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サンフランシスコ 講和条約で 日本は 国後択捉島の主権を放棄したんでしょうか 鈴木宗男さんは放棄してると言いまし 一部の マスコミ政治家は 戦後の混乱期であり はっきり してない もしくは放棄してないといいます どちらの言うことが正しいんでしょうか

A 回答 (1件)

鈴木宗男の言うことが正しいですね。

 サンフランシスコ条約では、日本が放棄した千島とはどこかということについて、解釈の違いがあった事が知られています。 ソ連代表グロムイコは「樺太南部、並びに現在ソ連の主権かにある千島列島に対するソ連の領有権は議論の余地のないところ」であるとの発言をしています。 アメリカ代表は演説の中で、「千島列島という地理的名称が歯舞諸島を含むかどうかについて若干の質問がありました。歯舞を含まないというのが合衆国の見解であります」との発言をしています。 日本代表の吉田茂は「日本の本土たる北海道の一部を構成する色丹島及び歯舞諸島」との表現で、歯舞・色丹が千島列島に含まれないとも受け取れる表現を使っていますが、国後・択捉については「千島南部の二島」の表現をしています。 これらのことから、サンフランシスコ条約では、歯舞・色丹については、意見の一致をみなかったという事がわかりますが、国後・択捉は日本が放棄した千島列島に含まれるという事で一致していたわけです。 ところが、歯舞・色丹の返還を持って日ソ平和条約を結ぼうとした日本に対し、日ソの接近を許したくないアメリカが、日ソ平和条約の締結は国後・択捉も含めた4島返還が絶対条件だと横槍を入れたため、日本は「サンフランシスコ条約で日本が放棄した「千島」には、歯舞・色丹・国後・択捉の4島は含まれない」と、発言を大きく変えることを余儀なくされたわけです。 国後・択捉を含めた千島をスターリンにくれてやると約束したのが、アメリカなら、国後・択捉をソ連から取り戻さない限り日ソ平和条約締結を許さないと日本に命令したのもアメリカです。
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