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wik
押忍(おす、おっす)とは、主に空手道・剣道・柔道などの武道の
関係者の間で使われる挨拶の一つ。
由来としては、旧海軍で「お早うございます」が簡略化され、その結果「オ」と「ス」が残ったもの。他に大日本武徳会が戦前に京都で運営した武道専門学校の学生の間で生まれたという[1]。
元々は「おはようございます」だったものが「おはよーっす」→「おわーす」→「おす」と縮まり、そこに「押して忍ぶ」(自我を抑え我慢する、の意)という言葉の漢字を当てた結果、現在の形になったのではないかと言われている。現在は後輩が先輩に返礼する際にも使われているが、本来は先輩が後輩に対するときだけ用いた[1]。
一説では、佐賀藩においては山本常朝の『葉隠』が武士道の基本とされ、藩校において厳しく躾が為されていた、若い青年武士たちは互いに励まし合う意味で、往来などで出会った際、「押忍!」と声を掛け合ったと言われている。応援団や武道家が使う押忍はこちらのほうの意味であり、友達同士でオスというのは前記のように「おはよう」などが縮まったものであると考えられる。
体育会系の「押忍」
武士道からなぜ応援団などが使うようになったかは定かでないが、現在では特に朝の挨拶に限らず、何かの問いかけに対する返事など、武道関係者に限らず一般に広く使われる言葉となっている。
大森敏範は、発祥は戦前の拓殖大学で、由来は相撲の心得で相手の押しに耐えることを「忍(お)す」と言ったことからという説を唱えている[2]。
空手界を中心にOSUまたはOSSとして海外にも広まっている[2]。
同種の言葉として、陸上自衛隊レンジャーにおける『レンジャー!』[3]。
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