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現在大学工学部3年です。うちの学科からはほとんど全員(9割)は大学院へ行きます。そんな学科です。よく『理系の知識なんて院まで行かないと使えないから企業はとって雇ってくれないよ』という話を聞いていたので、院へ進むことになんのためらいはありませんでした。しかしうちの学科の先輩の約3割が修士を出たあとの就職先が商社などに行くことを聞き「院に行く意味ってあるのかなあ」って心配になってきました。研究職に自分が向いているとはあまり思えないので、結局院でやってきたこととはまったく違った職種に就くのであれば、そのとき院に行った意味はあるのかと。

A 回答 (5件)

たしかに、商社であれば大学院に行く意味はほとんど無いでしょう。

(経営工学とか言わなければ…。)
ところで、研究職という言葉の定義ですが企業での研究職も含まれているのでしょうか?
企業の研究職(技術職)につくのであれば、理系の職場に行くのであれば、たとえ院で無機をやっていて、就職してから有機をやることになったとしても、報告書の書き方やプレゼンテーションの仕方、論理的な説明、説得、思考・・・の仕方など身につく(役にたつ)ことはたくさんあると思います。
企業が修士をとるのは、学士では上に書いたような研究の基礎になるような内容も習得できていないのが現状で、修士の学生にはそれがができることを期待しているからだと思います。
論理的思考などは商社に入ったとしても役立つと思いますが…。
最後に、研究職に向いているかどうかは実際に研究を始めてみないと分からないと思いますよ。こいつ大丈夫かって後輩が実は実験のセンスがよかったり、レポートをまとめる手際がよかったりしますから。(内容は3年間授業受けてたのか?という内容でも、実験した内容などは見やすくまとまってるとか)
自分の研究している内容に関する知識なんかは先生や先輩と話していれば自然に身につくしそれで足りないところは必要に迫られて勉強すると身につくのも早いですよ。
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この回答へのお礼

自分のいう研究職は企業での研究職も含んでます。そうですね。確かに今の段階では自分の研究職に対する適性なんて分かりません。院に行ってからでも見極めるのは遅くないし、専門は違っても職場でプレゼンやまとめる力など院での経験が強みになりますよね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/12 01:08

理学系なので少し状況は違いますが、うちも8割~9割が進学していました。

それに流されたというわけでもないですが、いま修士1年です。ようするに僕も今就職か博士進学かの瀬戸際です。周りの就職意識はかなり高く、それに刺激されてか夏にはインターンにも参加しましたが、今もって悩んでいます。将来どういうところに就職することになるかはなかなか予想しづらい点があります。希望するところがとってくれるとは限らないから。インターンに参加したのは証券会社でした。傲慢な言い方かも知れないですが、たいていの業種なら自分のやってきたことが少しは活かせる気がしますし、雇ってくれたなら何とかやっていける気がしないでもありません。

最近また少し雇用が上向きな情勢ですが、それは中小に限ったときの話。人気企業などはどちらかというと多様な人材を求めている傾向を感じます。知識よりはポテンシャル重視ということなのでしょうか。何はともあれ悩むことは大切だと思いますが、進学か就職を決めるのは、「院に進学して、研究をやってみたいか」「就職して働きたいのか」のどちらの気持ちが強いか、に任せた方がいいように僕は思います。やっていることの意味云々(役に立つか立たないか)を言い出すと、純粋科学をやっている僕はブルーになってときどき嫌になりますので。
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この回答へのお礼

自分と同じ悩みの方の意見にほっとしました。やはり修士に行ってもどの職につくか決断はむずかしいものなのですね。みなさんのアドバイスのおかげで、今は「院でやってきたこととはまったく違った道に進むことになるかもしれない。そうだとしてもまず院に行って研究職に対する自分の適性やモチベーションを考えつつ、なるべく多くのもの得よう。学部卒に負けないものを身に付けよう。」こんな心境です。親身なアドバイスみなさんありがとうございました。

お礼日時:2004/11/12 01:37

商社がどういう人材を必要としているかは知りません。

しかしメーカーの研究部門に長いこといまして、そこで何人も部下を教育してきましたので、その経験を一つ、再掲します。

進学したかったが経済的事情で就職したが本人に研究をしたいと言う意欲があった女の子を 2 年鍛えました (後で聞いたら、一度は辞めようと思ったらしいですが)。2 年後同じ年に学士をでて、就職できなかったので院へ進学したという男の子を採用して、並べて仕事をさせたところ、1 年後には完全に差がつき、彼女の下に付けざるを得ませんでした。

企業が好んで修士を採用する理由は、No. 2 の言われる通りだと思います。しかし、考えようによれば、安い給料 (新卒でも普通は学士の方が修士より安いでしょう) で雇って、2 年で下手な修士出より余程戦力になることもあるのです。結局、院へ行こうが就職しようが、やる気がないものは使い物にならない、と言うことです。

おそらく同じようになんとなく曖昧な気持ちで修士へ進学した結果ではないかと思っていますが、まぁ、こんな相談もありましたよ。一回読んでみてください。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1058100
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1067731
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この回答へのお礼

やはり社会への入り口では学歴が力を持っていても、社会に入ってからは能力主義なんですね。院に進んだときに、学部卒に負けない財産を自分の中に蓄えたいと感じました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/12 01:27

 大学全入時代という言葉はご存知ですよね。


今現在、すでに好き嫌いを言わなければ
誰でも大学に入れる時代です。
大学までが実質的な義務教育だと
言われはじめています。

 大学進学率が20%代に乗った1980年代に
早稲田大学の学長さんが、もはや大学は専門を
勉強するところではない。進学率30%を
超えたら大学という看板を下ろしたほうが
いいと言って物議をかもしたことがあります。

 かつては理系の大学では4年生が
卒研の内容で学会発表をすることがあり
ましたが、今そんな話をしても
「それって東大か京大の話でしょ」
と言われてお終いだと思います。

 企業が修士を望むのは、もはや専門性では
ありません。最低限そのくらいの知識がなきゃ
仕事にならないというレベルの話なんですね。
 ですから、あなたの大学でも学科の科目の
成績があまりよくない人は、商社などに
行くしかなくなるのでしょう。

この回答への補足

私の大学は東大なのですが、私の知っている先輩は成績がよくないから商社を選んだわけではなく、研究職に自分の適性を感じなかったからでした。

補足日時:2004/11/12 01:11
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この回答へのお礼

そうですね、最低限必要とされる知識であるならば院に行かないわけには行きませんよね。職の選択の幅も広がるだろうし。いろいろ勉強になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/11/12 01:20

今は、マスターくらいは出ておいたほうが、よいでしょうね。


やってきたことが、直接役にたたない場合もありますが、でも、学卒と修士、博士、は、根本的にちがいますよ。
迷うことなんて、ないと思います。
そりゃあ、昔ほどじゃないですが、学歴って、そんなもんです。
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この回答へのお礼

経験にもとづくご回答ありがとうございました。やはり実際に修士までいくのといかないのでは違うんですね。

お礼日時:2004/11/12 01:01

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