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アプリリアSR50Rは速度があると知り、2018年式のアプリリアSR50Rを購入しました。
走行したところ50㎞しか出ませんでした。なぜこんなに遅いのでしょうか?
原付バイクでも60㎞出るのに・・・
アプリリアSR50Rは速度が遅いバイクなのでしょうか?
メーターが80kmあるのは、どう言う意味でしょうか?
走行すれば80㎞出ると思っていましたが・・・
詳しい方がいたらよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

EU統一規格の『モペッド法』(日本に於ける原付一種規制相当)は、日本の50㏄規格より厳しく、路上に於ける制限速でなく設計速度として、最高速度が45km/hに制限されています(日本の50㏄の60km/hリミッターに相当します)。


 メーター誤差と製造公差で、メータ―読み50km/hというのは妥当な速度です。

 SR50Rが『60km/hを越える』『80km/h出る』などと言われているのは、その設計上の制限を外した『フルパワー仕様』と言われる改造バージョンです。日本に於いては、SR50Rの新車を事前にフルパワー仕様に改造してから販売しているショップもあります。

 改造は、以前のSR50RであればCVTプーリーのボスさえ交換すれば最高速が上がりましたが、最近の『Ditech』インジェクション仕様ならプログラム書き換え、キャブ仕様ならリストリクターの取り外しやキャブの再セッティングが必要になります。自力では殆んど不可能な改造なので、フルパワー仕様を販売しているショップに相談してみてください。

 ちなみに余談ですが。

 SR50Rは、日本では『最後の2スト』『これを逃すともう2ストは手に入らない』などと宣伝されていますが、EU統一排気ガス規制ではモペッドは除外されており、依然2ストの販売が可能になっています。

 これはガチのモペッド(自転車のペダルが付いている原付バイク)を製造しているメーカーが未だ存在し、そういうところは排ガス規制へ対応するだけの資本と技術力を持たない為、メーカーの保護政策として施行されていると思われます。またEU統一後も免許制度は各国それぞれの事情に任されていますが、モペッドは届け出だけで運転許可証が発行される国が多く(14歳から運転出来る国もあります)、そういう国では自動車免許や二輪免許を持たない高校生以下や高齢者などの移動手段として普及しているので、急にモペッドを絶滅に追いやることが出来ない、っという社会的事情もあるでしょう。

 勿論、モペッドにも今後何らかの規制がかかる可能性は高いですが、『今日明日にでもモペッドクラスの2ストが絶滅する』という話は無さそうです。
 まぁもっとも、日本にも独自の排ガス規制があるので、EUで2ストモペッドの販売が継続されたところで、それが日本に入ってくるかどうかはまた別の話ですが。
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この回答へのお礼

Thank you

とても詳しく書いていただきありがとうございます。
色々と勉強になります。

お礼日時:2019/03/03 18:25

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