No.1ベストアンサー
- 回答日時:
使うのは、解の公式というより、解と係数の関係かなあ。
(1)
x = α または β のとき、x^2 + 2x +3 = 0 より
x^3 + x^2 + 1 = (x^2 + 2x + 3)(x - 1) + (- x + 4) が成り立つ。
よって、(α^3 + α^2 + 1)(β^3 + β^2 + 1) = (- α + 1)(- β + 1)
= (1 - α)(1 - β). この式は、
(x - α)(x - β) すなわち x^2 + 2x + 3 に x = 1 を代入したものである。
答えは、1^2 + 2・1 + 3 = 6.
(2)
x = α または β または γ のとき、x^3 - x^2 - 4x - 1 = 0 より
x^2 + 1 = x^3 - 4x が成り立つ。よって、x + 1/x = x^2 - 4. よって、
(α + 1/α)(β + 1/β)(γ + 1/γ) = (α^2 - 4)(β^2 - 4)(γ^2 - 4)
= - (4 - α^2)(4 - β^2)(4 - γ^2)
= - (2 - α)(2 + α)(2 - β)(2 + β)(2 - γ)(2 + γ)
= (2 - α)(2 - β)(2 - γ)・(-2 - α)(-2 - β)(-2 - γ).
(2 - α)(2 - β)(2 - γ) は、
(x - α)(x - β)(x - γ) すなわち x^3 - x^2 - 4x - 1 に x = 2 を代入したもの。
(-2 - α)(-2 - β)(-2 - γ) は、x^3 - x^2 - 4x - 1 に x = -2 を代入したもの。
以上より、答えは (2^3 - 2^2 - 4・2 - 1)((-2)^3 - (-2)^2 - 4(-2) - 1) = 25.
No.2
- 回答日時:
(1)次数下げが工夫の1つです
(x³+x²+1)÷(x²+2x+3)=(x-1)あまり-x+4だから
割られる数=商x割る数+あまりに当てはめると
(x³+x²+1)=(x²+2x+3)(x-1)+(-x+4)・・・①
2次方程式の解がα、βだから
α²+2α+3=0
従って①にx=αを代入すると
(α³+α²+1)=(α²+2α+3)(α-1)+(-α+4)=0-α+4=-α+4 ←←←これでαの次数が下がりました
同様に
(β³+β²+1)=-β+4
よって(α³+α²+1)(β³+β²+1)=(-α+4)(-β+4)=αβ-4(α+β)+16
解と係数の関係から
α+β=-2
αβ=3
だから
(α³+α²+1)(β³+β²+1)=αβ-4(α+β)+16=3+8+16=25
No.3
- 回答日時:
sx²+tx+u=0の解がαとβだと。
その意味するところは、
sx²+tx+u=s(x-α)(x-β)
なのだけれど、これが理解できるでしょうか?
右辺を展開すると、
sx²+tx+u=sx²-s(α+β)x+sαβ
となり、すると、
t=s(α+β)、u=sαβ
が判るはずです。
これが解と係数との関係。
上記が解り難いなら、解の公式の2解をstuで表し、それについて、α+βとαβを具体的に計算してみると良いでしょう。
これが解っていると、まぁ最悪、解の公式を代入すれば良いし、極力解と係数との関係でそれを減らす方が良いよなぁ、と判ります。
解と係数との関係は、三次式でも同様のことが言えるので、
(x-α)(x-β)(x-γ)=x³-(α+β+γ)x²+(αβ+βγ+γα)x-αβγ=x³-(1)x²+(-4)x
-(1)
(α+β+γ)=1
(αβ+βγ+γα)=-4
αβγ=1
ここでひょっとすると、断りを入れておいた方が良いかも知れない。
α,β,γのうちの何れかが0である場合は、αβγ=0となるはずだが、αβγ=1≠0だし、従って、α,β,γの何れかが0となることも無い。と。
(1/αβγ)(α²+1)(β²+1)(γ²+1)
=(1/1)(α²+1)(β²+1)(γ²+1)
=(α²β²γ²)+(α²β²+β²γ²+γ²α²)+(α²+β²+γ²)+1
ここで、
α²β²γ²=(αβγ)²=1
(α²β²+β²γ²+γ²α²)=(αβ+βγ+γα)²-αβ(βγ+γα)-βγ(αβ+γα)-γα(αβ+βγ)
=(αβ+βγ+γα)²-αβγ(β+α)-αβγ(β+γ)-αβγ(α+γ)
=(αβ+βγ+γα)²-αβγ(β+α+β+γ+α+γ)
=(αβ+βγ+γα)²-2αβγ(α+β+γ)
=~~
(何となく計算してみた。力業。何とかなるでしょ、たぶんって。)
α²+β²+γ²=(α+β+γ)²-α(β+γ)-β(α+γ)-γ(α+β)
=(α+β+γ)²-(αβ+γα+αβ+βγ+γα+βγ)
=(α+β+γ)²-2(αβ+βγ+γα)
=~~
(これも。)
すると、
(α²β²γ²)+(α²β²+β²γ²+γ²α²)+(α²+β²+γ²)+1
=~~
もうちょっと楽な計算方法があるかもね。
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