電子書籍の厳選無料作品が豊富!

建築 スチレンペーパーの繊維方向の見分け方

スチレンペーパーには手で切ると明らかに切りやすい方向と切りにくい方向があります。これはスチレンペーパーに繊維方向があるということだと思うのですが、これをスチレンペーパーを見るだけで判断する方法はあるのでしょうか?
例えば市販のスチレンペーパーの長手方向は必ず繊維方向となるようカットされている等です。
それとも一度ケント紙を剥がした上でどちらが曲がりやすいか(切りやすいか)で判断するしかないのでしょうか?

またスチレンペーパーについて調べてみたところ、
「スチレン樹脂を薄く伸ばし、表面処理を施した合成紙」とありました。スチレンペーパーは発泡スチロールみたいなものとてっきり思っていただけに驚きました。
化学が苦手でよくわからないのですが、紙といえば薄くてある程度硬さがある白いものというイメージなのに、空気を含んでいて厚みがあるスチレンペーパーが同じ紙とは思えません。
スチレンペーパーが紙と定義される理由(紙の定義は植物繊維を水で処理したものみたいに書かれていましたが、いつも見かける紙とスチレンペーパーの違いは植物繊維が厚いか薄いかの違いのみ?)
スチレンペーパーとはそもそもなんなのか等豆知識をご存知の方いらっしゃればついでに教えていただけると幸いです。

建築や科学に詳しい方、ぜひ教えてください。

A 回答 (2件)

スチレンペーパーには、紙が貼ってない物、片面だけに紙が貼ってある物、および


両面に紙が貼ってある物があります。

芯部は発泡ポリスチレンで、原料のポリスチレン樹脂に発泡剤を加えて押出機に
投入し圧縮、加熱、混合した溶融物を空気中に押出し、その際に圧が急激に低下
するので発泡剤がガス化膨張し、樹脂内に気泡が形成されます。冷えるとこれが
固化し固定されます。
下記のHPを参考にしてください。
https://www.jasfa.jp/psp/manufacturing-method.html

このHPの<PSPの断面図>では発泡状態は均質の様に見えます。
繊維の様な物はどこにも見られません。
発泡スチレンシート(PSP)は食品トレーに広く使われています。シートをホット
プレスし、トレーの大きさに打ち抜ききます。

紙はこの芯材の片面または両面にラミネートされます。

ここで注意する事は、上のHPの製造法の図から解る様に、押出される溶融樹脂には
流れ方向が発生し、金型(ノズル)を出た物も引取機で引っ張られます。その結果、
芯となる発泡樹脂の性質は、引張方向とそれに直角な方向では微妙に違ってきます。
その差が、例えば手で裂いた時に現れます。引張方向には裂け易く、それに直角な
方向には裂け難くなります。食品トレーで試して見てください。

<スチレンペーパーが紙と定義される理由>は、定義ではなく、紙の様に薄くて
巻く事ができるから慣用的にそう呼ばれているだけです。
紙が貼ってあってもなくても「スチレンペーパ」と呼ばれる時があります。
    • good
    • 2

手で千切ればいいだけやん



建築でスチレンペーパーなんか使いませんよ「建築模型」では、よく使いますが

>それとも一度ケント紙を剥がした上でどちらが曲がりやすいか(切りやすいか)で判断するしかないのでしょうか?

剥がす?
なにそれ?
スチレンペーパー単体で買ってくればいいのでは?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

建築模型という意味で話すべきでした。
またスチレンペーパーとスチレンボードをところどころ混同して話してしまっていたようです。

お礼日時:2019/09/13 22:31

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!