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年を取っているからという理由で博士を敬遠する企業って何なんでしょうかね?
・年上が部下になるのが嫌い
←年齢関係なく立場が決まるのは先進世界ではどんどん浸透している。
全く関係のない異業種から来て1年目の人が年齢によってその業種で既に5年働いている人よりも上のポストについたら、そちらの方が問題だと思うが
・高い初任給(といっても、学士の初任給もいまやクソみたいなものだから、それに+αした程度の博士の初任給も雀の涙程度)をあげたくない
←上述のように、雀の涙程度の差であることが殆ど

質問者からの補足コメント

  • >旧帝大に合格した18歳をすぐに

    それは流石に冗談でしょうね。
    高校程度の知識でどうにかなる訳ありませんし、なったらそれは技術者というよりも職人でしょう。

    >本人がやはり研究職を好むのも理由のひとつです

    それはわかりますね。
    僕の父も博士後期までやって今は(文科省管轄の)研究所の教授ですが、「民間は奴隷社会」、「民間就職せずに済んで本当に良かった」、「民間企業は人を潰す」と、民間を激しく毛嫌いしています(とは言いつつ、本人も年がら年中土日も無くずっと研究していますが、本人曰く、「好きなことだから良い、望んだ部署に配属されずに奴隷労働させられる民間とは違う」らしいです。)。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/02/28 15:20

A 回答 (7件)

若いうちから育てたいってだけかと。

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歳を取っているというのは、それですべてが台無しになるわけではありませんが、採用側としてはマイナス要素であることは間違いありません。



同じポテンシャルであれば、若い応募者を採用したくなるのは当然です。

博士が就活で苦労するとしたら、
「その博士号が役に立たない就職をしようとしている(つまり無駄に歳食ってるだけ)」
「若い応募者との年齢差を埋めるほどの魅力がない」
のどちらかもしくは両方が理由ではないでしょうか。
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ご質問には回答できそうもありません。

年齢は単なる言い訳だと想像します。ですので,僕らのまわりの現状をご披露しておきます。
 工学系での話です。学部の4年で卒業した学生は,採用後に数年のOJTを経ないと役に立ちません。それは企業もわかっています。では大学院修士卒ではどうかというと,同じです。大学の勉強は,即戦力になる知識・知恵ではなく,現場の問題解決のときに役立つかもしれない貴重な知識・知恵ですから,通常業務ですぐに使えるものではありません。それは大学の教員もわかっています。そして修士卒には大企業なら,学部卒に対してマックス2年くらいの初任給のプラスがある程度です。だって,採用したあとのOJTの手間は一緒ですから。30年以上前の民間企業のリクルータが我々大学教員に(多分冗談半分でしょうが)言っていたのは,旧帝大に合格した18歳をすぐに,つまり4年間遊ばせずに採用して鍛え上げたいのが本音だとおっしゃってました。他のご回答にもありますが,若い柔らかい脳みそを自分達で現場で経験を覚えさせたいというものです。ただ,もちろん,基礎的な知識・知恵無しで現場に出ても,理解度は下がることは,企業も知っていますから,大学の4年間の遊びを今は容認しています。
 さて,博士号。僕が尊敬する教授があるとき教授会で示した図が面白いのですが,横軸に学問の知識・知恵の幅を,縦軸にその理解度と応用力をとって,学部卒・修士卒・博士号と3本のグラフを描いてくれたのが説得力がありました。学部卒は,ホワイトノイズとは言いませんが,ほぼ平坦な分布で,ところどころ得意分野のところにピークがいくつかある。修士になると,そのピークの数が減って,その代わり高くなる。博士号は,非常に高いピークが一つか二つになる。この図を民間企業のリクルータから見たら,やはり学部卒を採用したいと思うのではないでしょうか。僕が勤めていた大学の課程博士は民間には滅多に就職しません。求人が無い(あからさまに博士は要らないとリクルータがおっしゃいます)こともありますが,本人がやはり研究職を好むのも理由のひとつです。民間会社の方が社会人入学して博士号を取得するというのはたくさんあります。順番が逆なんですね。現場の問題解決を若干普遍化させて設計手法の提案のようなものに発展させたもので博士号を取得するわけです。
この回答への補足あり
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博士号取得者の採用を敬遠するのには幾つかの理由があります。

ひとつはあまりにも専門分野に深く入り込んでいるため、(社会経験を積んだ同じ年齢の学卒や院卒に比べて)視野が狭く、頭も固くなって融通が利かなくなっている心配があることです。

企業は利潤追求するわけですから、博士号取得者の希望に合わせて仕事を与えるわけにはいかず、企業が求める仕事に合わせて博士号取得者に働いてもらう必要があり、ここに大きなミスマッチがあります。

博士号取得者が企業に入って運よく研究職に就けても、研究の成果が事業化につながるのはせいぜい5%ですから、もっと商売になる目先の仕事をしてくれ、というのが大半の経営者の考えだと思いますよ。

結局、博士号取得者には仕事を与えにくく、使いにくいんですよ。

> 年齢関係なく立場が決まるのは先進世界ではどんどん浸透している。
日本はまだまだウェットな社会ですから、そういう合理的な理屈はまだ浸透していません。そうなるのは何年も先でしょう。

> 「民間は奴隷社会」、「民間就職せずに済んで本当に良かった」、「民間企業は人を潰す」
仕事を自分に合わせるのではなく、自分を仕事に合わせないと民間の会社では勤まりません。自分の興味や関心で自分の研究に没頭できる研究者は、それは無理かも知れません。
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> 博士を敬遠する企業って何なんでしょうかね?



割と普通のことだよ。

そもそも一流企業で博士号を持ってる人など、そんなに珍しくなくて。
なぜなら、企業が見どころがある人物に白羽の矢を立てて、大学に派遣し、博士号を取得させるから。
旧帝大卒レベルのマスターはゴロゴロいるので、人選に困ることもない。

すなわち、企業が博士号を必要とするならば、こちらの方が「高確率で仕事が出来る博士」を雇えるし。
このパターンでも、大学や教授との関係性の構築は可能。

一方、大学,大学院を経て博士号を取得した人は、何かと面倒,厄介で。
大学や教授との関係上、あまり変な待遇も出来ず、配属先も研究所などに限定的。
「博士号=仕事が出来る」と言う保証ではないし、どちらかと言えば、世間知らずとか変人も多く。
「思ったより仕事が出来ない」と言うケースも珍しくない。

それでもやはり、簡単に異動などをさせられないし、受け入れ先もない・・。
親しい教授などから頼まれて、しぶしぶ博士を「お預かり」する様なケースも多いけど。
その結果、やっぱり企業には向いていないと言う結論で、大学などに活路を求める博士も少なくないし。
成功パターンでも、ヘッドハンティングで、他社に行っちゃうこともあれば。
ゴールは研究所長あたりで、経営などには、全く無頓着だったりもする。

さて、あなたが博士を必要とする企業の経営者として。
・企業が人選した人物を大学に派遣して博士号を取得させるか?
・大学院で博士号を取得した人物を雇うか?
どちらをメインに選ぶ?
どちらがリスクが低い?
考えるまでもない。

もっとも研究開発の世界は、「千3つ」などとも言われてて。
すなわち、千の研究をして、3つの当たりがあればOKで、一つの成果も出せないまま、会社生活を終える博士社員もいらっしゃるし。
その後に芽が出たり、花が咲くこともある。

とは言え近年の日本企業は、そう言う基礎研究には、余り力を入れていないのも事実だし。
2期4年くらいの任期で成果を求められる大企業経営者に、10年後,20年後を見据えた成果に注力せよと言うのも、難しい。
その結果、優秀な博士が世界に流出しちゃうのも問題なんだけど・・まあ、それは別の話。
博士課程において、よほど企業が必要とする研究成果でもがなければ、企業としては「出来れば敬遠したい」がホンネだろうね。
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まあ、博士を敬遠する企業は仕方ないですよね。


そういう企業なんですから。

最近は。若干変わってきました。
大学院生特に修士が増え、修士の能力にばらつきが出てきたというのです。
一方、博士は大学や独立行政法人の研究職などの採用が限られているので、民間希望の院生もおり、
メーカーもこちらの人材を取るところも出てきたというのです。
何らかの分野で博士まで取った人で柔軟な考え方ができれば、分野を変えても能力を発揮できるというのです。
このような就職は今後増えてくると思います。
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適材適所ではないから、ですヨ。

学問分野で先端的な研究を行って優秀な論文を書いている。そのような素晴らしい才能に対せて相応の処遇で迎える経済的余力ないから申し訳ない、そのように判断します、私は・・
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