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短歌に、切れ字というものはありますか?

A 回答 (3件)

ありません。

俳句特有のものです。俳句は俳諧の連歌の最初の五七五が独立したものです。連歌の場合もともと第一句は後にどのような句が続いてもよいように内容的にも形式的にも完成度高くぶれることのない姿で言い切る必要がありました。これを「切れ」と言い「切れ」のよい句が最初にあれば、続く句も構想しやすかったわけです。内容的な「切れ」はひとまず措いて形式的な「切れ」を生み出すには、具体的には「けり」「かな」「や」などの付属語を用いて句末を引き締めました。これを切れ字と言います。短歌には、連歌の第一句のような切れを重んじる伝統はないため、同じ付属語であっても切れ字とは呼びません。
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短歌は切れ字ではなく、句切れがあります。

短歌は五七五七七、初句二句三句四句五句の構成になっています。たとえば、次の歌、
まつぶさに眺めてかなし月こそは全く裸身と思ひ至りぬ 水原紫苑
この歌は、まつぶさに眺めてかなしで一度、文と意味が切れます。だから二句切れといいます。次の歌、
まざまざと思想の重み見るごとし機関車が煙に包まれゆきて 島田修二
この歌は、まざまざと思想の重み見るごとし で文が切れるので三句切れです。
短歌は散文でなく韻文であるため、言葉を切ること、つなぐことによって微妙にニュアンスが違ってきます。切ればよいのか切らずにつづける方が良いのか、一首の成立にとって重要な要素です。
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切れ痔短歌としては



ウンチして 肛門痛い 切れ痔かな
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