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センター試験過去問について質問です。
よく「過去問は最低でも10年分やった方がいい」などと多くの年数の過去問を解くべきとの意見を耳にします。
僕もこの意見は傾向の分析や弱点の発見などの観点から見て正しいと思うのですが、その一方で科目によって過去問を多くの年数やるべきものとそうでないものがあるように感じます。
僕は国公立大学志望でセンター試験に5教科7科目を利用するのですが、例えば社会の受験科目として利用する現代社会という科目は過去問を多くの年数解くよりも予想問題集をやった方がいいように感じます。
なぜなら古い過去問には近年の新しい情報が反映されていなかったり、法整備などにより昔と今とでは正解が違ったりすることがある可能性があるからです。
また、数学と理科は何年か前に新課程になり出題範囲が一部変更されました。旧課程の頃の過去問はやる必要がないようにも感じられます。
そこで質問なのですが、皆さんが思う英語、国語、数学、理科(物理、物理基礎、化学基礎)、社会(現代社会)の過去問のやるべき年数を教えてください。
可能であれば理由も込みでお願いします。
また、先述した現代社会の予想問題集のようにセンター試験の過去問よりも重要度が高いと思われる勉強法などあればそちらも教えてください。
回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>例えば社会の受験科目として利用する現代社会という科目は過去問を多くの年数解くよりも予想問題集をやった方がいいように感じます。


>なぜなら古い過去問には近年の新しい情報が反映されていなかったり、法整備などにより昔と今とでは正解が違ったりすることがある可能性があるからです。
>また、数学と理科は何年か前に新課程になり出題範囲が一部変更されました。旧課程の頃の過去問はやる必要がないようにも感じられます。

この考え方は、過去問を「出題範囲対策」としてしか見ていないものです。
センターに限らず、過去問をやる目的は、「出題傾向」をつかんで、自分のための対策を立てるためなのですが、その「出題傾向」というのは、「どの問題が出るか」ではなく、「どういう問題の作り方をしているか」「どういった学力を測ろうとしているのか」という要素が大事です。
あなたの理屈を適用すると、新課程初年度の受験生は、前年度以前の旧課程で作られた過去問は解かなくて良い、ということになります。また、良問であっても古い問題は情報が古いからやる価値がない、ということになります。
本当にそうでしょうか?
過去問演習を「覚えていない知識を確認する作業」と位置づけてしまうと、そうなってしまうでしょう。
ですが、過去問は、ある意味、「絶対に同じものが出題されることがない問題」です。では、なぜ過去問を解くのか。それは、年数を経ても共通している「出題者の作問の意図」「作問の構造」を把握するためなんです。10年前の過去問と同じ問題は出題されませんが、問題の傾向が似たものは、焼き直しで出題されるかも知れません。ここ数年は出ていなかった傾向の問題が、いきなり復活するかもしれません。そういう「過去にはこんなのもアリだったんだ」というのを知るための、古いか顧問です。
そういったことを理解した上で、あなた自身が「この教科の過去問は、もうここまで遡れば十分、自分は傾向を把握した」と判断するのなら、そこで打ち止めにして良いでしょう。ですが、他人に「何年分で十分だよ」と言われてそれに従うのでは、あなた自身が本当に過去問を活用したことにはならないと思います。
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