
A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
> この合金は近年に制作されたものでしょうか。
?? この分析データだけでは、判定は難しいのと違いますか。
> 博物館では古代にはアルミや亜鉛は使われていないとのことでしたが、
?? 古代の意味が不明ですが、次のような一文もあります。 ということは、シリコンや亜鉛が検出されても、5世紀頃のモノではないとは言い切れないのと違いますか。
https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT- …
481年に北魏孝文帝が造営した河北省定州塔の舎利石函から出土したサーサーン銀貨41枚をふくむ金・銀・銅・ガラス製品など200点あまりの文物を調査した。①インド・ガンダーラと中国とで品目を比較し、舎利の埋納儀礼を相互に検討した。②銅器の蛍光X線分析をおこない、仏教経典にいう「鍮石」にあたる銅・亜鉛合金の黄銅製品を発見し、佐波理に相当する響銅の銅碗・匙を発見し、仏教の東伝にともなってそうした技術が中国に伝わったことを明らかにした。③ガラス製品を蛍光X線分析し、それが宙吹き技法によること、西アジアに由来する材質であることなどを明らかにした。そのうえで『魏書』西域伝の大月氏国条にみえるガラス制作技術の記事と照らしあわせて検討した。
?? また3世紀頃にもアルミが使われていたという報告も、下記のP5/7にはあります。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/materia1962 …
> 中国の5世紀(北魏金銅仏)の成分を定量分析しました。 分析結果は、主要成分は銅66.857, 亜鉛8.377, 錫0.738, 鉛0.606, 鉄2.066, シリコン11.207, 塩素8.167、硫黄0.737、カリウム0.963、でした。
?? 金銅にしては錫が少な過ぎはしませんか。 シリコンと塩素を除外すると、黄銅:真鍮=90:10となります。 下記のP4/18にある赤銅合子の塔頂の黄銅は銅:亜鉛≒90:10で、似ている気もします。 北魏金銅仏のどの部分の検査をしたのかがわかりませんが、調べたのは、金銅ではなく黄銅ということはないでしょうか。 塩素は塩化していたのかもしれないし、ケイ素はガラス成分なのか、鍮石に含まれていたモノかもしれない感じがします。
http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Bulletin/Pdf …
?? どのみち、こういうサイトでまともな回答を得るのは、期待できないでしょう。
No.2
- 回答日時:
黄銅は唐時代には装飾用に広く使われていたようです。
http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Bulletin/Pdf …
このHPで興味のある点は、75頁に<中国では四世紀頃より「鍮石(=真鍮)」に
関する記載があり、・・・>と記述されている事です。出典は示されていませんが、
これを信ずると魏の時代には既に知られていたことに成ります。
合金成分が謎で、シリコン11.207, 塩素8.167は唐時代の真鍮組成には見られません。
黄銅紛を金銅仏に添着させる際の接着剤的な物の残物と云う可能性はありませんか?
これを解くのがキーの様な感じがします。
現在はシリコン入りの真鍮も有りますが、含有量は2~3%止まりで、塩素は
ほぼゼロです。近年に偽造されたとしても、何の為にシリコンと塩素?と云う疑問が
残ります。
No.1
- 回答日時:
ちょこっと調べただけですが、真鍮(銅+亜鉛)の利用はギリシア・ローマ時代から見られるようです。
5世紀の中国で使われなかったとは言い切れないと思います。時代が下りますが日本でも12世紀には使われているようです。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2104C_R20 …
広く使われだしたのが近年(350年くらい前)というだけのようです。
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