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人間は体温を36度C近辺で保って生きているが、この熱をどうやって生み出しているのか、身体の器官がどう働いて熱を発生させているのか、教えてください。

A 回答 (7件)

おもに筋肉を動かして発生する熱によります。

筋肉は骨格筋だけではなく、平滑筋や心筋もあり、それを動かすエネルギーが熱源になります。体温を36℃近辺に保つためには、余計な熱を下げることも必要で、それは発汗で出す汗の量を調節し、その汗が乾くときに奪われる潜熱(気化熱)で冷まします。

寒いときにブルブルと震えるのは無意識に筋肉を動かして熱を出させるためですし、暑いと汗を多くかくのは気化熱で体を冷ますためです。
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Enmatyoさんその他が回答されていますので、私は別の視点から。



動物、人間は消化吸収によって、分解された栄養を、細胞の中に共生している「ミトコンドリア」で分解してエネルギーATPに変換して利用しています。

植物も、同じ原理、働きでATP変換して熱や葉緑体が働くためのエネルギーにしています。
(植物も酸素が必要です)

全身の細胞には、多数のミトコンドリアが生存しています。

精子には17個(18個?)のミトコンドリアがあり、このミトコンドリアがエネルギーを作り出して泳いでいます。

皮膚の細胞にも1個に、2000個程度でしょうか(面倒だからその程度にしておいてください。必要なら調べてください)
 
筋肉はエネルギーが十分に必要ですから、2000個から3000個。運動選手などはそれ以上に増えます。

心臓は24時間、働いていますから5000個以上です。運動選手ならもっと多いでしょう。

血液の細胞内にも、もちろん多いはずです。すべての内臓の細胞でもミトコンドリアがエネルギーを作り出しているからこそ、生きていられます。

最も重要な細胞は「脳神経細胞」です。
脳神経細胞も1個に数千個存在していて、エネルギーを作り出しているために、考えることが出来ます。

脳は素早くエネルギーが必要ですから、主にブドウ糖のような糖類をエネルギーのもとにしています。
(筋肉はその他の栄養素も変換できるようです。また、数分分の酸素も貯留)

したがって、脳は低血糖になれば、エネルギー切れで昏睡状態になります。


ミトコンドリアは、体温を保つためのエネルギー、筋肉を動かすためのエネルギー、心臓を動かすためのエネルギー、考えるためのエネルギーを作り神経細胞に供給しています。
もちろん、全ての内臓を動かすためのエネルギーを作り出しています。


では、ミトコンドリアを働かせているのはどんな物質でしょうか。
最低限必要な物質は、酸素です。
我々が生きているのは、ミトコンドリアに酸素を供給しているからです。

酸素が無ければ、一瞬たりともエネルギーを作りだすことが出来ませんから、脳細胞は働けず、数分後には死滅します。それまでに、昏睡しますが。

酸素と、元になる栄養素とミトコンドリアを働かせる「酵素」です。
また、酵素だけでは働きが弱いため、補酵素として主にビタミンB1が必要です。

酸素、栄養、酵素、ビタミンB1とその他の物質が必須の物質。
ビタミンB1が不足すると、筋肉を始め体中のミトコンドリアは働けないので、動きが鈍くなります。
これが脚気です。筋肉である心臓の働きも悪くなる。日本の国民病です。

余談ですが、家光に始まり、歴代将軍が苦しみ、明治天皇は長い間苦しみました。
脚気により死亡したのは、15代家茂 21歳  その正室 皇女和宮 32歳 で死亡。
日本人の食事にはビタミンB1が不足しているためです。
大豆には多いが、日本では湯がいて捨ててしまうから。コメの胚芽も精米してしまうから。


そして、そのミトコンドリアに酸素と栄養を供給しているのが、血液です。
赤血球の中にはヘモグロビンが4個あり、それぞれにヘム鉄1個が存在している。

この鉄に、酸素がくっつき全身のミトコンドリアに供給している。
したがって、貧血になれば酸素の供給不足になるため、脳も働きが悪くなり、心臓も疲れを感じるようになる。運動選手は最高の働きをさせるため、鉄とビタミンB1が必須となる。

多くの女性が貧血の重大さを認識していないが(医者や教師も同じだが)、重大な問題である。
最新の貧血の研究では、貧血検査正常値の50%は貧血とされます。
現在貧血の患者を含めて、約、70%の日本女性が貧血と考えられます。
現在、新しい検査を研究中とされる。

関西のある、ラクビーチームは名門であったが、後半弱く勝てなかった。
そこで調査したら、鉄欠乏性の貧血であった。そこで、治療をしたところ6連勝した。

格闘技やラグビーのように体当たりすると、血球が破壊されるため貧血に。
ランナー等、飛び上がる運動選手も足の裏に強い力が加わり、血球が壊れる。

なお、体内中心温度が35℃以下になると、ヘモグロビンの鉄から、酸素が離れにくくなるので冷え性は良くないし。しもやけも同じ原理。 
低体温になったら酸素の供給がストップして細胞が死滅する。

余談も増えたが、参考に。
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この回答へのお礼

「ミミの父」さん  「konjii」さん 「enmatyo」さん 「justinHeeHaa」さん ほかのみなさん、いろいろとご教示くださりありがとうございます。

 この質問をしたのは、『熱中症』とはなにか、身体と熱がどうかかわっているのか、各臓器が熱とどうかかわって熱中症状が発症するのかを知りたく調べ始めたが、人体の体温がどうやってつくられているのかを知らずして熱中症にたどりつけないのではと思い設問しました。

 ところが、人体の熱の発生にたどり着くまでには、消化吸収からミトコンドリア、ATP、等々知るべきことが山ほどあることがみなさんの回答でわかりました。

 この一夏ではゴールに到達できそうにありませんが、初めの一歩は『消化吸収』だと感じましたので、そこから再出発します。これからもご援助をお願いします。

お礼日時:2019/08/14 10:06

人間は食物から運動エネルギーを得て、たんぱく質の合成、ホルモンの合成などをして余った運動エネルギーが熱になります。


この熱で、人間の酵素の活躍しやすい温度36度C近辺になっています。人間は恒温動物でないので、冬の寒い時は厚手の衣類を
身にまといます。夏は体温が上がり過ぎるので、命を懸けて海水浴やプール遊びをします。夏の体温が上がり過ぎた人を熱中症と呼びます。
その人は、酵素の活躍しやすい温度36度C以上になっているので、速やかに水風呂なりで温度36度C近辺まで体温を下げないといけません。
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エネルギー源は食物です。


炭水化物とタンパク質は1グラム4キロカロリー、脂肪は9キロカロリーです。
炭水化物はブドウ糖になりアセチルーCOAになりTCAサイクルで分解され水と二酸化炭素に酸化されます。分解の過程でATPができエネルギーとなります。タンパク質、脂肪もアセチルーCOAになりTCAサイクルへ。
http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/tca_c …
ATP
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%87 …

人体でエネルギーを使い熱を発生するのは筋肉が最大です。脳もエネルギー消費が多い器官です。発生した熱の約60%は体温維持のためです。
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”呼吸”という作用です 一般に”呼吸”って杯で空気を吸ったり吐いたりすることと思ってますが、生物学的には違います。


詳しくはネットで検索。
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単純に燃えている。

めらめら炎出てないだけ。なので、燃焼の三要素がないと死ぬ。
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https://www.terumo-taion.jp/health/temperature/0 …

ネットで検索したら詳しく説明しているサイトがあるので貼って置きます
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