物理学の法則的に、初期状態があったらその後の動きが完全に決まるなら、私たちの人生や今後の人類の行く末

物理学の法則的に、初期状態があったらその後の動きが完全に決まるなら、私たちの人生や今後の人類の行く末は、既に確定していると言えるということなのでしょうか？？

No.10 ベストアンサー 回答者： yhr2 回答日時： 2019/11/30 15:23

No.2 です。

「お礼」に書かれたことについて。

＞量子力学的には完全に予測はできないということなのでしょうか。。？

はい。量子力学はそういう仮説です。
有名な「シュレディンガーの猫」というパラドックスがありますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5 …
https://atarimae.biz/archives/6734

また、量子力学を認めなかったアインシュタインは「神はサイコロを振らない」と揶揄しましたね。アインシュタインは決定論者だったのでしょう。

#2 に書いた「ラプラスの悪魔」は、現時点での「すべて」の物質の「位置」と「運動量」が分かれば未来は決定論的に予測できるというものなので、それはそれで「間違いはない」ということかと思います。
量子力学が言っているのは、それを「すべて、精密に観測して知ることはできない」（いわゆる不確定性原理）ということで、本質論的な話です。

また、仮に「決定論者」であっても、「人間がすべてを知るのは現実的には不可能」という経験論・現実論で「無理でしょう」といっているわけです。知るべき対象が「ほぼ無限大」ということですから。

ただ、ヨーロッパのキリスト教や一神教の社会では「この世をお創りになった神にはそれが分かっているはずだ」ということで、「人には分からないが、神には分かっている」という信念でそういう「決定論」を持ち出しているのだと思います。
量子力学は「それは神にも分からない」と言っているわけで、量子力学を認めない、あるいは「別の解釈をすべき」と考える科学者も多いのです。
半分「哲学」の領域です。

この回答へのお礼

量子のレベルでは完全に観測ができず初期値がわからないので、マクロな視点ではおおまかな予測ができるけど、量子ほどの詳細なレベルでは予測できない、という感じでしょうか？
詳しくありがとうございます！

お礼日時：2019/11/30 23:40

No.13 回答者： tanzou2 回答日時： 2019/12/01 13:51

そういうことです。

ただ、この考えは、仮説と言えるほどの
ものではありません。

哲学みたいなものです。

物理学というのは、そういうことを理想というか
理念を前提にした学問だ、と言えそうです。

この回答へのお礼

現実世界で決定論的に予測ができるパターンを集めたのが物理学という感じでしょうか？

お礼日時：2019/12/01 20:44

No.12 回答者： konjii 回答日時： 2019/12/01 08:19

多体問題

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E4%BD%93 …
バタフライ効果 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%BF …
の両方です。

この回答へのお礼

みてみます！

お礼日時：2019/12/01 09:54

No.11 回答者： konjii 回答日時： 2019/11/30 15:51

私たちの人生や今後の人類の行く末は、予測できないとポアンカレが数学で証明してしまいました。

この回答へのお礼

調べたらバタフライ効果というやつでしょうか。。

お礼日時：2019/11/30 23:46

No.9 回答者： tohoho2 回答日時： 2019/11/30 14:56

昔、

https://oshiete.goo.ne.jp/qa/3209255.html

のがあった。

この回答へのお礼

ありがとうございます！

お礼日時：2019/12/03 19:15

No.8 回答者： Tacosan 回答日時： 2019/11/29 23:26

決定論的な世界を想定するなら「初期状態」が存在する以上「確定している」ということになるでしょうね.

「だからどうした」といわれると非常に困りそうですが.

この回答へのお礼

人類に実際に予測する術がなさそうなので、私たちの生活にはあまりもんだいなさそうですね。

お礼日時：2019/11/30 12:53

No.7 回答者： GOMΛFU 回答日時： 2019/11/29 20:19

物理学ではそうですが、生物学には突然変異などの不確定要素が多数含まれます。

この回答へのお礼

学問によって答えは変わりそうですね、、

お礼日時：2019/11/30 12:51

No.6 回答者： han-ka-2 回答日時： 2019/11/29 17:18

こういうことですか？

例えば経済状態 u(t) が

L u = f, t>0, u(0)=u_0

なんだから・・・ということ？ L は作用素。微分作用素
かもしれないし積分作用素かもしれない。学部の基礎科目
の範囲なら u_0 が与えられれば u(t) は唯一解を持つとか？
ですか？

でもね，外乱 f(t) も予測できないし，人為的に変更可能。
また L の中にあるパラメータ（何個あるかは知らんけど）
も時間の関数だろうし，人為的に変更可能だとしたら？

この回答へのお礼

たしかに、どこまでを観測対象とするか、観測側(外部側)とするかで、コントロール可能かどうかの答えは変わってくるきがします！

お礼日時：2019/11/30 12:45

No.5 回答者： EZWAY 回答日時： 2019/11/29 16:48

そうなりますね。

たとえば、我々の意志の力で、物理の法則に反する事ができるとか、心というのは物質とは無関係に存在するというのであれば、そうならない可能性もあります。しかし、我々の脳の作用ですら、外部の刺激に対して反応した結果に過ぎません。我々が心とか意志とかで原子や分子を動かす事ができるというのであれば話は別ですが、それができるようには思えません、

この回答へのお礼

そう考えるのが一番しっくりくるきがします

お礼日時：2019/11/30 12:37

No.4 回答者： masterkoto 回答日時： 2019/11/29 16:39

その通りでしょうね

人生で言えば　それを「宿命」と言います
最大でも何歳まで生きられるとかそういうことは既に決まっているのです
もっと言えば、どの親の元にどの性別でいつ生まれる　なんていうのも決まっていると言えます

しかし、多少は冗長性があるようです。
これは、心がけ次第で（選択次第で）変化する部分で、人生では「運命」と呼ばれます。
例えば、怒らなくてもいいことをやたら怒って病気を誘発し、健康不安を抱えながら90まで生きるのと、
怒らなくては良いところでは、怒らず平静にすごし、結果余計な病気を得ることも無く健康的に９０まで生きられた　
というように、心がけの違いが生活状態の違いとなって現れることが想像されますが
このような冗長性の部分を運命と呼びます。

ただ、哲学的には、この選択は自分で行っているように見えて外的環境がさせていると考えかたもあります。
つまり、自分で（自分の自由意思で）決めたと思えるような選択も、実は他の（大きな力）によって選択させられたというのです。
この考え方が真理だとすれば、あるひとが生まれてから死ぬまでにすることは
この宇宙が誕生した時点で既に決まっている　ということになるのかもしれません。
人智を超えた法則が支配していると言えるのかも。

この回答へのお礼

人智を越えた法則が支配してるのかもしれない、なるほどですね。。

お礼日時：2019/11/30 12:48