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網膜の再生医療についてお教えください。
1、ips細胞移植と遺伝子治療で実現できる視力と視野は具体的に、どの程度でしょうか。

2、術式についてです。眼窩内に器具を挿入して行うのでしょうか。眼球を引っ張り出して手術を行うのでしょうか。

《参考ページ》
ips細胞移植
  http://chuo.kcho.jp/department/clinic_index/surg …
遺伝子治療
 https://www.kubotaholdings.co.jp/ir/message/inde …

  https://www.astellas.com/jp/corporate/news/detai …

A 回答 (3件)

先ず遺伝子治療の研究を見てみました。

大変難しい内容で頭が痛くなります。
それから疑問も含め、ずいぶんと時間をかけて調べましたが、これと言ったことは見当たりませんでした。

1. http://www.eye.med.kyushu-u.ac.jp/patient/clinic …
九州大学では、{視細胞を保護する作用をもつタンパク質であるヒト色素上皮由来因子(hPEDF)の遺伝子を搭載したサル免疫不全ウイルス(SIV)ベクター(SIV-hPEDF)を目に注射して、創り出されたhPEDFタンパク質によって視細胞の喪失を防ぎ、色変患者さんの視機能低下を防ぐ} ことも研究されています。

2. 2013/02/07
https://news.mynavi.jp/article/20130207-a175/
大阪大学(阪大)は1月30日、緑内障、糖尿病性網膜症と並ぶ*後天性の3大失明原因の1つである網膜色素変性症の新たな発症メカニズムを発見したと発表した・・・Sema4Aを欠損したマウスでは生直後より網膜に存在する視細胞層が脱落する・・・
《パキスタンの研究グループから、ヒト網膜色素変性症の患者においてSema4Aタンパク質に1アミノ酸変異を有する家系の存在が示唆されていた》が、実際にSema4Aタンパク質の1つのアミノ酸の変異で網膜色素変成症が発症するのかどうかは不明のままであった。
阪大研究グループは今回、これらの*点突然変異による疾患発症の有無、発症の解明、さらにSema4Aを標的とした疾患治療の有効性の検討を行うことで、こうした課題の解明に挑んだ。
具体的には最初に3種類の点突然変異、「Sema4AD345H」、「Sema4AF350C」、「Sema4A R713Q」が網膜色素変性症の原因となり得るかどうかの検証のために、これらの遺伝子異常を有する遺伝子改変マウス(ノックインマウス)を作成して調査を行った。
その結果、変異Sema4AF350Cを有する遺伝子改変マウスが、Sema4A欠損マウスと同程度の重度の視細胞の変性を示したほか、変異Sema4AF350Cが網膜色素変性症の原因となり得ることが動物モデルからも証明された・・・Sema4Aを標的にしたヒト網膜色素変性症患者に対する遺伝子治療の効果を検討するため、レンチウィルスベクターを用いた遺伝子治療の実験を実施したという。
生後1週間の時点において、Sema4A欠損マウスおよびSema4AF350C遺伝子改変マウスに対してウィルス溶液の網膜下注射を行い、色素上皮細胞特異的に野生型Sema4Aタンパクを発現させたところ、本来であれば視細胞が完全に変性・消失してしまうはずの4週齢の時点においても視細胞層は有意に保たれており、Sema4Aを標的とする遺伝子治療について良好な結果が得られたほか、治療効果が少なくとも4カ月間持続していることが確認されたという。・・
今回の研究から、4つの発見があったとしている。
1つ目は、「慢性的かつ恒常的な酸化ストレスである光刺激」からの網膜保護にSema4Aが必須であること。
2つ目は、Sema4Aタンパクの1つのアミノ酸変異により網膜色素変性症を発症すること。
3つ目は、Sema4A変異による網膜色素変成症発症が、Sema4Aタンパクの立体構造の崩壊に起因すること。そして最後の
4つ目は、Sema4Aの遺伝子治療が網膜色素変性症に対する有効な治療法の1つとなり得ることを証明したことだという。
これらの成果は、網膜色素変性症の新たな病態メカニズムを明らかにすると共に、網膜色素変性症に対する治療法につながるものであることから研究グループでは今後、パキスタン以外の網膜色素変成症家系におけるSema4A変異の検索ならびに網膜色素変性症の早期診断・早期治療への応用に関する検討・検証を進めていく必要があるとするほか、近年の研究からSema4Aがさまざまな網膜保護物質の分泌に関わっていることが判明してきたことから、ほかの遺伝的素因による網膜色素変性症に対してもSema4Aを用いた遺伝子治療が奏功する可能性も出てきたとしている。
――――――以上―――――

●遺伝子治療は、欠損している遺伝子をウイルスベクターで運び込み補う方法で、いつまで効果が継続するかは不明ですし、根本の治療とはならないはずで、異常増殖や癌化などの危険性も2015年報告されています。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsv/65/1/65 …

ipsなどの再生医療もウイルスベクターを使ったもので同じ危険性もありますし、自身の細胞を使うことから移植しても原因が断たれない以上いずれはダメになると考えます。
https://researchmap.jp/jowp5okhk-17709/

ーーーーーーーーーーー
網膜色素変性症は、点突然変異の遺伝性疾患とされていますが、明らかな遺伝が確認できる患者さんは全体の50%とあり、
2.の大阪大学の研究の冒頭に*後天性とも記されている。意図的に書かれたのか、後天性は「生まれた後で備わったこと」の意味になり、遺伝性疾患を意味しないと思われます。
私としては、少年期や成人を過ぎるなどして発症する疾患は何らかのウイルス遺伝子による影響かとも考えられます。
1例ですが、遺伝性筋疾患とされている筋ジストロフィーは、筋線維の破壊・変性(筋壊死)と再生を繰り返しながら、次第に筋萎縮と筋力低下が進行していく疾患ですが、ハスミワクチンで治癒したということも古いお方に聞いたことがあり、この2月頃に知人を介して問い合わせがあった九州の成人のお方にそのことを伝えられたそうで、不確かながら使用され、好調とのことも聞きます。

・ハスミワクチンは、ウイルス発癌に着目した千葉大医学部出の故蓮見喜一郎氏が、癌細胞からウイルスを抽出し、癌免疫療法として*癌種別に開発されたワクチンですが、癌以外のウイルスが関係する疾患にも適合するワクチンで確かな効果があります。臓器別に抽出されたウイルスが抗原材料となっていることからです。
私の関係で過去に効果を見た癌以外の疾患は以下のとおりです。

• 子宮内膜症・卵巣嚢腫・前立腺肥大などの増殖性病変
• 慢性胃炎・萎縮性胃炎・子宮頚部異形成などの前癌病変
• 関節リウマチ・シェーグレン症候群などの膠原病
• 肝炎・糖尿病・潰瘍性大腸炎・肺気腫・メニエル病・尋常性乾癬・多発性硬化症
• 変形性関節症・靭帯骨化症
• 網膜剥離・網膜静脈分枝閉塞症
• アトピー性皮膚炎・喘息・アレルギー性鼻炎・花粉症 ・・などです。

確かなことは言えませんが、試される価値はあるように思います。
網膜剥離・網膜静脈分枝閉塞症に効果があったワクチンはk.Mという種類のワクチンですが、これに効果が無ければ尿から抽出する自家ワクチンに効果を見るかもしれません。
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調べています。

しばらく締め切らずにお置き下さい。
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色々報道されていますが、再生医療はまだ未知の分野です。


考えますと、何らかの原因で網膜などの細胞が傷害されている場合、
原因を断たれない限り、ipsなど、せっかく移植した細胞もいずれは傷害されると考えます。
そのあたりはどうお考えでしょぅか?
何か目の疾患でしょぅか?
よろしければ具体的に病名などお書きください。
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。未知の分野だけに,詳しい情報は出てきていないのですね

 組織再生後再び細胞が傷害される可能性については、九州大学病院のsiv-hpedfの研究か、移植細胞をゲノム編集で最適化するなどの方法で解決できないかと考えます。
 http://www.hosp.kyushu-u.ac.jp/app/modules/infor …

引き続き、調査を続けたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2018/05/30 12:19

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