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木は’き’、石は’いし’、通常は訓読みで意味が通じるのに、鉄は音読みで意味が通じるようになったのはなぜですか。鉄の訓読みは’くろがね’ですが、’くろがね’と言う人はあまりいません。

A 回答 (6件)

金属は「かね」で済ませていたのが、金属の種別を気にするようになったので、金、銅、鉄、銀と言い分けるようになったのではないでしょうか。


かなものの漢字は「金物」ですが、goldのいみではないです。 かなぐの金具、かなとこの鉄床、
古事記 (金山の鐵を取りて=かなやまのまがねをとりて)と読んでいたようです。
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追加です。

日本史の中で「石器時代」「青銅器時代」「鉄器時代」と続きますから、鉄は相当古くから使われたようです。
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古くから利用されたからでしょう。

刀剣などに使われ、中世には「鉄砲」など使われました。
「てつ」と読まれたと思われる用例
  [日本国語大辞典]
*御堂関白記‐寛弘三年〔1006〕一〇月二一日「従公家、被渡種々物、絹二百疋・調布五百端・鉄三百・香木〈白五十、黒百五十〉、亥時渡成方家給」
*俳諧・類船集〔1676〕末「大伽藍の虹梁をとりくむは番匠の具にては及がたし鉄にあらでは作りがたし」
*浮世草子・好色一代男〔1682〕七・二「七所の大脇指、すこし反して、あい鮫を懸、鉄(テツ)の古鍔ちいさく、柄長く」

「きん」と読まれたと思われる用例
  [日本国語大辞典]

*十巻本和名類聚抄〔934頃〕三「金 爾雅云黄金曰〈徒党反〉其美者曰鏐〈力幽反〉即紫磨金也 説文云銑〈蘇典反 古加禰〉金之最有光沢也」
*日葡辞書〔1603~04〕「Qin (キン)。コガネ」

「ぎん」と読まれたと思われる用例
  [日本国語大辞典]
 
*続日本紀‐大宝三年〔703〕五月己亥「但阿提。飯高。牟漏三郡献銀也」
*十巻本和名類聚抄〔934頃〕三「銀 爾雅云白金曰銀〈珍反〉其美者曰鐐〈力凋力弔二反 之路加禰〉」
*正法眼蔵〔1231~53〕洗面「家宅の調度にも面桶あり、あるいは銀、あるいは鑞なり」
*黄表紙・高漫斉行脚日記〔1776〕中「花をならへば花は二のつぎにて、ぎんの花いけ宣徳のひろ口などでいけ」

 江戸時代には「金」「銀」「銅」は広く通貨として使われました。
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肉(にく)とか絵(え)とか菊(きく)とか全部音読みらしいですよ


訓読みが基準である必要はありません
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金属類鉱石類はそのまんまですね。

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金属は、日常生活にあまり出てきませんから。


こがね、しろがね、くろがね、あかがね などの呼び方よりも、
材料としての呼び方のほうが広まったんでしょう。(石も花崗岩とか方解石とか訓読みですよね)
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