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国語の勉強をしていてふと思ったのですが、授業の中で「〜って言うでしょ?これはその〇〇で…」みたいな説明が多い気がします。

ということは日本語って外人の方に説明するとしたらかなり難しい言語になるのでしょうか?

また、外人の方は日本語を話すとき謙譲語や尊敬語、活用などを考えながら話されるのでしょうか?

知識のある方は教えてくださると幸いです。

A 回答 (3件)

日本語は、数ある言語の中でも、かなり難しい方ですよね。



そりゃ外国人の方々は、たいへんですよ。
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どこの国の言語でもネイティブは「自国語を自国語だけで習う」わけです。



だから小学1年生ぐらいだと「りんごの『り』」とか「『A』 as apple」のように「〜って言うでしょ?これはその〇〇で…」というのが多用されるようになります。

小学1年生ならそれまでの生活で見聞きした日常的な言葉と文字を結びつけるのに「〜って言うでしょ?」となるわけで、高校生ぐらいになると「武士がどのくらい自分の土地に命をかけていたかというと『一所懸命(転じて一生懸命)』という言葉があるぐらいだ」というような国語で習った知識を社会で使うようなことになっていくわけです。もちろん社会科や理科で習った言葉を国語で使うこともあります。

>ということは日本語って外人の方に説明するとしたらかなり難しい言語になるのでしょうか?
いえ、どの言語でも同じです。外国の人が多国語を覚える時には常に「その文字の表面的な意味」しか理解できない、という問題があります。

たとえば日本語を覚える人が「食堂はショクドウだが、ジキドウと発音することもある」としても、ジキドウが呉音で仏教用語に多い、ということは相当日本語とそして日本文化に精通しないと理解できないでしょう。

英語などにもそういうものがあって、分かりやすい例では「chicken」が鶏というのは知っていてもそれが「臆病者」を表すのは知らなかったりするでしょう。同様に英語では「lame duck(足元がおぼつかないアヒル、転じて支持率や影響力が下がった政治家など)」「wag the dog(しっぱが犬を振る、転じて本末転倒)」のように動物を使った慣用句を日常的に使います。それを知らない外国人はいくらリスニングが完璧でも「アヒルがどうした?」「犬が何だって???」ということになるわけです。

ですから、日本語に限らず外国人が覚えている他言語というのは「非常に表面的なもの」なのです。

>外人の方は日本語を話すとき謙譲語や尊敬語、活用などを考えながら話されるのでしょうか?

当然にそうです。日本人だって英語のレベルがある程度になれば「ここは直接話法のほうがいいか、それとも間接話法のほうが丁寧か」とか「that節のほうがいい、倒置法を使うべきか」などを考えるようになります。

ネイティブは、たとえば日本語ネイティブが「この活用はこれが正しいか?」などとは考えないように、ネイティブの母語に対する感覚は外国人が多国語を組み立てて話すメカニズムとは全く異なるのです。
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>「〜って言うでしょ?これはその〇〇で…」


まさに言葉(会話、または書物を読む)が先でおおくの表現例に接するが先、文法・理屈は後から・・・の典型です。
「〜って言うでしょ?」、この~の蓄積のない人に説明は確かに至難の技かとも思います、日本人なら大抵は毎日蓄積していますけど。
外国人が謙譲語や尊敬語、活用・・・と文法を考えながら・ではとても上達しません、まずは片言会話?ともいわれる、助詞や接続詞なしから…だと思います。
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