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線路の保守についてTVなどで放送されたのをみることがあります。
夜間に何十人もの作業員が一斉に砂利の交換やレールの交換を行なっていて、大変だなあ、とおもいます。
またJRに乗っていて保守点検の基地の近くで巨大な工事用車両をみることがあります。おそらく砂利交換用の車両だとおもいますが、巨大な荷台が十も二十も連なっておいてあります。

JRは巨大な鉄道会社ですから、そのように保守専門の部門や人員や機材が豊富なのはわかりますが、日本の地方都市には線路の総延長が100kmに満たないような小さい鉄道会社がいくつもあります。

そういう鉄道会社は線路の保守点検はどのように行なっているのでしょうか? 外部委託としてJRその他の巨大な鉄道会社の保守部門にお金を払って代わりにやってもらうのでしょうか? それとも自前の人材、機材で手作業で行なうのでしょうか? それともJRは利用客が多くて、線路の痛みも早いので、定期的な保守点検が必要だが、利用者の少ない地方の零細鉄道は、いったん敷設してしまえば半永久的に線路が使えるのでしょうか?

線路に詳しい方、ご回答お願いします。

A 回答 (3件)

JRであっても「保線は委託」間違ってはいませんが、正しくもないです。



まずJRのような巨大「企業」になると、各部門で抱える人員も経費管理も莫大になるので、それぞれを分割した事業に分けているのが普通です。
 ですから保線部門も作業する内容によってJR本社の保線部門もあれば、作業自体を行う子会社などもあるわけです。

保線作業自体はJRが発注し、
・発注元のJRの監督者(路線全体を見ていつどこを作業するか管理する役目)
・作業本体を請け負う子会社(作業機械や技術がある、JR資本が入っている子会社)
・作業する人員と請負会社(子会社だったり、下請け会社だったりでその時必要な人件費をなるべく安くする)
という構造になっています。

それ以外の鉄道会社も基本的には自社でまたは自社の子会社として保線を行う部署をもっていますし、営業距離が100キロに満たないなら、大体自社で賄っているはずです。ただ、作業に人手がかかる場合は、外部委託も呼んでくるでしょう。

また保線も電化している会社と電化していない会社ではかなり違います。
電化している会社は単にレールの保守だけでなく、架線保守や信号保守、それに路線の遠隔システムやATSなどの保守が必要になってきますので、自社で抱えている保守要員だけでなく、電設会社やシステム会社などの出向者や委託などもあるわけです。

しかしたとえば銚子電鉄のような本当の「超零細鉄道会社」になると、ディーゼル車利用で、信号システムも手動だったりするので「保線要員はそれほど多く必要ない」ことになります。
それなら大規模工事などをしない限り、自社の保線要員で事足りるわけです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>保線部門も作業する内容によってJR本社の保線部門もあれば、作業自体を行う子会社などもあるわけです。

いろいろと分散して担当しているんですね。

>大規模工事などをしない限り、自社の保線要員で事足りるわけです。

自社でまかなえるところもあるんですね。

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2019/06/11 14:23

>工事用の車両にJRマークがついていたように記憶していますが、わたしの記憶違いかもしれませんね。



見間違いではありません。
委託しているのは、作業要員です。
点検はJR自身で遣っています。
ドクターイエローに代表される点検車両。これで線路や架線の状態を把握。それに基づき作業を委託するのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>見間違いではありません。

見間違いじゃなかったんですね。

>委託しているのは、作業要員です。

シャベルで砂利を掘っている人たちですね。

>ドクターイエローに代表される点検車両。これで線路や架線の状態を把握。それに基づき作業を委託するのです。

頭脳がJRで、手足は委託。要するに役所の公共工事みたいなもんですね。

ご回答ありがとうございました

お礼日時:2019/06/08 19:47

JRでさえ保線作業は外部委託ですよ。


私鉄も然り。
線路の保守頻度は、線路規格・通貨トン数・走行速度で決まります。
半永久ではありません。

ただ、中小零細私鉄では、経費削減から十分に保線されているとは言えません。
ゆえに、線路保有は地元自治体等、運営は鉄道会社と云うように第二種鉄道事業者と第三種鉄道事業者を分離する方策(上下分離)が採られる事例も増えつつあります。

和歌山電鐵、四日市あすなろ鉄道など。
復旧に取り組んでいる只見線も、上下分離方式で地元合意に至ってます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

>JRでさえ保線作業は外部委託ですよ。

そうなんですか、工事用の車両にJRマークがついていたように記憶していますが、わたしの記憶違いかもしれませんね。

>ただ、中小零細私鉄では、経費削減から十分に保線されているとは言えません。

十分ではないのですね。

>ゆえに、線路保有は地元自治体等、運営は鉄道会社と云うように第二種鉄道事業者と第三種鉄道事業者を分離する方策(上下分離)が採られる事例も増えつつあります。

ものすごい創意工夫による分担化ですね。
いろいろ大変なんですね。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2019/06/08 19:01

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