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「してあげる」と「してやる」との違いは何でしょうか?「聞いてあげる」とか言うけど、「聞いてやる」とか使えるでしょうか?

A 回答 (9件)

「~してやる」は、立場的に優位な人が言う言い方で、少し高圧的になるね

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〜やるは、少し乱暴な表現です。

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「やる」は反敬語で、相手に対する侮蔑的な表現です。



「しょうがないから、聞いてやる。」のように使用します。

「へまをしやがって。」の「やがる」、「あの男は全くいやなやつだ。」の「やつ」などと同じです。

「やつ」は代名詞になると、「いつ」になり、「こいつ」「あいつ」のようになります。■
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本来は「~あげる」は謙譲語で、目上、年上の人に対して使い、


「~やる」は目下、年下の人に使う言葉。
明治、大正、昭和の中頃までに生まれた人は使い分けができていましたが、
最近では「~あげる」を美化語として、
本来は使わない場合でも使うようになってきています。

父の肩をもんであげた。
子供に小遣いをやる。

最近の例
ペットに餌をあげる。本来は「餌をやる」
花に水をあげる。本来は「水をやる」
(料理の作り方)たれを入れたら、よく揉んで、味をなじませてあげます。
本来なら、ものに対しては使わない。
「味をなじませます」が正しい言い方。
https://www.lang.nagoya-u.ac.jp/nichigen/menu7_f …
http://www.kamigaki.jp/blog/2009/02/18/vol-994/
https://www.tomojuku.com/blog/jujumono/2-2/
https://ameblo.jp/brightkanon/entry-12206776385. …
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いずれも補助動詞的な使い方になっています。

本来はものが人から人へ動く意味の本動詞ですが、他の動詞+て+やる/あげる、という形で相手への敬意・親しみや、「やる」の場合は逆に相手をぞんざいに思う気持を表現する場合も使われます。

軽蔑する相手や敬意を持てない相手の場合は「○○してやる」は多くの実例がありますね。
「聞きたくはないがしかたがない、聞いてやるから、話してみろ」
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1.「してあげる」



「あげる」は相手に対して恩恵を与えることを意味する補助動詞。
「聞いてあげる」→「聞くことによって、あなたの役に立ちたい」という意味。

2.「してやる」

「やる」は、目下に対して恩着せがましく恩恵を与えることを意味する補助動詞。
「聞いてやる」→「いやだけど、仕方ないからあなたの言うことを聞く」という意味。
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本来は、丁寧表現と粗雑な表現の違いです。


仲間うちであえて丁寧な表現するまでもなく簡単かつ素早く意思疎通可能ならばラフな表現でも十分です。
そのうえで、丁寧表現すべき相手、ラフな表現で十分、という人間関係に付随して、色々な感情が付帯するだけでは?。
地方では、現在でも、物を他人にあげる・・・平然として「やる」で表現しているのを聞いたことがあります、一瞬はびっくりしましたが、その地ではそれがごく普通なんです。
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No.4です。



No.4では基本の「あげる」と「やる」について書きましたが、
「~てあげる「~てやる」について書くと、
話し手がどういう相手にどう言うかによって、
受ける印象や意味合いが変わってきます。

いろいろなシチュエーションがあるのと、
人によって受け取り方がちがうので、
どちらも使い方の難しいフレーズです。

「~てあげる」はもともとは敬意をこめた言い方ですが、
最近では恩着せがましい、上から目線と受け取る人がいます。
http://nekoyogurt.com/blog/japanese-siteageru-85 …
https://tap-biz.jp/business/honorific/1040414

「~てやる」ですが、
「話を聞いてやる」のような形で誰かに言うのは
通常、男性だけで、女性はこの言い方はしません。
本当は嫌だけど、という含みがあり、
恩着せがましい言い方です。

感情的なって「殺してやる!」だったら女性でも使います。

また、依頼として、母親が子供に
「X君、これを庭にいる弟に渡してやって」と言う場合は
なんの問題もありません。
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授受動詞の三つの基本形は「やる」「もらう」「くれる」です。

これらは「補助動詞」としても使われます。この三つを敬語にすると。
「やる」→「あげる」→「差し上げる」
「くれる」→「くださる」
「もらう」→「いただく」
 このうちの「あげる」だけ余分にあったのですが、随分昔になりますが、戦後(太平洋戦争の後)「あげる」が丁寧語として使われるようになりました。人だけでなく、犬や植木にまで「餌をあげる」「水をあげる」のように使われ出しました。もともとこれらは物品だけで無く精神的な恩恵をも含んでいましたが、「やる(あげる)」「もらう」は発言者の動作です。これに対して「くれる」は(発言者からみれば)他人の動作です。
しかし、「やる(あげる)」と言われる立場からすると、「恵んでやる(あげる)」のように感じることがあります。相手との人間関係にもよりますが、金や物資が無かった時代を知る人なら、文句を言わず受け取るでしょうが、今のように有り余っている人はそう感じるのでしょう。「差し上げる」だったら、ありがとうと受け取るかも。
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