【大喜利】【投稿~10/21(月)】買ったばかりの自転車を分解してひと言

只今からと只今よりの違いを教えてください。

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動作や状態の起点を示す格助詞「より」・「から」は、どちらも、
場所を表す言葉に付いたときは、それが起点の場所であることを意味し、
時間を表す言葉に付いたときは、起点となる時点であることを意味します。

例えば、「正門前よりスタートします」と「正門前からスタートします」は、
どちらも正門前が動作の起点の場所であることを意味し、
言葉のニュアンスもまったく異ならないように感じられます。

しかし、文章の内容や会話の状況によっては、「より」と「から」の
どちらを使えばよいか迷うこともあります。

「より」は、すでに奈良時代には動作・状態の起点を示す格助詞として使われており、『古事記』・『万葉集』にその用例が見られます。

「から」も『万葉集』に用例があるようですが、動作の起点を示す格助詞として
使われ始めたのは平安時代だといわれています。
また、そのこととの関連性は不明ですが、古来、漢文の読み下しでは、
「自長安至洛陽」を「長安より洛陽に至る」と読むように、「より」
を使うことが慣例となっており、「から」と読むことはありません。

このような歴史的背景から、「より」は硬い文や改まった丁寧な
言い回しのときに使われることが多く、
「から」と比較すると上品な言葉遣いのように感じられます。

一方、「から」は、日常会話では「より」よりも頻繁に使われます。

その点から、「より」はどちらかといえば文章向き、
「から」は会話向きと言えるでしょう。

ただし、明確な使い分けのルールがある訳ではありません。
自分の判断で自由に使い分けできます。
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