二酸化炭素が水に溶けにくいのはなぜですか？ 極性の観点を踏まえてお願いします。 連投失礼します

二酸化炭素が水に溶けにくいのはなぜですか？
極性の観点を踏まえてお願いします。

連投失礼します

No.3 ベストアンサー 回答者： doc_somday 回答日時： 2018/07/08 16:15

＞極性の観点

二酸化炭素分子はＯ＝Ｃ＝Ｏの直線分子で、混成はＯがsp2、Cがspです。そのため無極性で水のような極性分子とは親和性がありません。水が極性なのは他のお答えにもありますが、Ｏのsp3軌道の二つに水素が、残りの二つに非共有電子対が入っているためで、分子は屈曲して双極子を持つ上、酸素の非共有電子対が大きな親核性を持つためです。そのため酸素も窒素も水には非常に溶けにくいのです。ですが二酸化炭素がこれらの分子と大きく異なるのは中央の炭素が親核性攻撃を受け易く、水と反応して生じた炭酸(Ｈ2ＣＯ3)が水中で極めて安定に存在出来るという点です。

この回答へのお礼

ありがとうございました！

お礼日時：2018/07/19 07:53

No.2 回答者： head1192 回答日時： 2018/07/08 13:17

水分子は「くの字」になっている関係で、酸素原子付近は負の電荷をもち、水素分子付近は正の電荷をもつ。

この電荷を利用する結合を「水素結合」とよぶ。
これは水の沸点を押し上げ、様々なものを溶かす優れた溶媒として水をあらしめている大きな要因である。

しかし、二酸化炭素分子には電気的な極性がない。
したがってこの水素結合を利用して水の中に入り込むことができない。
このため二酸化炭素に対して水は優れた溶媒としてふるまうことができなくなる。
そのぶん二酸化炭素は水に溶けにくいということになる。

ただし水素結合を利用しうる溶質に対しての話であって、二酸化炭素は溶質としては水に溶けやすい方の物質である。

No.1 回答者： mapascal 回答日時： 2018/07/08 13:08

二酸化炭素は水に溶けやすいんですけどね。

炭酸水って二酸化炭素が水に溶け込んだものですよ。