかどうかは分からないが 日本酒に限らず 酒類は沸点に達すると燃える・・・



沸騰した時に鍋の中に火を点ける事で アルコールは飛びます・・

日本料理に 用いられる時には「煮切り」と言い 洋酒等洋食の場合は「フランベ」と言います。。

唯・・エタノールに なるのかは分からない・・
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