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給料の査定や役職アップを年功序列式にする企業側のメリットとデメリットを教えて下さい。

A 回答 (4件)

年功序列は、いわゆる「日本的経営」の根幹をなした制度で、また「成果主義(実力主義)」と対比されるケースも多いです。



日本的経営の最大の特色は「終身雇用」で、その実現に最大級に寄与したものの一つが、年功序列と言う制度と言う関係です。
従い、最も簡単に言えば、メリットは優秀な人材が定着することであり、デメリットは無能な人材も、雇用し続けねばならないと言うところかな?

先輩を追い越して出世・・なんて言う可能性は極めて低いですが。
大過なく勤務し続ければ、給与などの待遇面で、少なくとも悪化する可能性は極めて低いと言う保証もあった訳です。
また、課長,係長くらいまでは、ほぼ横並びですが、成果を上げれば、部長など上級管理職や役員への登用と言うあたりで差が生じます。

その結果、終身雇用が割と順調に機能していた時代は、日本の企業は、組織力やミドルマネジメントが強いと言われてましたね。
終身雇用ですから、上司と部下などの人間関係が密で連携も出来ていたので、たとえば部長が不在でも、課長が部長の業務をこなすことなどが可能だし。
仕事が出来ない人でも、万年課長,万年係長くらいにはなるケースが多く、そのランクの仕事のプロも、ゴロゴゴいます。

デメリットは、親分子分の関係などから派閥が出来たり。
上述の「万年」で、中間ランクに滞留者が増加したら、効率は高くない割に、人件費が高騰しちゃうことや。
抜擢などがやりにくい仕組みなので、どうしても上層部は高齢化しちゃったり、「出る杭は打たれる」みたいな現象も。

すなわち、不出来な人とかソコソコ出来る人には良い部分も多いのですが。
突出して出来る人などにとっては、それなりの権限を掌握して実力を発揮できる時期が遅かったり短かったりするので、物足りないとか、やりにくい部分はあろうかと思います。

言い換えれば、安定的な組織作りや運営は出来ますが、代謝が悪く、改革や変革などには不向きです。
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メリット



会社に対する忠誠心が強くなり、
家族のように一致団結しやすくなる。
日本企業の最大の強みです。

定年までいるのだから、生涯経費が計算
しやすくなり、賃金の額も決めやすくなる。

ベテラン労働者を確保しやすくなる。




デメリット

無能な管理者が多くなりがち。

新しいことを積極的にやる、という
元気に欠けるようになる。
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メリットは、


社員が不満に感じていても、全体として何となく収まりが良い。波風が立ちにくく反対意見が出にくい。

デメリットは、
組織に刺激がなく活性化しない。次代を担う若手の育成が出来ない。優秀な若手が退職するリスクがある。
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人事査定に、金と時間を使わなくて済む。

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