
下記の質問の続きです。
【「何年もの間」の「もの」の説明】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10927329.html
質問に対する説明は、daaa-さんのベストアンサーのとおりでしょう。
関連する疑問が出てきました。
1)「10年の間、二人はそれを不思議に思っていました」
2)「10年もの間、二人はそれを不思議に思っていました」
3)「10年間も、二人はそれを不思議に思っていました」
多少意味がかわる気もしますが、そこは無視して、どれも成立すると思います。
ところが、下記だと4)は×でしょう。
4)「何年の間、二人はそれを不思議に思っていました」×
5)「何年もの間、二人はそれを不思議に思っていました」
6)「何年間も、二人はそれを不思議に思っていました」
これが下記になると、7)が自然で、8)9)はちょっと不自然に感じます。ただし、これも「何年」を「10年」にすれば3つとも自然に感じます。
7)「何年の間、二人はそれを不思議に思っていたのですか?」
8)「何年もの間、二人はそれを不思議に思っていたのですか?」
9)「何年間も、二人はそれを不思議に思っていたのですか?」
具体的な「10年」と「何年」でこういう違いが出るのは、どういう理由なのでしょう。
A 回答 (12件中1~10件)
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No.12
- 回答日時:
>>「認識」は使わないでほしい、と前々からお願いしているのに
言語が話者の認識の表現であることは、言語、文法を論じる場合の基本的な前提であり、事実です。したがって、この事実を避け言語、文法を論じることはできません。
それを避け理解出来るという誤った、形式主義、機能主義的な発想の基に問題を提起し、理解しようとするため混迷を招き、形式的に同じ疑問を繰り返していることを正しく自覚すべきです。
それなしに、単に形式としての文を羅列しても、問題の解決にも、理解の深化にもなりません。
正しい方法を持たないのに、「事実を山ほど集めて、そこから素晴らしい結論が出るだろうなんて期待するのは、学問の邪道」(時枝誠記『国語学への道』)だという警告も、この際思い出してもらいたいものです。■
>言語が話者の認識の表現であることは、言語、文法を論じる場合の基本的な前提であり、事実です。したがって、この事実を避け言語、文法を論じることはできません。
>正しい方法を持たないのに、「事実を山ほど集めて、そこから素晴らしい結論が出るだろうなんて期待するのは、学問の邪道」(時枝誠記『国語学への道』)だという警告も、この際思い出してもらいたいものです。
せっかくのご高説ですが、当方は関わりたくありません。何度も何度も質問と無関係のコメントはお控えください。迷惑です。日本語が通じないのでしょうか。
そういう話が好きな人とどうぞ。
素朴な疑問なんですが〈言語、文法を論じる場合の基本的な前提〉なら、わざわざ書くまでもないのでは。
「このコメントは日本で書いています」とわざわざ書く人がいたら、ホニャララですよね。
えーと。これ以上の返信もコメントは不要です。もうゲンナリも通り過ぎています。
No.11
- 回答日時:
NO.7 です。
比較の問題ですから、数日くらいのものかと思っていたものが 1週間だったら 1週間も と も がつくし、何日くらいのものかと思っていたものが何週間だった場合でも も がついても違和感はないという意味です。
えーと……。
「も」が強調になるのは、前問のdaaa-さんのベストアンサーのとおりだと思います。
そこを否定する気はありません。
当方の疑問は別のところにあります。
おそらく、不定の期間を表わす「何年」と、具体的な期間を表わす「10年」の違いではないか、という気がしてきました。
その意味では何のかたの回答が近いのかもしれない、とも思います。
ただ、あの書き方ではほとんど理解できないので、非常に悔しい気持ちです。
No.10
- 回答日時:
日本語の「何」は、疑問と不定指示の2つの用法がある。
「疑問」は、「何ですか」「いくつですか」と質問するものである。「不定指示」は漠然と数量を指示するものであり、質問してはいない。例えば英語だったら、疑問は what や how など、不定は some などだろう。しかし日本語の「何」は両方に使える。「何の事故です『か』」ならば疑問だが、「何『か』の事故で渋滞していて遅れました」ならば不定指示である。「か」の付く場所次第で、意味が変わってくるわけだ。付く場所次第と申したが、文法的には前者の「か」は終助詞、後者の「か」は副助詞である。しかし、そんな文法用語を知らなくても、私たちは「何」を目にしたら、「『か』はどこだ」などと敏感にならざるを得ない。そのようなところに、ご質問文の例文4)のような「か」無しの、いわば「裸の『何』」が放り込まれれば、なるほど違和感をおぼえるだろう。うまい例文だと思う。
さて、ご質問は「何年も」なのに、さっきから私は「何か」と書いている。「も」ではなく「か」を付けて頓珍漢なようだが、これは日本語が「膠着語」であることを示すものとも言える。付属語(助詞など)が糊(のり)の働きをして、どんどん他の自立語を貼り付けるようにして文ができあがる。いろんなものが様々なくっつき方をするわけだ。
前述したように、「何」の直後に「か」が付けば不定指示であるし、同様に「何年も」も不定指示である。「も」が付くことで、「これは質問しているのではなく、数は分からないが多いという意味」と察せられるわけだ。「も」自体は「強調」の意味だが、それが膠着した結果として、「何」の不定指示を導き出している。
さらに言うと、「何年も」の「何」は代名詞(自立語の一種)ではなく、接頭辞(付属語というか形態素の一種)である。接頭辞などの付着によって大いに文法機能が果たされるという、これまた「膠着語」の特徴に他ならない。
というわけで、裸の「何」にいろいろな付属語がさまざまに付くことで、「何」の文法機能(疑問か不定指示か)が決まる。以下に挙げるのは、いずれも不定指示の用例である。ご質問者に申し上げるが、ご自分の頭の中で例文をこしらえ、自分でマルバツを付けることを繰り返しても、日本語の理解は進まない。自分の語感を信じ過ぎのように思う(さきほどは「うまい例文」とほめたが)。広く文章家の用例を収集し、いわば文法現象を観察することから始めたほうがよい。
何年の間殆ど寧日なき戰ひを續けて來て、何時となく痩せ且つ疲れた予の身體と心とは、今安らかに眞白な寢臺の上に載つてゐる。(石川啄木『郁雨に與ふ』)
某国は武力で脅しをかけてくる。どうするべきか,国家にとっては震撼の何日問である。(西村寿行『白骨樹林』)
……いわば裸の「何年の間」「何日間」が、不定指示として使われている。これは、一般人の書いた文章にはときどき出てくるのだが、文章家の用例は珍しいようだ。
私は過去十何年の間、ほとんど毎週のように金曜日には、深川の某研究所に通って来た。(寺田寅彦『時事雑感』)
この老婦人にとつては、これは又、何十年の間、見、聞き、教へられ、さうして信じて來た、宗教に對するやうな强い信心でさへあつた。(外村繁『中井商店の身上』)
……「十何」「何十」など、ゆるやかでも範囲を示す語が付けば、「も」はなくてよいことが分かる。流麗な言葉遣いで「不定指示」が表されている。ご質問者のように「10年」と限定する例文は、さらさら必要ない。
そこがあまりおり心が好かったので、何年の間という長い独棲生活(ひとりぐらし)に飽いていた私は、(近松秋江『黒髪』)
……「という」が付けば「も」は要らない、と分かる。「おり心」は「居心地(いごこち)」と同じような意味。「居心がいい」などと用いる。
結論として、「も」でも「ゆるやかでも範囲を示す語」でも「という」でも、「何」とともに膠着することによって、不定指示を表わしていると言える。一方、別様の膠着によって「疑問」が表される。裸の「何」は、不定指示か疑問かがすぐに分からず、文脈から判断する羽目になって好まれないようだ。
コメントありがとうございます。
ただ、もう少しやさしく書いていただけませんか。
>日本語の「何」は、疑問と不定指示の2つの用法がある。
というのはなんとなくわかる気がします。
しまし「何」と「か」の関係性がわかりません。
「膠着語」ウンヌンはこのテの質問サイトで繰り返される念仏コメントのキーワードのひとつで、目にするだけでゲンナリします。できればそういう話をせずに解説していただけませんか。
>「も」自体は「強調」の意味だが、それが膠着した結果として、「何」の不定指示を導き出している
このあたりもよくわかりません。
>「何年も」の「何」は代名詞(自立語の一種)ではなく、接頭辞(付属語というか形態素の一種)である
そうなんでしょうか。
青空文庫などで探したて例文は、よほどうまく処理しないと、解説がいたずらにむずかしくなる気がしています。
当方には難解です。
No.9
- 回答日時:
>>どう見分けるのでしょうか。
>不定のものを「も」で強調し、疑問とするのは論理的ではありません
「どれも素晴らしい」「どれでも良い」の場合は不定称でも個別の実体を対象にしており、その中のどれかを「も」で強調しているため具体的な対象があります。しかし、「何年もの間、二人はそれを不思議に思っていたのですか?」は、副詞の「何年も」は大きな期間を意味し、疑問の意味が理解できますが、不定称の疑問の場合はその期間自体を問うことになり、不定な期間を強調するという矛盾を感じることになります。
>副詞としての意義もあり、この意味で使用すればNO.1の回答のように「7)8)9)はいずれも成立します。」ということになります。
これを説明するためには、話者と聞き手の認識に触れざるを得ません。「何年」の「何」が代名詞と副詞という多義であるため、話者はどちらかの意義で使用します。この質問の場合は、質問者はその意義の相違を明確に意識しないまま、他の文との形式的な比較の認識から作文したため、受け手は独自に判断するしかなく、代名詞ととれば矛盾を感じ、副詞と受けとれば何とか意味を理解できることになります。
文は話者の認識の表現であるため、この点を正しく認識しなければなりません。
判り易いのが、次のような例です。
助詞「う」は意志、推量、勧誘の意義を持っています。この「う」による次の文を考えてみましょう。
「明日は学校へ行こう。」
これは、引き籠りの子供の家庭での発言の場合、親が子供に話す場合には、勧誘になり、親が他人に話す場合は推量であり、子供自身の発言であれば、意志の表現になります。このように、多義の意義を持つ語の意味は話者の認識により決まります。■
当方は「どう見分けるのでしょうか」と質問しました。
答えはないのですね。
例によって後半は「認識」の話ですか。必要性が感じられない「認識」は使わないでほしい、と前々からお願いしているのに……言葉が通じないのでしょうか。
ということで、後半はまともに読んでません。
どうも、そうむずかしくないことを書いている気がします。それなのに、なぜこんなにむずかしく書くのでしょうか。理解できないのは当方だけではないようです。
残念ですが、お引き取りください。
No.8
- 回答日時:
NO2さんの説明は私にも十分理解できません。
不定称の指示代名詞と説明がありますね、不定ながらも指示(本来は特定必要→相手?の特定を受けて行動する場合)。
指示代名詞として使う場合、例えば、おい、何を持ってきてくれ→言葉の表現は不定ですが、内容としては特定と同様に通じる場合にしか使えませんね、(まったく初対面、赤の他人には通用しません、文法的にはありえても、内容としては隠語の類?で例外と考えたほうが?)。
何をあげようか、→どれをあげようか、は複数の候補があれば。候補なしのままなら、何を・・・・となりますね。
疑問形で使用可能、相手の特定待ち、ということになります。
「不定称の指示代名詞」という言葉がどこまで一般的なのかはわかりません。
ただ、「何年」の類いと「10年」の類いでは性質が少し違うのかなぁ、とは思います。
あの説明では何がなんだかわかりません。残念な話です。
どうしてあそこまでわかりにくく書けるのか不思議です。
当方の理解力の問題ではないことがわかり、安心しました。
No.7
- 回答日時:
前の回答で間違いがあったので再掲します。
も はそれが長期間だったことを強調するために使われています。
10年は長期間だとわかりますが、何年では長期間かどうか分からないという疑問も生じます。しかし、数日とか数か月でなく、数年だったということを強調するために使われていると考えれば、8)、9) も別に違和感はありません。
コメントありがとうございます。
別に「10年」でなくて「1年」でも同じ気がします。
「1週間」でもokの気がします。
7)8)9)にしぼって書きかえます。
7)’「1週間の間、二人はそれを不思議に思っていたのですか?」
8)’「1週間もの間、二人はそれを不思議に思っていたのですか?」
9)’「1週間も、二人はそれを不思議に思っていたのですか?」
どれも自然に感じます。おそらく1)〜6)もokでしょう。
No.6
- 回答日時:
も はそれが長期間だったことを強調するために使われています。
10年は長期間だとわかりますが、数年では長期間かどうか分からないという疑問も生じます。しかし、数日とか数か月でなく、数年だったということを強調するために使われていると考えれば、8)、9) も別に違和感はありません。
No.4
- 回答日時:
7)は年数を質問する内容
8)、9)は「不思議に思っていた」のかどうかの質問。
7)も10年の間・・・・とすれば、「不思議に思っていた」のかどうかの質問になります。
不定称の使い方。
これ、いいですね!、どれ、いいですね→なんのこっちゃ。
あれ、欲しいです、 どれ、欲しいです、文章表現では表現できませんが、どれ、欲しいですか(疑問形ならあり得ますね)。
「どれ」単独では不定のため、特定不可能、特定不可能のまま、どうする、こうするなんて不可能ですね。
「どれ」を特定しますか、→実際は、どれにしますか?。
どれも、いいですね→AもBもCも・・いずれを特定しても評価は「いいですね」。
コメントありがとうございます。
>7)は年数を質問する内容
>8)、9)は「不思議に思っていた」のかどうかの質問。
そうかもしれませんね。
No.2のかたのコメントと食い違う気がして、混乱しています。
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