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ドリアングレイで小説に書かれているものと、映画でやっているものの相違点などありますか?

質問者からの補足コメント

  • 小説ではこう描かれているが、映画ではこう描かれているなどありますか?

      補足日時:2020/01/26 20:09

A 回答 (1件)

たたー20 様 (大変、長文ですみません。

宜しければお読み下さい)

「ドリアングレイの肖像」は、原作では、現実と異次元の世界が
交差して...読者は、いつの間にか・・幻想的な世界に 引き込まれて
行く感覚を、味わえる。

映画化された 「ドリアングレイの肖像」では、当時 美男俳優として
名を馳せていた、オーストリアの俳優 ヘルムート・ベルガーが主役を務めた。
 ストーリーは、原作に ほぼ忠実に 展開していく。
悪魔に・・・永遠の若さと引き換えに、魂を売ってしまった青年ドリアンは
最高の幸福を手にした。
 しかし...その代償として…「肖像画の中の自分」は...日に日に変貌を
遂げて行く。 老いさらばえ、醜く崩れて行く 肖像画の中の自分の姿!

現実と幻想の世界が交差し、次第に..自分の生きている世界が一体
どちらなのか 理解できないようになって行く。

いつまでも 不老不死で、美しい姿のままの自分が 本物なのか。
はたまた 絵の中の 醜い老人が・・現実か幻想か・・・?

※この結末のシーンで、原作と映画の間には、大きな表現の違いがある事は
 否めない。
 読者が、幻想として捉えるか..。悲惨でグロテスクな、悲しい結末、と捉えるか…。
 小説を読み、映画を観た人のみに、疑問を投げかけて来る 不思議な作品ではある。
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